携帯メールの絵文字のデザインを、ドコモデザインに統一すると、auのカラフルで細かい部分まで描き込まれたデザインからシンプルなデザインになる ので、旧デザインを好む人には面白くないのではないかと思っていた。しかし、案外そうではないようだ。
今の若い人を調査した結果、シンプルな デザインのほうが好きという意見が多いらしい。凝ったデザインよりも互換性を重視する傾向にあるようだ。また、 どうしても旧デザインを使いたいという人のために、旧絵文字はデコレーションメールとして画像化し、絵文字と同様パ レットから入力できるため、操作性にも大きな変化はないようだ。私の娘がまだ高校生のころ(数年前)、「auの絵文字に比べてドコモの絵文字はシンプルすぎてつまらない」と いうのが、同級生のなかで多数派だったと聞いた。時代によって、人の好みも変化するものなんですね。
今回の統一にソフトバンクが入っていない、またソフトバンクだけ独自路線を突っ走るのかと思いきや!「2008年にすでにデザインの共 通化を行なっており、他社絵文字を表示する機能を搭載している」(ソフトバンクモバイル広報部)ためで、 すでに互換性が確保されているという見解らしい。auより先 を行っていたってことらしい。
auではこの新しい絵文字を夏モデル以降の全端末(フィー チャーフォンも含む)とアンドロイド4.0にアップデートする 既存端末に内蔵するようだ。ということは、完全に統一されるのは、まだまだ先の話ということだ。しかし、ショートメールが各社に送れるようになったり、今回の絵文字統一の流れといい、確実に共通化の方向に流れが変わってきたということだろう。
以上、前回お知らせした内容の補足と訂正でした。
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