Konemyのベル

『毎日を特別なものにする為』
その日の総括、思う事、省察……
ここは「のべる」場です。

書き出してみれば忘れられる事

2020年03月31日 20時38分35秒 | 日記
おはようございます。

弥生も末だというのに

月の始めと変わらぬ様相。

改善したと言うのか、悪化したと言うのか。

ここ一ヶ月はあっという間だったような

連日が変わらな過ぎて

1日も過ぎていないかのような

そんな不思議な感覚です。

大げさな比喩ですよ、流石に。

でも

そんなめちゃくちゃな事も言いたくなりますよ。

ストレスまみれの現在。

欝屈な時ほど、どんな事でも嫌な事に成り代わったりします。

例えば、何気ない1日とかね。

嫌な事って

どうやって忘れますか。

昔の話です。

私が苦しんでいた時期

(私にも、そんな時代があったのでしょう。別に今だって悟ってませんけど。)

こんなことを言ってくれた人がいました。

「今、辛い事を抱えきれないほど胸に溜め込んでいるかも知れない。でも、ずっと抱え込んでおく必要はない。辛い事は書いて忘れなさい。」

手にしていたのは錠前付の手帳でした。

曰く

人間の脳は何でも頑張って覚えておこうと努力するようにできていて

何かに書き残せばもう覚える必要は無いのだと安心して忘れることができるそうだ。

私はそう伝えてくれた人に

限りなく憎しみに近い感謝の意を表する。

書き残した事は私を快楽の世界に導くと共に

言語化を厭うほどの絶望を見せてくれる。

私のストレス解消法は断言します、「文章を書く事」です。

紛れも無い事実ですが

書いた内容は感情という曖昧な存在を言語化する事によって克明化する。

つまり、書き残してしまえば忘れられるなんて事はない。

むしろ、逆かも知れない。

悲しみの忘れ方を尋ねられる事がある。

私は答える。

忘れる事は出来ません。

苦しんで、苦しんで、苦しみ続けて

悲しみに慣れるのです。

嫌な事も、同様なのではないでしょうか。

異常ですか。麻痺していると思いますか。

それまた一興。

              それでは bye! Konemy

脆弱性

2020年03月19日 22時41分36秒 | 日記
おはようございます。

異様に久し振りな感じなのも当然の事。

二週間以上ぶりですから。

別に流行り病にやられて隔離されていた訳ではありませんよ。

何故か、偶然にも同じ期間になってしまっただけで

全く意図した事ではありません。

前にも述べましたが

生存確認には成り得ないので悪しからず。

毎日を特別にする事を目標に記すこの文章たちですが

まぁ、この二週間は本当に語りたい事というか

残しておきたい事がなかったのでしょうね。

さて、長い前置きにならないうちに。

既に長いか。

先日、あるドラマを観まして。

タレントに重きを置かれて作られたものと推測されますが

作品自体を語るので、詳細は伏せて概要のみ。

あらすじは以下。

令和8年。世界のアンドロイド・AI技術は恐ろしく進化しており、各国の開発競争は大激化。
もはやアンドロイドなしの生活が考えられない程、必要不可欠な存在となっていた。
日本は東京オリンピック後に訪れた不況により開発競争で世界から遅れをとっていたが、
遂に世界のアンドロイド市場を席巻するような、官民共同開発の最高峰アンドロイドが発売となる。
世界中のメディアがこぞってこのニュースを大々的に取り上げ、街中の大型ビジョンから流れてくる……。
(番組公式HP文を一部改変)

売り文句は

『正しさとは何か。人間とは何であるか』『完璧な製品と対峙した時、あなたはどうなる』
(番組ダイジェストナレーションより)

予告を見た段階でおもしろそうだと思いました。

SFでは語り尽くされたテーマ「人間とは何か」をごく短時間で表現した優秀な作品でしたね。

作品の話はここまでとして。

「完璧」って何ですかね。

「二律背反」なんて言葉がありますが

「完璧」は二律なんて生易しいものではない、無数の矛盾の実現である。

実在する事はない、仮定・仮想にしか「完璧」なんてモノはありません。

では、「完璧」ではない

脆弱性を持つ人間(モノ)が完璧になる為には。

私が思うに

唯一性の放棄が最も簡単な方法です。

人間は自己の唯一性を基盤としている。

人間はコピペできない。

Ctrl+C→Ctrl+Vで増産できたりなんてしない。

ただし、唯一性を放棄した

無数の、凡百の存在ならば「完璧」にはなれないかも知れないが

限りなく「完璧」に近づく事が出来る。

人間の唯一性はどう頑張っても否定出来ないだろう。

しかし、AIならば。

人に近づける事が正解とは限らない。

欠陥たる唯一性を否定してこそのAIなのではないか。

そんな事を考えた。

何言ってるんだろう。

              それでは bye! Konemy

夢という大海原を航海する船

2020年03月03日 23時19分00秒 | 日記
おはようございます。

暗闇は考え事に最も適した空間の一つだと考えます。

眠たくて床に就く場合を除き

私は寝落ちるのに苦労します。

現在進行形でね。

そんな時は羊を数えるなんて昔から言いますが

あれ、日本語で数えても効果は薄いと知っていますか。

英語における羊の発音が

睡眠時の呼吸に類似してる為、寝る時には羊を数えるなんて話が伝わったようです。

前談はこの辺で。

眠れそうもない時、私は夢を見ます。

前々から述べてますが

私はある程度自由に夢を見る事が出来ます。

夢を構築出来るなんて言い方でも構わないかと。

世界を創造、構築しているうちに自然と寝ているのです。

しかし、その世界があまりにも現実に似通っていると危ないです。

寝たのか寝ていないのか

翌朝判断出来なかったりします。

且つ

先ほどまでの光景、頭に残る記憶はいつのものか。

現実のものなのか、それとも夢か分からなくなるのです。

何故そんなにも危ない事をしているのか。

それは、構築される世界があまりにも楽しいからです。

夢の創造、世界の構築を繰り返していると瞳を閉じれば自然と世界が出来上がっていくのです。

そして、いつの間にか夢の世界へ旅立っているのです。

確かに身体は寝そべっている感覚なのに、世界で立つ私。

変な感覚です。

そんな私が寝転がっている蒲団は

ひょっとしたら船なのかも知れません。

何をバカみたいな事をとお思いか。

結構、結構。

こちらも「まとも」とは思っていない。

幼少期、私は蒲団の上に立ち

「出発進行!出航、前進、面舵一杯!」

などと言っていたものです。

なかなかめちゃくちゃな事を言ってましたが、重要なのはそこじゃない。

私は蒲団を「船」に見立てていたのです。

あの頃の感覚が十数年の時を経て

今ここにあるのです。

さぁ、近代兵器たるPC・スマホなど放り投げて

今日も幻想と虚構の夢の世界へ。

出航用意!

碇よ上げー!

掛蒲団という名の帆を張れ!

両舷前進微速

『さかあや』出航!

進路、夢の世界へ

宜候!

             それでは bye! Konemy