サムスン、「GALAXY Note 3」発表。10月に日本で発売？

　サムスン電子は4日（現地時間）、独ベルリンでのプレス向けイベントで、GALAXY Noteシリーズの最新モデルとなる「GALAXY Note 3」を発表した。

　GALAXY Note 3は、より「紙の“ノート”に近い体験ができる」コンセプトで開発されたスマートフォン。5.7インチ、フルHDの有機ELディスプレイを搭載し、サイズは151.2×79.2×8.3mmとなる。

　「GALAXY S III」にデザインテイストを合わせ、丸みを帯びていた先代「GALAXY Note II」に比べ、GALAXY Note 3はスクウェアな形状になった。背面にはレザー調の素材が採用されており、アナログなノートの持つ質感もモチーフになっている。

　2.3GHzのクアッドコアCPUを搭載。3GBのメモリを内蔵する。内蔵ストレージは32GBか64GB、最大64GBのmicroSDXCも利用できる。

　GALAXY Noteシリーズの象徴的な機能である「Sペン」の用途も広がり、「Air Command」と呼ばれる機能では、Sペンを浮かせた状態でペンのボタンをクリックすると、画面上にメニューが展開される。ここから、「Action Memo」「Scrapbook」「Screen Write」「S Finder」といった機能を呼び出すことが可能だ。Action Memoは手書きの文字を認識するメモアプリで、電話帳やダイヤラー、カレンダーといった各種アプリにデータが受け渡される。名前や電話番号といった項目も、自動的に認識する。
　Scrapbookは、Webなどの情報をまとめておくためのもの。Screen Writeは、スクリーンショット上にメモを残せる機能だ。こうしたデータは、S Finderで検索できる。また、マルチタスク機能も強化された。Sペンで囲んだ任意の場所に、任意の大きさのミニアプリを起動できるのが「Pen Window」という機能。こちらも、Air Commandから呼び出すことが可能だ。

　日本とアメリカでは10月の発売を予定しているとしているが、日本での発売は、当然ドコモからとみられる。しかし、ドコモがiPhoneを扱うことによりサムスンとドコモの関係が壊れてなければいいが！ 是非発売して欲しい機種です。