雪の女王 第1話

【原題】눈의 여왕
韓国では、2006年11月13日～2007年1月8日にKBSにて放送。
監督：イ・ヒョンミン
脚本：キム・ウニ／ユン・ウンギョン

■出演
ハン・テウン／ハン・ドック役：ヒョンビン
キム・ボラ役：ソン・ユリ
ソ・ゴヌ役：イム・ジュファン
ホン・ジヘ役：イ・ソユン
キム・ジョンギュ役：イ・ソンホ
スンリ役：ユ・イニョン
テウンの母役：コ・ドゥシム
ボラの父役：チョン・ホジン
チョン教授役：キム・ボルレ
イ・ドンスル（ボクシングジムオーナー）役：キム・ウンス
パク・ドンピル役：イ・チョルミン
アン・サンホ（科学高校同級生）役：キム・ハクチン
少女：コ・ジュヨン
チェ・チュンシク役：キム・テヒョン
ボラの家の家政婦役：チャン・ジョンヒ
パク・ドンナム（家政婦の娘）役：チョン・ジアン（チョン・ファヨン）
オ室長（ボラ父の部下）役：チェ・ドンムン（チェ・ドクムン）
ボラの母役：オ・ミヒ
図書館司書役：ク・ヘリョン

■第1話　運命の出会い

始まりは8年前、1998年ヒョンビン演じるハン・テウンが科学高校に入学するところから始まりました～！ヒョンビンさんの髪型が何だか・・・と思ったら、高校生役ってことだったんですね！そこでテウンは、IQ 180の天才少年キム・ジョンギュと出会い、ライバル関係になります。体育の授業のシーンは、冬ソナにも似たようなシーンがありましたよね？
科学高校の授業、「1998年フランスワールドカップで韓国がベスト16に入ったら、2002年の日韓ワールドカップでは何位に食い込むことができるのか？」なんて問題を解いていました。解説を聞いても、サッパリ分かりませんでしたが・・・科学高校が舞台っていうのも、韓国らしいな～と。

テウンは、図書館で『雪の女王』という本を「いくらでも払うから、売って欲しい！」と騒いでいる少女を見かけます。その少女がお金持ちだということで、他の女子学生にからまれているところを助けたテウン。少女は、テウンから交通費を借り、その借りを返すためにテウンにポケベルを渡して去って行きました。1998年、まだポケベルが主流だったんですね

テウンとジョンギュは、それぞれ論文を高く評価され、先生は「2人の論文を学会で紹介したい。」と言うのですが・・・ジョンギュが「テウンの論文は、1994年度の学会誌に掲載されていた論文に類似し、結論が完全に一致しているため、辞退すべきだ！」と待ったをかけましたテウンが盗作ではないことを主張しても、先生は聞き入れてくれず、テウンは「カンニングで推薦入学したんだろ？」と言われてしまうんです。「目的のためなら手段を選ばず、他人のものを盗むことを親から教わったのか？」とジョンギュに言われたテウンは、「お前にうちの母さんを侮辱される筋合いはない！」と言ってジョンギュを殴って激怒するのでした。
中学時代から目立っていた天才少年ジョンギュと地味で目立たない貧しい育ちのテウン。対照的な2人ですね。

少女は、テウンをポケベルで呼び出しました。少女は、家出してフィンランドのラップランドへ行こうとしていたようですが、幼い少女が1人でチケットを買いに来たことを不審に思った係員は、少女には飛行機のチケットを売ってくれなかったため、「大学生の兄が来てくれる」とテウンを呼び出したのだそうです。でも、テウンが高校の制服で現れたため、彼女はチケットを買えませんでした結局、2人は遊園地でデート！？テウンは、学校の授業をサボってしまいました。
少女の態度は、かなり生意気！でも、何か病気を抱えていそうな感じでしたね。

テウンの同級生の女の子が、テウンの論文が盗作ではないことを発見！不等号の向きが反対だったとか？それを指摘されたジョンギュは、テウンが働く実家の屋台へやって来ました。そんな時、「その場所で屋台を営むのは違法だ！」と男達が殴りこんできました。一緒になって屋台を守り、ジョンギュがテウンの母親を侮辱したことを謝ったことで、二人は友達になりました

すっかり親友となったテウンとジョンギュは、国際数学オリンピックの韓国代表に選ばれ、共に勉強に励んでいました
ジョンギュは、父親にフィールズ賞（数学のノーベル賞）の夢を託されているようです。でも、ジョンギュの夢はボクサー。キム・ドックというボクサーに憧れているんだとか？
「僕が勝っても、友達だろ？」とテウンに言うジョンギュ。「金メダルは確実！」とマスコミからも注目されている様子。

数学オリンピックの後、テウンは古本屋へ行き、『雪の女王』を手に入れましたそれにしても、すごいホコリまみれでしたねテウンは、速攻で少女のポケベルに連絡を入れました。その頃、少女は入院中のようでしたが、テウンからの連絡を喜んでいましたでも、テウンとの約束の日に手術が入ってしまったようです。どうなっちゃうんだろう？

数学オリンピックの結果を待つジョンギュ。父親から電話で「人の記憶に残るのは1位だけだ！」と言われていました。
そんな中、マスコミが科学高校の前に来ていました！誰もがジョンギュが優勝したと信じて疑わない中、記者から思わぬ事実を知らされることに！数学オリンピックに優勝したのは、ジョンギュではなく、テウンだったのです一躍注目を浴びるテウンに、テウン母は大喜びでも、ジョンギュは複雑な心境でした・・・

ジョンギュのことが気になり、「優勝は嬉しいけど、僕は、金メダルよりもお前をを大事だと思っている。俺たち友達だろ？」とフォローするテウン。でも、「人の記憶に残るのは1位だけなんだ！お前が1位になった以上、僕たちは敵同士だ！友達なんかじゃない！」とジョンギュ。「見損なったよ。お前みたいな友達なら、要らない」とテウン・・・

優勝して、母に喜んでもらったにもかかわらず、気が晴れないテウンは、ボクシンググローブを買って「ジョンギュ、僕たち友達だよな？」と呟きます。ジョンギュの夢がボクサーだと聞いていたからなんですよね～。でも、そんな時テウンにジョンギュの訃報が届きます・・・

テウン、あの日お前にはひどいことを言ったけど、あれが全部嘘だったとは言わない。羨ましさのあまり、お前を憎んだことも事実だから・・・だけど、お前を友達じゃないと言ったことだけは誓って本心じゃない！心にもない言葉で、お前を傷つけたいと思うほど、あの時、僕はつらかった・・・「おめでとう！テウン」こんなこんなことがなぜ言えなかったんだ？心から祝福するよ。それから、ゴメン。ゴメンなテウン。ゴメン・・・

ジョンギュの死に号泣するテウンジョンギュとの楽しかった日々のスナップがとても悲しい・・・

そして、テウンは少女との約束の場所に姿を現しませんでした・・・

☆少女役のコ・ジュヨンさん、どこかで見たことあるな～と思ったら、『ラブレター』でウジンの妹（少女時代）を演じていた子だそうです。今話題のドラマ『魔王』にも出演されているようですね。

☆ヒョンビンさんの吹替えが『私の名前はキム・サムスン』、『アイルランド』に続き、今回も桐本琢也さんで良かったです。やっぱり、聞きなれている声の方が安心ですよね～。桐本さんのブログで読んだんですけど、このドラマは『ごめん、愛してる』に似ているんだそうです。

■第1話を視聴して～
昨日、かなりお疲れモードの中、視聴してみたんですけど、予備知識ナシのせいなのか？あまりストーリーが印象に残らなかったんです。ところが、今日もう一度視聴してみたら・・・なかなか良さそうじゃないですか！ここのところ、契約結婚系（『宮』、『ワンダフルライフ』、『フルハウス』、『兄嫁は19歳』など）の似たようなストーリーの作品が続いたので、ちょっぴりドラマ視聴に飽きを感じていたんですよ実は・・・
そんなワケで、たまにはこんなテイストも良いかな～とこのドラマに期待しています！かなり好印象かも本日、第2話の放送があったんですけど、明け方の豪雨でアンテナの調子が悪かったので、ちゃんと録画されているのか不安なんですけど・・・多分大丈夫かな？後日視聴したいと思っています。