鴻風俳句教室

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我が家の八重桜(めぐり逢ふことの不可思議夏桜)写真12枚・俳句7句

2016年05月27日 22時11分25秒 | 俳句と写真で美を求める=句写美じぃじ

・この櫻の写真をみて、「これいつのものですか?」と、俳句仲間に言われた。

写真は5月25日に撮影したものである。じいじの住む街では自慢では無いが一番最後に咲く。

・北海道であっても、稚内・根室の「桜前線」の執着でも、5月の中頃には過ぎたのに

それからでも相当の期日を要しないと咲かない、遅咲きの櫻である。

 ・今年も我が家の八重桜が咲いた。3~4年前に、桜の根元に蟻が巣を作り枯れ始め、枝を切ってしまってから、

蟻に痛めつけられていることを知った。それで急いで蟻を殺す農薬を買ってきて散布した。

 ・わずかに残っている枝に、今年もたくさんの桜が咲いてくれた。通行する人が「きれいですね」と止まって見ていた

桜なのに本当に残念でならない。

 ・この後も枝が増え、太くなることを祈るだけである

 

 

 

 

 

・余花となり垂れるほかなき八重桜

 

 

 

・かがやける余花に通へる川の風

 

 

・蟻通ふ余花の一樹を愛しむ

 

 

 

 

 

 

・雨あがり若葉櫻となりゐたり

 

・貴公子が蹴りたる鞠の余花一団

 

・めぐり逢ふことの不可思議夏櫻

 

・散り初むる余花や今年の初夏逝けり

 

・写真12枚・俳句7句