日記@小鉄

振り幅デカい厨二病の備忘録。
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図書館戦争シリーズ文庫版1~3一気買い(・ω・´)

2011年05月28日 02時30分00秒 | 本の話
先月モタモタしてて入手しそびれていた文庫版を今月発売の3巻と共にゲット~(・ω・´)








以下には、ネタバレ含む感想が書かれとります。
まだ読んでいないor楽しみにとっている諸兄は読まずに回れ右。
お楽しみはとっときませう。




















 
どれも印象深いエピソードなのですが、文庫版のオススメは、やはり追加収録された部分でしょう。
もうこれだけで買う価値ありです。
DVD特典の短編。
児玉清氏との対談(泣)、そして単行本時と文庫版の二段構えという謎仕様のあとがきwww(読めば理由は書いてあります)
有川さんの人柄と作家としてのスタンスが偲ばれます。
特に、3巻危機の文庫版あとがきは胸を刺されたような気になってしまいました…。


児玉清さんとの対談は実際に読んでいただくとして。
DVD特典の短編はシリーズ最終巻に収録されるとばかり思っていたら(ネット上でもそのような噂が多かった)、2巻内乱に書き下ろしが収められていたよ( ´艸`)ウヒヒ
本編時間軸で別冊テイストの劇甘仕様の話にニヤケます。
個人的にはまとめて読めるの嬉しいから賛成だけど、特典小説目当てでDVD購入した人が(・ω・`)する気持ちも解らなくはない。
文庫版あとがきで、アニメで何故に鞠江ちゃんのエピソードが削られたのか?作者からの回答が貰えてすっきりしました。
自分なりに、鞠江ちゃん・革命のエピソードが削られた理由について、こう?っていう答えはあったのですが、ビミョーに外したくさい?当たらずとも遠からず的な案配で…(汗)なっさけな~~~(;ωノ|柱|。。
まあぼかす必要を感じないんでさっくりいっちゃうと、難聴者を取り上げんのは自主規制or業界の規約に照らしあわして規制って感じらしいです。
作中でも「障害を持っていたらヒロインになる権利もないんですか?」っていってますよね。まさにリアルで同じ事が起こってしまっとる訳で。
皮肉ですなぁ。
有川さんが鞠江ちゃんエピソードNGを提示されてもアニメ化を断らなかった、むしろ地上波で放送出来ない事を含めて(視聴者が)考えるってのを織り込み済みでOKしたってのがカッコいいです。
懐が深いっちうか、うまく載せられたっちゅうかwww
ちなみに革命については、鞠江ちゃんエピソードからの個人的推測です。
原発・テロリスト等々地雷な話題でNGなんでしょうね。
311地震以降の報道で原発に不安を抱かない訳もなく、今までリスクについて全く知らない自分に気付いたり、シチュエーションは違えど革命の言論狩りを彷彿とさせる話が現実味を帯びてきたりと、思うところがあった訳ですよ(・ω・`)
 

ほぼ半年に一度のヘビロテで読んでいるので、短編とあとがき、児玉清さんとの対談しか読まなかった大アホウですが(汗)、改めて読んでしまったよ。
読み口は軽やかでグイグイ読み進めてしまうけど、扱ってる内容はとてもヘビーでしたorz
郁じゃないけど、キャラ読みしてたんか自分……(’A`)
そんで、革命は震災以降の今読むと笑えないシチュエーションだよねー。
文庫版あとがきでも、通して検閲についておっしゃってますが、本当に侮れません。


願わくば、これからもアホみたいな設定な話だね(笑)と笑い飛ばせる世の中でありますように。
切に思います。


 

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