鴻風俳句教室

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ラベンダー丘に掛け擱くつづれ織

2011年08月01日 10時11分29秒 | 俳句と写真で美を求める=句写美じぃじ











>ラベンダー丘に掛け擱くつづれ織

  ラベンダーもずいぶんと長く咲いてくれたが、もう終りに近づいた。
 だが、美瑛や富良野の丘陵に咲くラベンダーは今が最盛期である。

  ラベンダーは季語としては、小学館や角川の大歳時記には掲載されていない。
 北海道独自の歳時記でも、「にれ」主宰であった木村敏男氏の「北の歳時記」で、
 「夏」の部に収録されているが、これ1冊だけである。

  このラベンダーは、kouの家の狭い庭で咲いたものだが、すべて切りとり乾燥させる。
 乾燥させたものを、木綿の袋にでも入れ枕もとに置いておくだけで、ポプリとなり、
 安眠させてくれる。

  美瑛や富良野の花畑では、ゴブラン織り(つづれ織り)にして
 丘に掛けてあるのではないかと思われるように咲いている。
 1年で一番美しい季節の北海道である。