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ついにiPadが失速、タブレット市場でもAndroid優勢に

2013-11-29 10:53:53 | タブレット

 前回、世界のスマートフォン市場でAndroidが8割のシェアを獲得したことをお伝えしましたが、当面Appleの独壇場が続くと思われていたタブレット市場でも同様の事態となりました。

 調査会社「IDC」がまとめたレポートによると、2013年第3四半期(7~9月)のタブレット出荷台数は前年同期比36.7%増の4760万台に達したそうです。これはiOSが失速し、Windowsが苦戦を強いられる中でAndroidタブレットが飛躍的に伸びたことを受けたもの。

 メーカー別シェア。1位のAppleの出荷台数が前年同期比0.6%しか伸びない一方で、SamsungやASUS、Lenovo、Acerが大きく成長。タブレット市場全体が拡大する中、流れに乗れない格好となったAppleはシェアを前年同期の40.2%から29.6%にまで下げています。

 なお、Androidタブレットが伸びているといっても、安価なモデルの「できることが限られる」という点はユーザーの満足度にも影響を与えるため、出荷台数が長期的な成功を裏付けるものではないとIDCのリサーチ・ディレクター、Tom Mainelli氏はコメントしています。

 最新モデル「iPad Air」や「iPad mini Retinaモデル」の販売開始したAppleは、シェアは落とすものの、第4四半期には堅調な成長を見せると想定されます。

 

 


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