残念！セイコーインスツル、電子辞書事業から撤退

　セイコーインスツル株式会社（SII）は7日、2015年3月末をもって電子辞書ビジネスから撤退すると発表した。

　SIIは、1987年に電子辞書ビジネスを開始。1992年には業界で初めて「英和・和英中辞典」の文字情報をすべて収録したフルコンテンツタイプの電子辞書「TR700」を発売し、その後も学生やビジネスマン、医療関係者などニーズに応じた電子辞書を提供してきた。

　しかし、電子辞書市場が成熟して縮小していること、また、スマートフォン／タブレットの普及で電子辞書の需要の伸びが期待できないことなどから撤退を決めたようだ。

　なお、これまでの電子辞書事業で培った辞書コンテンツの利用ノウハウや、それらを活用した検索サービスなどは、セイコーホールディングスグループ内でビジネス展開の可能性を検討していく予定だという。

　SIIの電子辞書は、私にとって、電子辞書として思い入れのあるブランドだけに非常に残念だ。電子辞書市場が縮小しているのでしょうがないのだろうが、スマートフォンやタブレットが普及しているとはいっても、SIIの電子辞書並みのパフォーマンスの良い辞書にはお目にかかったことがない。是非復活してもらいたいものだ。

 

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プラネックス、ギガビット有線アダプターと3ポートUSBハブを一体化した「UE-COMBO」発売

　プラネックスコミュニケーションズは7日、ギガビット対応有線LANアダプターと3ポートのUSB 3.0ハブを一体化した製品「UE-COMBO」をAmazon.co.jpにて発売した。MacBook AirやSurface Proなど、有線LANポートが装備されておらず、USBポートも1つしかない薄型ノートPCで利用することを想定しているようだ。

 

　本体サイズは約81×62.5×17.5mm（幅×高さ×奥行）で、重さは約100g。PC側に接続するUSBコネクタ／ケーブルは、持ち運び時に本体横のスリットに収納可能。電源はUSBバスパワー方式となっている。USBコネクタはいずれもAタイプ。対応OSは、Windows 8.1/8/7/XPとMac OS X 10.6～10.9。

 

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ファーウェイ、ハイエンドSIMフリー機の「Ascend Mate7」を12月に発売

　ファーウェイ・ジャパンは、国内SIMロックフリー端末の第3弾として「Ascend Mate7」を12月に発売する。価格はオープンプライで、MVNO各社、家電量販店、オンラインショップで販売する。「Ascend Mate7」は、9月に開催されたIFA 2014でグローバル端末として発表された端末。

 

　Ascend Mate7は、LTE カテゴリ6をサポートし、下り最大300Mbpsを実現するモデムチップセット「オクタコアプロセッサー」（A15/1.8GHz×4＋A7/1.3GHz×4）のKirin 925を搭載したAndroidスマートフォン。SIMロックフリーとして日本国内では「Ascend G6」、「Ascend P7」に次ぐ3機種目で、ファーウェイではフラッグシップモデルと位置づける。SIMのサイズは、microSIM。

　本体はアルミフレームで、カラーは「ムーンライト・シルバー」と、「オブシディアン・ブラック」の2色。ディスプレイには強度の強いゴリラガラスを採用している。ジャパンディスプレイ社製でIPS-NEO技術により高コントラストを実現した、6インチで1920×1080ドットのフルHDディスプレイを搭載する。6インチの大画面でありながら、狭額化することでコンパクトなサイズにまとまっている。

　4100mAhの大容量バッテリーと、ウルトラ省電力モードにより、持久力の高さが特徴。カメラは、ソニーの4世代BSIセンサーとF値2.0のレンズを採用した1300万画素のアウトカメラ、500万画素のインカメラを搭載。

　通信方式は、LTE、WCDMA、GSM、Bluetooth 4.0、Wi-Fi IEEE802.11a/b/g/n Dual-Bandをサポート。テザリングにも対応。テザリングでの最大接続台数は8台。

FDD-LTE 1/2/3/4/5/7/8/20/28
W-CDMA 1/2/4/5/8
TD-SCDMA 34/39
TDD-LTE 38/39/40/41
GSM 2/3/5/8
CDMA BC0

　背面には指紋認証機能を備え、プライベートフォルダー、アプリロック、自分以外でも閲覧可能になる「ビジターモード」などが設定できる。このほか、カメラ起動時に背面の指紋センサーを利用してシャッターがきれる「Touch Shutter」機能も備える。

 

 

 

パナソニック、法人向けタフネスボディの7型Androidタブレット「TOUGHPAD FZ-B2」発売

　パナソニックは、法人向けタフネスボディが特徴のAndroidタブレット「TOUGHPAD」シリーズの新モデル「TOUGHPAD FZ-B2」を11月下旬に発売する。

　TOUGHPAD FZ-B2は、耐落下・耐衝撃・防塵・防滴性能を備える頑丈設計のAndroidタブレット。主に法人ユーザーを対象としており、建設現場や工事現場などの野外や、管理倉庫や工場といった現場で利用することを想定して、堅牢性とカスタマイズ性の高さが特徴としている。耐環境性能は-10℃～50℃で、低温・高温な環境でも動作する。

　本体一体型のバーコードリーダーを装備できたり、フォークリフトや業務用車両に車載可能なカーマウンターなどが、オプションで用意されるなど、用途に合わせたカスタマイズが可能となっている。

　7インチ（1280×800ドット）のWXGA TFTカラー液晶マルチタッチパネル、Android 4.4、チップセットは最大2.16GHz駆動のインテルCeleronプロセッサーN2930を搭載している。200万画素のフロントカメラと500万画素のリアカメラを備える。メモリーは2GB、ストレージは32GB。

　通信は、Wi-Fi IEEE 802.11a/b/g/n、LTE（Xi）、GPSをサポートする「FZ-B2B502KBJ」と、Wi-Fiのみに対応する「FZ-B2B501JAJ」（LTE/GPS非対応）の2タイプが用意される。本体サイズは202.7×132×18mm。重さは「FZ-B2B502KBJ」が約550g、「FZ-B2B501JAJ」が約540g

特長

(1)高性能CPU インテル Celeron プロセッサー N2930、最新OS Android 4.4搭載
インテル Celeronプロセッサー N2930 (2 MBキャッシュ、動作周波数 1.83 GHz、最大 2.16 GHz)
Android™ 4.4
(2)小型＆軽量で頑丈設計
7型WXGA液晶搭載で質量 約540g、薄さ18mmのコンパクトサイズ
約150cm落下（6面）の耐落下性能や、耐振動性能、IP65準拠の防塵・防滴性能を実現
耐環境性能　-10℃～50℃。-10℃の低温や50℃の高温での動作が可能
(3)お客様の現場用途にあわせた拡張性
本体一体型のバーコードリーダーオプションを装備可能
フォークリフトやバス、業務用車両に車載可能なカーマウンターをオプションとして準備
手袋でも操作可能、水濡れでも操作可能なタッチパネル