下北半島を旅したなら外せない場所。
日本三大霊地ともされる『恐山』
下風呂温泉からむつ方面戻り恐山へ
恐山へ向かう道にある太鼓橋。
悪人には、この橋が針の山に見えて渡れないと言われる
有名な三途川です。
今は老朽化のため橋を渡ることはできないようです。
三途川の先に恐山入り口があります。
ここから先が、いわゆる「あの世」ということになりますね！
下北半島の中心に位置する標高800m以上の活火山で、山全体が霊場になっています
その正式な呼び名は「恐山菩提寺」で、恐山という名の山は実は存在しないそうです。
862年、慈覚大師円仁は
「東へ向かうこと三十余日、霊山ありその地に仏道をひろめよ」との夢のお告げに従い諸国を行脚
そして辿り着いたのが、この地恐山であると言われているそうです。
恐山の境内は1周3km程度の参拝コースがあり、徒歩約40分で巡ることができます。
その境内には火山岩で形成された136の「地獄」があります。
現世で犯した罪の罰を受ける地獄を表している「賽の河原」などがあります
たくさんの石が積まれている風景は、今まで見たことない不思議な景色なんだか別世界です。
岩場地帯を抜けると風景ががらりと変わる場所があります。
宇曽利湖畔の極楽浜。
恐山の中にある地獄とは対照的でとても穏やかなきれいな場所でした。
美しい湖ですが、湖の底から沸く参加水素で強い酸性であり、生き物は生息できないですね～～。
硫黄のにおいけっこうしてます。
三途の川はこの湖から流れてきているそうです。
初めての恐山、不思議な雰囲気を持つこの場所にこれて大満足です。
温泉もありますしね～～。
もちろん温泉も入りました。
境内には無料で入浴できる湯小屋 男湯、女湯、男女入替制、混浴の4つあります。
それぞれに効能があり参詣者は自由に入浴できます。
女性専用の古滝の湯へ
見た目は綺麗な白濁したエメラルドでも強烈な硫黄泉
源泉100％で温度が非常に高いので加水しないとなかなか入ることができないですね
加水用の蛇口も設けられていました。
2か所ある浴槽は源泉そのものと、加水して入りやすくなっている浴槽があります。
せっかくなので頑張って源泉100％浴槽にも入りました。
ピリピリとする肌に刺さる感じの湯は強い酸性なので
さっと入って出ました。あつあつ！！
長湯は無理ですね。
恐山温泉【古滝の湯】
住所：青森県むつ市大字田名部字宇曽利山
TEL：恐山寺務所 0175-22-3825
入浴料: 500円（入山料）
営業時間:受付時間：5月1日～10月31日 6:00～18:00
定休日：無休
泉 質：硫黄泉
駐車場：あり
かってにkomama評価
★★★★☆
