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iPhone4 vs Xperia、 iPhone4はXperiaよりそんなにすごいのか?

2010-06-21 00:17:20 | iPhone

 iPhone4発売がいよいよ近づいてきました。日本人は新しいなにかが起きると、すべての目がそちらに行ってしまい、つい最近のことでも忘れ去られてしまう傾向にあります。まさに忘れさられたXperia、4月・5月と携帯電話の機種別ランキングで2ヶ月連続で1位となって話題になっていますが、すでに過去の話。でも最近ソフトウェアがヴァージョンアップされるなど確実に進化しています。そこでiPhone4に比べて全然魅力がないのか比べてみましょう。

 iPhone4は基本的なにはiPhone3GSを踏襲していますが、一番の特徴は処理速度、iPadで採用されたアップル独自の最新CPU「A4」を内蔵しており、ブラウザーで複数のサイトを開いた際やアプリ内で文字入力した際の動作が非常に軽い。Xperiaも高速CPUを採用しておりiPhone3GSより高速であった、今回iPhone4が少し前に出た程度。

 画面解像度が向上し(3.5型・640×960ドット)し、文字や画像が高精細に表示できるのも大きな売りだが、一方で画面インターフェースに大きな変更はない。メール作成画面で表示できる行数なども同じなので、普段は解像度向上の恩恵を感じにくい。対するXperiaは(4型・480×854ドット)解像度では若干劣るものの、画面サイズは大きい。

 iPhone4からOSが新しくなり、複数アプリでのマルチタスクに対応しているが、アンドロイドとは違って同時に動かせるアプリの組み合わせが限られている。Xperiaは当然制限のないマルチタスク。

 iPhone4になってカメラも500万画素にアップしたが、Xperiaの810万画素に及ばない、しかしiPhone4はフロント側にもカメラを搭載しTV電話として利用できるようになった、またHD動画にも対応。総合的にはiPhone4に軍配が上がるが、カメラ機能に限ってはXperiaの方が上である。

 iPhone4になって予測変換機能は改善されている。また、ユーザーが変換辞書に単語を登録できるようになった。一方、予測変換候補の表示数が少ない、変換候補の表示が小さい、といった点は従来機種と変わらず。対するXperiaはソフトのヴァージョンアップによりiPhone同様のフリック入力にも対応。QWERTYキー表示では文字列に応じてキーサイズを変えて表示するなど、工夫が多い。日本語入力ではXperiaに軍配が上がる。

 ブラウザ機能はどちらもFlashに非対応。iPhone4の方が画面解像度が少し高いだけ文字が読みやすくなった。ただし、表示領域の広さは従来機種と同じ。Xperiaの最大の欠点(と捕らえる人には)であるマルチタップに対応していない。

 以上のように、思ったほどXperiaがダメでないということがわかる。後は個人の好みの問題ということだけでしょう。でもiPhone4の工業製品としての「かたち」、これはiPhone3GSよりわたし的にかなり好きです。





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