華麗なる遺産 第15話

■第15話

ウンソンがスンミとソンヒを一緒に映っている家族写真を見てしまったファン
そこにスンミが現れました！
一緒に映画を観ようとウキウキ気分のスンミでしたが、
ファンは写真について問い詰めました
「両親が死んだと言っているのに、継母がいるのはおかしいから
黙っていて欲しいとウンソンに頼まれたの。
私たちが部屋を借りてあげようとしたけど、
ウンソンはおばあさんと出会ったことを理由に断ってきたの。
ウンソンはそういう子なの」と嘘を話すスンミ。
でも、「どうしてお前はもっと早く言わなかったんだ！？
継父が亡くなったことをどうして内緒にしてた？」と言うファン。
スンミは、2度も夫に先立たれた女の娘だと結婚に不利になるから
母親のためにも言えなかったと嘘に嘘を重ねるのでした・・・

ヘリにお金を返そうとジュンセのお店にやって来たウンソン。
ジュンセが父親とケンカして何かを悩んでいることをヘリから聞き、
ジュンセの顔を見に行ってみました。
「励ましてくれる？」と言うジュンセ。
ウンソンと一緒に出かけることに
一緒に自転車に乗って楽しい時間を過ごし、ジュンセは自然に笑顔になるのでした

最近のファンの変化について話すウンソンとジュンセ。
ジュンセは、子供の頃のファンは今とは違っていたと話しました。
7歳の時に父親をひき逃げ事故で亡くしたファン。
目の前で父を亡くしたファンが3ヶ月間失語症で喋れなくなり、
事故当時のことを今でも思い出せないという話をするのでした・・・

嘘をついたことが気まずいスンミは、
「今日のことは誰にも言わないで。母の最後のプライドなの。
いつか、私たちから打ち明ける」と言って、
買っていた映画のチケットを破り捨てて帰って行きました。

その頃 ソンヒは、テスに服をプレゼントしていました
そして、さりげなく ヨンナン一家の今後について弁護士のテスに尋ねました。
「韓国では血縁が重視されます。
本人が子孫に一銭も残さないと言っても、法律で覆すことができます！」
とテスは話すのでした・・・

"ウンソンが先に「縁を切ろうと」言って出て行った"
というスンミの話が納得できないファン。
そこにウンソンが帰ってきました。
でも、スンミの話も完全に否定できず、
ウンソンを睨みつけて、黙って部屋に入っていくのでした・・・
急に無視されることに心当たりのないウンソンは、理解に苦しむのでした。

家に帰ったソンヒは、「ファンは無一文にならずに済むかも♪」
と話すのですが、スンミは カバンに隠していた写真をファンに
見られてしまったことを話しました。
一瞬 動揺したソンヒでしたが、「ウンソンがパク理事（テス）の息子と
付き合っている」とスンミから聞くと、その話をりようしようと企むのでした

あなたか私、生き残るのはどちらか？
ソンヒは呟きました・・・

翌朝、早起きしたファンはスクチャに
ウンソンに助けられた時のことについて尋ねました。
「道端で倒れて助けを求めたが、誰も助けてくれなかった。
財布も持ち去られ、いつの間にか気を失ってしまったが、
病院で目を覚ますと、そこにウンソンがいたんだ。
あの時助けなければ遺産が手に入ったのに～なんてウンソンを責めるんじゃないよ！」とスクチャ。

2号店の売り上げUPのため、宣伝活動を行うことになったウンソンとファン。
2人一緒に行動するよう店長に指示されちゃいました
渋々 町内を一緒に廻ることになった2人なんですけど、
昨日のスンミの話が気になるファンは、ウンソンを無視し続けます！
ウンソンが理由を問い詰めると、
「正体を見せろよ！いい子で誠実で純粋なフリをして、どれが素顔だ？」とファン。
「いい子で誠実で純粋なフリ？勘違いよ！
だから、遺産もいただく」とウンソン。
ファンはどう受け止めたのかな？

ソンヒはヨンナンを訪ねて行きました。
ジョンとジュンセの結婚を勧めるソンヒ。
「あなたの結婚も突然だったよね？
あなたのせいで涙を流した女がいるかもしれないでしょ？」
なんて意味深なことを言っていました～。
ヨンナンは、ソンヒのおかげでミンソクと出会ったんだって。
どういう状況だったんでしょうね？

外回りを終えて会社に戻ったウンソンをイニョンが訪ねて行きました。
「どうしてスンミの恋人の遺産を奪うの？
スンミには悪いと思わない？」と言うイニョンに
「スンミが本当に彼を愛しているのなら、お金なんて関係ないでしょ？
お金には泣かされたから、断れないのよ」とウンソンは答えました。

ヨンナンはテスを訪ねて行きました。
ジョンが生まれたときに友人ミンソクと
ジュンセとジョンを結婚させよう♪と話をしたそうで、
テスは早速 ジュンセとジョンの縁談を進めることにするのでした。
それを知ったジョンは大喜び
早速 ヨンナンはスクチャに話をしました。
テスが賛成していることに安心したスクチャは、
ジョンとジュンセの結婚を期待するのですが・・・
以前 ファンが警察に捕まった時にジュンセに保釈金を出してもらったことがあり、
ヨンナンが心配していると、「給料から引けばいいよ」とスクチャが言って問題解決！？

スンミもウンソンも嘘をつかない誠実な子だと思っているファン。
どっちが嘘をついているのか？で悩む中、
友人ヨンソクが経営するバーでビールを飲んでいました
ウヌを親族の子供として預かっているということにしようと考えているヨンソク。
「自閉症でピアノの天才なんだ。」とファンにウヌを紹介しました。
ウンソンの弟も自閉症でピアノが得意だということを知っているファンは、
「そんなにいっぱいいるのか？」と不思議に思いながらもウヌに近づき、
ピアノを触ると、「触るな！」とキレるウヌ
「すぐにキレるところは誰かさんにそっくりだな～」とウンソンのことを思い出すのでした・・・

家に帰ったファンはスンミに電話しました
もう ファンから連絡が来ないのでは？と不安になっていたスンミは喜びます
「打ち明けるまで待ってやる」とファンはスンミに伝えました。

その夜、スンミは再びウンソンになりすましてピョンジュンにメールを送りました
"今 住んでいるところに電話がないの。
メールをもらうだけで不安よ。
世間に知られたら大変なことになる。"
メールを送信した後、ウンソン名義で登録していたフリーメールのアカウントを削除するのでした。

「私、ジュンセさんと結婚するの～」とはしゃぐジョン
スンミから"ウンソンとジュンセが付き合っている"と聞いていたファンは、
驚くのですが、「うまくいくといいな・・・」とジョンに声を掛けました。

翌日、ジュンセのお店へ行ったヨンナン。
「借金（ファンの保釈金）を返しに来た」と言うヨンナンと話をすることにしたジュンセ。
早速ヨンナンは、「ジョンをもらってあげて」と本題を切り出しました。
ところが ジュンセは、「ジョンは妹です。僕には好きな人がいます。」
と言って、キッパリ断ってしまうのでした。

その頃、花嫁修業として 張り切って家事をやっていたジョンに
ヨンナンはどう説明しようか？戸惑います。
テスに苦情を入れるヨンナンなんですけど、テスも初耳で驚くのでした
納得いかないジョンは、ジュンセの家まで押し掛けるのですが、ジュンセは外出中。
同居人のヒョンジンが応対しました。

ジュンセはウンソンと会っていました。
「ステーキビビンバを作って欲しい」と自宅にウンソンを連れて行きました。
ウンソンがジュンセの家に入って行くところをジョンが目撃しちゃった

ファンが家に帰ると、ヨンナンとジョンが
「ウンソンのせいで家が崩壊寸前だ！」と騒いでいました
そしてヨンナンは、「ウンソンがジュンセの家に出入りしている！」
とスクチャに告げ口しちゃいました
ファンは、ウンソンへの疑いを深めるのでした・・・

一緒に料理をして、楽しい時間を過ごしたウンソンとジュンセ。
「日常の大切さを失って初めて知った」と話すウンソンに
「初めて会った日や今日のように、瞳を輝かせて夢を語るお前に戻って欲しい。
ウンソン、今日のように 新メニューを開発したり、
料理をしながら慎ましく暮らしたい。
今後は 兄ではなく、男としてみて欲しい！」とジュンセは告白するのでした

そんなところで、第15話終了です