「はやぶさ2」プロジェクトの成功に日本が話題沸騰しています。
その影には、多くの関係者らの努力や忍耐、そして血と汗と涙があっての成功であることを私達は忘れてはなりません。
過去にはH2ロケットの開発時には爆発事故で技術者らが死傷する事故も発生しました。
また、H2ロケットも完成後、打ち上げ失敗等の重大なトラブルも乗り越えて来ました。
それらの難関や教訓を得たからこそ、「はやぶさ2」プロジェクトが成功したのです!!
12月7日17時25分に産経新聞 THE SANKEI NEWSが「はやぶさ2、カプセルからガス回収 試料採取は成功か」の題で「はやぶさ2」の特集項目にて、次のように伝えました。
『宇宙航空研究開発機構(JAXA)は7日、探査機「はやぶさ2」がオーストラリア南部の砂漠に着陸させた小惑星リュウグウの試料が入ったとみられるカプセルから、ガスを回収したと発表した。岩石の破片などの試料から生じた可能性があり、リュウグウでの試料採取が成功した公算が大きくなった。
JAXAの現地チームが日本時間7日午前、カプセルに針状の装置を刺して回収した。簡易分析を行ったが、ガスの量や成分は明らかにしていない。岩石の破片などが入っているかどうかも公表していない。
リュウグウは約46億年前に太陽系が誕生した頃、惑星に成長できなかった小天体の残骸で、生命をつくる材料である有機物や水を多く含むとみられる。有機物はガスを発生させるため、生命の成り立ちの解明につながる有機物が採取できた可能性も高まった。
カプセルは7日夜、チャーター機でオーストラリアを出発、8日に相模原市のJAXA宇宙科学研究所に到着する。その後は地球の大気に触れない厳重な密閉装置内で開封し、試料の有無を確認。入っていれば現地で採取したガスとともに詳細な分析を行う。』
サンプルの分析結果等に期待したいですね!!
一方、同日18時50分に同メディアが「はやぶさ2カプセル帰還に沸く日本企業 日の丸技術で成功を下支え」の題で次のように解説しています。
『再突入カプセルの帰還成功には、はやぶさ2のプロジェクトに参画する日本企業も沸いている。探査機やカプセルの開発・製造にはNECなど多くの日本企業がたずさわり、困難なミッションを日の丸技術で支えた。各社はプロジェクトで得られた知見を自社の事業展開に役立てたい考えだ。
はやぶさ2の開発・製造には200~300社が参画しており、多くは日本企業とみられる。プロジェクトは宇宙航空研究開発機構(JAXA)の主導で行われたが、探査機本体やイオンエンジンを含む主要機器はNECが開発・製造し、運用面の技術支援も担った。イオンエンジンは推進剤を供給する装置の配置などを工夫し、初号機よりも推進力が25%も向上した。
カプセルの主要部品であるヒートシールドを手掛けたのはIHI子会社のIHIエアロスペース(東京都江東区)だ。毎秒12キロメートルで大気圏に突入するカプセルの表面温度は3千度に達するが、ヒートシールドの表面素材を溶かしながらガス化させることで、内部の温度を50度以下に抑えた。
はやぶさ2に参画した企業は次の展開も見据える。
NECは4月にベトナム政府から初の海外向けとなる人工衛星を受注。衛星はIHIエアロスペースが次世代小型ロケット「イプシロンS」で令和5年に打ち上げる予定だ。IHIは火星探査機用の低燃費エンジンも開発中で、両社とも今回の成功を事業拡大の弾みにしたいと話す。
はやぶさ2を搭載したH2Aロケットの製造と打ち上げや、姿勢制御に使うスラスターの開発を担った三菱重工業は3年度に新型となる「H3ロケット」の打ち上げを控えている。スラスターの開発責任者を務める金子敬郎主席技師は「今回の成果は技術者の自信となっただけでなく、当社の宇宙事業全体を活気づける」と期待する。
民間企業による宇宙ビジネス参入が相次ぐ中、はやぶさ2は技術力を養う上で格好の舞台だ。NEC側の統括役を務める大島武プロジェクトマネージャは「若いメンバーもたくましく育ち、快挙につながった」と技術者の成長を喜ぶ。(井田通人)』
筆者も製造業の経験が長い故、これらの気持ちが実感として理解出来ます!!
実に、実に嬉しい事です!!
「はやぶさ2」プロジェクトの成功は多くの企業や技術者らの多くの努力の賜物、日本の未来は明るい!!
12月6日、回収された「はやぶさ2」のカプセル
オーストラリア南部のウーメラ近くにて撮影
出典:JAXA HP・ツイッター
ISSより撮影された、オーストラリア南部のウーメラ付近
出典:12月7日にISSに乗り込んでいる宇宙飛行士の野口聡一さん自身のツイッター投稿画像
『#はやぶさ2 カプセルが降りてきたのはこんな景色。#オーストラリア ウーメラ付近。 #Australia』
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その影には、多くの関係者らの努力や忍耐、そして血と汗と涙があっての成功であることを私達は忘れてはなりません。
過去にはH2ロケットの開発時には爆発事故で技術者らが死傷する事故も発生しました。
また、H2ロケットも完成後、打ち上げ失敗等の重大なトラブルも乗り越えて来ました。
それらの難関や教訓を得たからこそ、「はやぶさ2」プロジェクトが成功したのです!!
12月7日17時25分に産経新聞 THE SANKEI NEWSが「はやぶさ2、カプセルからガス回収 試料採取は成功か」の題で「はやぶさ2」の特集項目にて、次のように伝えました。
『宇宙航空研究開発機構(JAXA)は7日、探査機「はやぶさ2」がオーストラリア南部の砂漠に着陸させた小惑星リュウグウの試料が入ったとみられるカプセルから、ガスを回収したと発表した。岩石の破片などの試料から生じた可能性があり、リュウグウでの試料採取が成功した公算が大きくなった。
JAXAの現地チームが日本時間7日午前、カプセルに針状の装置を刺して回収した。簡易分析を行ったが、ガスの量や成分は明らかにしていない。岩石の破片などが入っているかどうかも公表していない。
リュウグウは約46億年前に太陽系が誕生した頃、惑星に成長できなかった小天体の残骸で、生命をつくる材料である有機物や水を多く含むとみられる。有機物はガスを発生させるため、生命の成り立ちの解明につながる有機物が採取できた可能性も高まった。
カプセルは7日夜、チャーター機でオーストラリアを出発、8日に相模原市のJAXA宇宙科学研究所に到着する。その後は地球の大気に触れない厳重な密閉装置内で開封し、試料の有無を確認。入っていれば現地で採取したガスとともに詳細な分析を行う。』
サンプルの分析結果等に期待したいですね!!
一方、同日18時50分に同メディアが「はやぶさ2カプセル帰還に沸く日本企業 日の丸技術で成功を下支え」の題で次のように解説しています。
『再突入カプセルの帰還成功には、はやぶさ2のプロジェクトに参画する日本企業も沸いている。探査機やカプセルの開発・製造にはNECなど多くの日本企業がたずさわり、困難なミッションを日の丸技術で支えた。各社はプロジェクトで得られた知見を自社の事業展開に役立てたい考えだ。
はやぶさ2の開発・製造には200~300社が参画しており、多くは日本企業とみられる。プロジェクトは宇宙航空研究開発機構(JAXA)の主導で行われたが、探査機本体やイオンエンジンを含む主要機器はNECが開発・製造し、運用面の技術支援も担った。イオンエンジンは推進剤を供給する装置の配置などを工夫し、初号機よりも推進力が25%も向上した。
カプセルの主要部品であるヒートシールドを手掛けたのはIHI子会社のIHIエアロスペース(東京都江東区)だ。毎秒12キロメートルで大気圏に突入するカプセルの表面温度は3千度に達するが、ヒートシールドの表面素材を溶かしながらガス化させることで、内部の温度を50度以下に抑えた。
はやぶさ2に参画した企業は次の展開も見据える。
NECは4月にベトナム政府から初の海外向けとなる人工衛星を受注。衛星はIHIエアロスペースが次世代小型ロケット「イプシロンS」で令和5年に打ち上げる予定だ。IHIは火星探査機用の低燃費エンジンも開発中で、両社とも今回の成功を事業拡大の弾みにしたいと話す。
はやぶさ2を搭載したH2Aロケットの製造と打ち上げや、姿勢制御に使うスラスターの開発を担った三菱重工業は3年度に新型となる「H3ロケット」の打ち上げを控えている。スラスターの開発責任者を務める金子敬郎主席技師は「今回の成果は技術者の自信となっただけでなく、当社の宇宙事業全体を活気づける」と期待する。
民間企業による宇宙ビジネス参入が相次ぐ中、はやぶさ2は技術力を養う上で格好の舞台だ。NEC側の統括役を務める大島武プロジェクトマネージャは「若いメンバーもたくましく育ち、快挙につながった」と技術者の成長を喜ぶ。(井田通人)』
筆者も製造業の経験が長い故、これらの気持ちが実感として理解出来ます!!
実に、実に嬉しい事です!!
「はやぶさ2」プロジェクトの成功は多くの企業や技術者らの多くの努力の賜物、日本の未来は明るい!!
12月6日、回収された「はやぶさ2」のカプセル
オーストラリア南部のウーメラ近くにて撮影
出典:JAXA HP・ツイッター
ISSより撮影された、オーストラリア南部のウーメラ付近
出典:12月7日にISSに乗り込んでいる宇宙飛行士の野口聡一さん自身のツイッター投稿画像
『#はやぶさ2 カプセルが降りてきたのはこんな景色。#オーストラリア ウーメラ付近。 #Australia』
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