・この櫻の写真をみて、「これいつのものですか?」と、俳句仲間に言われた。
写真は5月25日に撮影したものである。じいじの住む街では自慢では無いが一番最後に咲く。
・北海道であっても、稚内・根室の「桜前線」の執着でも、5月の中頃には過ぎたのに
それからでも相当の期日を要しないと咲かない、遅咲きの櫻である。
・今年も我が家の八重桜が咲いた。3~4年前に、桜の根元に蟻が巣を作り枯れ始め、枝を切ってしまってから、
蟻に痛めつけられていることを知った。それで急いで蟻を殺す農薬を買ってきて散布した。
・わずかに残っている枝に、今年もたくさんの桜が咲いてくれた。通行する人が「きれいですね」と止まって見ていた
桜なのに本当に残念でならない。
・この後も枝が増え、太くなることを祈るだけである
・余花となり垂れるほかなき八重桜
・かがやける余花に通へる川の風
・蟻通ふ余花の一樹を愛しむ
・雨あがり若葉櫻となりゐたり
・貴公子が蹴りたる鞠の余花一団
・めぐり逢ふことの不可思議夏櫻
・散り初むる余花や今年の初夏逝けり
・写真12枚・俳句7句