Konemyのベル

『毎日を特別なものにする為』
その日の総括、思う事、省察……
ここは「のべる」場です。

脆弱性

2020年03月19日 22時41分36秒 | 日記
おはようございます。

異様に久し振りな感じなのも当然の事。

二週間以上ぶりですから。

別に流行り病にやられて隔離されていた訳ではありませんよ。

何故か、偶然にも同じ期間になってしまっただけで

全く意図した事ではありません。

前にも述べましたが

生存確認には成り得ないので悪しからず。

毎日を特別にする事を目標に記すこの文章たちですが

まぁ、この二週間は本当に語りたい事というか

残しておきたい事がなかったのでしょうね。

さて、長い前置きにならないうちに。

既に長いか。

先日、あるドラマを観まして。

タレントに重きを置かれて作られたものと推測されますが

作品自体を語るので、詳細は伏せて概要のみ。

あらすじは以下。

令和8年。世界のアンドロイド・AI技術は恐ろしく進化しており、各国の開発競争は大激化。
もはやアンドロイドなしの生活が考えられない程、必要不可欠な存在となっていた。
日本は東京オリンピック後に訪れた不況により開発競争で世界から遅れをとっていたが、
遂に世界のアンドロイド市場を席巻するような、官民共同開発の最高峰アンドロイドが発売となる。
世界中のメディアがこぞってこのニュースを大々的に取り上げ、街中の大型ビジョンから流れてくる……。
(番組公式HP文を一部改変)

売り文句は

『正しさとは何か。人間とは何であるか』『完璧な製品と対峙した時、あなたはどうなる』
(番組ダイジェストナレーションより)

予告を見た段階でおもしろそうだと思いました。

SFでは語り尽くされたテーマ「人間とは何か」をごく短時間で表現した優秀な作品でしたね。

作品の話はここまでとして。

「完璧」って何ですかね。

「二律背反」なんて言葉がありますが

「完璧」は二律なんて生易しいものではない、無数の矛盾の実現である。

実在する事はない、仮定・仮想にしか「完璧」なんてモノはありません。

では、「完璧」ではない

脆弱性を持つ人間(モノ)が完璧になる為には。

私が思うに

唯一性の放棄が最も簡単な方法です。

人間は自己の唯一性を基盤としている。

人間はコピペできない。

Ctrl+C→Ctrl+Vで増産できたりなんてしない。

ただし、唯一性を放棄した

無数の、凡百の存在ならば「完璧」にはなれないかも知れないが

限りなく「完璧」に近づく事が出来る。

人間の唯一性はどう頑張っても否定出来ないだろう。

しかし、AIならば。

人に近づける事が正解とは限らない。

欠陥たる唯一性を否定してこそのAIなのではないか。

そんな事を考えた。

何言ってるんだろう。

              それでは bye! Konemy