NTTドコモは、XperiaとREGZA Phoneに不具合があり、定額通信料以上のパケット通信料がかかってしまう場合がある。これは、特定の条件下で設定済みのアクセスポイント(APN)が変更されてしまう不具合があることによる。
この不具合は、ドコモのスマートフォン利用者のうち、200台に1台程度の割合で発生するとしている。
原因については現在調査中。悪意のある接続先APNにつながるわけではなく、ユーザーが過去に設定したことのあるAPNに変更されてしまう。事象は特定の条件下で発生する可能性がある。詳細は以下の通り。
パケット通信できない事象
[1] 海外渡航時などに、mopera.net等のAPNを作成して使ったことがある
[2] Android 2.1
[3] spモードのみ契約
想定以上の料金がかかる
[1] 海外渡航時などに、mopera.net等のAPNを作成して使ったことがある
[2] Android 2.1
[3] moperaUを契約している
不具合が起こったユーザーは、Androidの設定画面から「無線とネットワーク」もしくは「ワイヤレス設定」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」をタッチして、メニューキーから「初期化設定にリセット」を実行する。その上で、spモードもしくはmoperaUの定額APNを選択し、端末を再起動する。「T-01C」についてはAndroid 2.2にバージョンアップすれば事象が発生しない。
なお、不具合対象者が特定できているので、当然のことながら返金措置をとるそうだ。
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