【 夕食の量と咀嚼(そしゃく) 】
「納豆がダイエットに効果がある」と放送されるとスーパーやデパートの
店頭から納豆がなくなってしまうほど、痩せることに感心のある人が多い
証拠でもあります。
“食べて痩せる”と言う一見矛盾なようなことを摩訶不思議な
食材のように思わせ、視聴者を愚弄している。
いくら健康に良いとはいえ、食べれば当然カロリーの摂取量も増え、
そんなことではたして本当に痩せるだろうか?
痩せるためにはポイントはただ一つ、摂取カロリーを落とすか、
運動や労働をしてカロリー消費することです。
しかし、摂取カロリーを落とし、食べ物の量を少なくすると、
脳が満足しないので卑しく、
今まで以上に食べ物に対する執着心が強くなり、
肥る体質になってしまう。
摂取カロリーを落として(少食)で満足して食事が終える秘訣は、
よく噛んで(咀嚼-そしゃく)ゆっくり食事をすることです。
「早食いは太る」と昔からよくいわれてきましたが、
ゆっくりよく噛んで食べることで唾液が十分分泌され、
肥満防止、生活習慣病予防にも役立ちます。
また、中國に『早上吃好 中午吃飽 晩上吃少 不吃更好』という
諺がありますが、特に夕食が過食気味の日本人には、
この諺のように“夕食は少ないか、もしくは食べない方がよい”
のかも知れません。
昼間は交感神経が優位に働き、食べ物をエネルギーをして消費して
しまいますが、夜はエネルギーを溜め込んでしまいます。
ゆっくりよく噛んで、夕食を控えることがダイエットのためにも、
健康のためにもには最良の方法である思う。
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