先日、スターリーを卒業してこの春から大学生になる生徒さん達から、
とても嬉しい報告をたて続けに聞くことができました。
それは、英語のスコアで入試を勝ち取った!という話です。
決して英語だけで合格したとは言いませんが、英語で得点できるかできないかということが、
大学入試ではとても大きな差になるということです。
そこで今回は、大学入試の共通テストについてお話したいと思います。
教育改革にともない、センター試験から共通テストに名称を変え今回で3度目となったテストですが、
英語は大きく変わりました。
その前に、更に遡り私も受けた共通一次試験の頃の英語の入試を見てみましょう。
1989年 共通一次テストは100分で2,728語の英単語が使われていました。
27.3語を1分間で読む計算です。
これが2021年に行われた第1回共通テストは80分で5,381語の英単語が使われました。
67.3語を1分間で読む計算になります。
2.5倍のスピードアップが必要となりました。
2回目共通テストは、73.1語
そして今年実施された3回目では、75.2語 となっています。
これだけの英文を一語一句日本語に訳していたら、とてもではありませんが時間内で問題を解き終えることはできません。
そこで力を発揮するのが、日ごろ培った多読のチカラです!
英語を頭からどんどん読み、分からない単語の意味は文の前後から類推して立ち止まらずに読み進める。
読みながら日本語に訳さずそのまま情報をイメージしていく。
コツコツ続けてきた多読で培った持久力がテストで発揮できたんだと思います。
マラソン競技も理屈や部分練習(英語だと文法解析)をどんなに繰り返しても、
長い距離を早く走れるようにはなりません。それなりの距離を走る練習が大切です。
まさに多読も読む練習を繰り返していくことで、英文を早く読む力がついてきます。
多読を取り入れて10年近く経ちますが、多読で培ったチカラがまさに今、大学入試を通して発揮されています。
でも皆さん、このチカラは実はこれからが本番で、海外留学をしたり、外国の人たちと共同で研究したりする際に
どんどん発揮されていきます。
学問に王道なし!
これからも多読をチカラにできるように、スターリーは応援していきます!
大学合格おめでとうございます!
皆さんの更なるご活躍をスターリーから応援しています!
仙台に帰って来た時は、ぜひ遊びに来て下さいね!
Yukiko