ポチタマ夫婦日記

4年半の久留米での生活に別れをつげ、横浜に帰って来た二人ですが、「破れ鍋」に「ドジ豚」中年夫婦の生活は相変わらずに・・

ゴミ山の姉弟 その1

2010年06月09日 | ゴミ屋敷だモン

二人で、ゴミを拾い集めてゴミ屋敷で暮らす老いた姉弟!
の話ではありません。

そりゃ、タマもタマの弟のマサオ君も中年のオバサン・オジサンではありますが
ゴミの中で暮らせるほど、逞(たくま)しくはありません。

マサオ君なんて、意外とキレイ好きなんだから! 
タマはキレイ好きとは言えないかもしれませんが・・モノがいっぱいある状態は
大嫌いでありまして、一人暮らしの時など「生活感が全く無い」と遊びに来た
知人・友人に言われておりました。 

 

しかし、父が亡くなって母は認知症という事になっている?状態では、泣く泣く二人で
ゴミ屋敷の後始末をしなくてはならず・・。

従兄夫婦やRYOUHEI君(マサオ君の長男)の助けを借りながら
「何だ?この家は(親の家です・・)」で探索を開始したのであります。

「一番(探しているモノが存在する)可能性があるのは、この部屋だ!」と言う
マサオ君のお言葉に従って、まずは父が寝室としても?使っていた和室から
探索を始めました。 父が亡くなっていたのも、この部屋であります。

2間(けん)の床の間付きの8畳の和室には、板の間もついていまして、その先に
窓があり雨戸が閉まっています。その窓にブラインドが取り付けてあるのですが
窓の前にモノを積み上げていて、窓(雨戸)の開け閉めが困難な状態。

たぶん、閉めっぱなしだったのでしょうネ・・!

 

ここの部屋の特徴は、 服が散乱しているのは母と共通ですが、
紙のゴミが多い事。 色々な雑誌に新聞、そして同窓会の会報(意外と立派)が
数十冊、書籍に何やら分からない書類の類が、い~っぱい!
DVDは、「日本の※※」「世界の※※」の類、全十何巻のシリーズ物が何種類も!
しかも、どれ一つとしてビニールすら開封されていない。
見ないのに何故買うの~っ!

家具も多くて、片付けの見積もりが「この部屋だけで15万」と言われたヨ!

 

      

 正面が窓のはずですが・・、何でブラインド付けてるのか・・?

  違い棚に天袋、地袋のついた床の間には、日立製の液晶デジタルTV
(弟によると、去年11月には無かったそう)と仏壇(蜘蛛の巣付きです~!)が
並んでいてます。 右も床の間ですが、洋服ダンスと収納ケースが置いてあります。

 

スゴク散らかっているようでありますが、父の遺体を警察に搬送してもらい
葬儀も頼む事になった葬儀社の人から、
「大分片付きましたネ! 」と、言われたのヨ! この状態で!

実は、父が亡くなったと聞いて、マサオ君やタマより一足早く駆けつけてくれた
千葉に住む、母の妹と従兄夫婦(母の兄の長男)が、父の部屋の山になっていた
衣類の一部を「業務用ゴミ袋」に、雪崩を起こしていた書籍・雑誌等の
紙類を紐で括ってくれていたのです。

これは、とりあえず人が歩ける場所を確保する為だったのですが。

探し物をしようにも、これだけ散らかっている上に
家具が多くて・・、壁面すべてを蔽っている実家!照明のスイッチすら見つからない。
コンセントも、どこにあるか分からない。 そのせいか、そこら中に延長コードが
ニョロニョロと這いまわっています。が・・、どの延長コードに電気が来ているのか?

新しそうな掃除機が2台あり、使おうとしたが電源が入りません。
電気が来ていないのか?掃除機が壊れているのか? 蓋をあけると
埃が目一杯詰まっています。ゴミ袋の交換もした事なければ、当然フィルタの
掃除もした事無いのネ! 

散らかっている部屋で探し物をすると、益々散らかる事を学習。
目指すもの以外は、横にポイッとしちゃうからネ!

こうなったら、ゴミ袋を横に置き、出て来た不要な物(ほとんど全部)は
端から捨てるしかない。故人が、どんな思い入れでとってあったか
単に億劫で捨てなかったのか知りませんが、構っていられるか!

 

そこのあなた! あなたにとっては思い出の品も、ただのゴミよ、ゴミ!

 

 

 


 

 


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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
思い出はゴミ (ラベンダー)
2010-06-12 11:45:43
思い出はゴミ

明言だねぇ~

まっことそのとおり
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