Konemyのベル

『毎日を特別なものにする為』
その日の総括、思う事、省察……
ここは「のべる」場です。

狂え、奇書ぞ。

2019年10月28日 15時48分00秒 | 日記
おはようございます。

月に5冊は本を読む私ですが

今月はなんと一冊と二冊目途中で終わりそうです。

読んでいない訳ではないんです。

むしろ

普段より読書時間は長いです。

集中していない訳ではないんです。

むしろ

時が過ぎるのを忘れてしまうほど

周りが見えなくなるほど

集中して読んでいるのです。

以上の現象の理由なんて

考えても分からないので

普段の読書スピードが異常であり

流し読み・速読しているとして。

一体、神無き月に私は何を読んでいたのか。

知っている人は知っているだろうが

同時期の作家としてはあまり有名ではないのかも知れない。

夢野久作が命をかけて書いた作品。

『ドグラ・マグラ』

彼はこの作品を発表した翌年

その生を終えている。

あらすじを……

と言っても、難解すぎて私如きにはあらすじなんて出来る気がしないが

努力することとしよう。

別にググってもらえれば

私なんかよりずっと分かりやすくあらすじを書いている人がいるだろうよ。

一人の青年と一人の天才精神科医の話である。

記憶喪失者である一人の青年が、精神病棟で

自分は一体何者なのか探求する中、『ドグラ・マグラ』という原稿に出合い

読み進めていくうちに、自らが母親・許嫁を殺した狂人であることを知り

狂った原因が天才精神科医にあると知る。

読んだのはこの辺までで、結論は分かりません。

夢野久作は探偵小説家であり

『ドグラ・マグラ』は日本探偵小説三大奇書と言われ

読んだ者は精神に異常を来たすという。

ただ、上巻を読んだ印象としては

現実と虚構の間に彷徨う気分を得られる

「ヘビーライトノベル」といった感じだ。

矛盾しているだろう。

だが、そうとしか言えないのだ。

今月中に読破を目指します。

              それでは bye! Konemy