goo blog サービス終了のお知らせ 

ポチタマ夫婦日記

4年半の久留米での生活に別れをつげ、横浜に帰って来た二人ですが、「破れ鍋」に「ドジ豚」中年夫婦の生活は相変わらずに・・

メッキが・・!

2010年06月15日 | ゴミ屋敷だモン

財布が見つかる前の話ですが、
「親父は部屋に酒や焼酎を置いていたのに一つも無いのはオカシイ!」
とマサオ君が言っていたのです。 確かに、どこにも見当たらないネ!

そんな時に、探し物を手伝いに来ていた従兄が、
「今、叔母さん服の(山の)下から焼酎を出してマグカップに入れてたヨ
そこで、皆でこっそり母を観察していると、素知らぬ顔してマグカップに水を足し
レンジでチンしてい「お湯割り」を作って飲んでいるではありませんか!

どうやら、父が亡くなった後に父の部屋から色々なモノを自分の部屋に
移動していたようです。 本当に「寝てると思ってたのか~?


コンビニ通いが発覚したいきさつ!は


ビジネスホテルに泊まっていたタマですが、「生ゴミだけでも捨てなくちゃ」と、
通夜の当日朝7時前には実家に出かけました。
何しろ、「私が片付ける」と言い張ってゴミも捨てさせないので
母が寝ている隙にゴミ捨てしようと思ったのです。

ところが、母は既に起きていてTVを見ながらコーヒーゼリーを食べています。
コンビニで売っているようなゼリーなので、従兄夫婦が来た時に
買い置きして冷蔵庫に入れて置いてくれたのだと思ったのですが・・、
アレ!おでん食べてる!タマの視線に気づいた母は、
「電子レンジが壊れて使えないけど、まだ温かいからアンタも食べなヨ」

(レンジはあまりに汚いうえ、母が使うたびに異様な音がしたり臭いがするので
タマがコンセントを抜いていた)

レンジが使えないのに、まだ温かいって、買い置きの食品じゃないネ!でも、
「ここで、追及すると警戒されてしまう」と思った(悲惨な経験豊富な)タマは
「ウンと、おとなしく御返事!

あとから来たマサオ君に「お母さん、コンビニでおでん買ってきたみたい」
報告するも、なかなか信じてもらえない!

「こうなったら絶対に証拠を掴んでやる!

お通夜は、佐賀から来た叔父(父の弟)と、見かねた従兄が付き合ってくれて
3人で葬儀場でお泊りしたタマ。 (母もマサオ君も帰っちゃったのヨ~)

葬儀の翌日、実家に出かけて、母に
「今日は寒いネ!この前のおでん美味しかったから買って来るヨ! どこで
売っていたの?」
 と優し~く尋ねると、「バス通の・・・」だって!

やっぱり、片道徒歩15分以上かけてコンビニにおでん買いに行ったんだナ!

3個パックのコーヒーゼリーに、おでん、週刊誌も新しいのがあったし・・。
でも、「お汁の入ったおでん」を持ち歩くのって結構大変なはず!

おでん買うには、「アレとコレと・・」と注文しなくちゃいけないのに、耳が遠い
母が買うのは絶対に無理ダ! と皆に言われっぱなしだった可哀相なタマ。

でも、雨の中を傘をさしながらコンビニに行ってみると、「おでん」
自分で好きなモノを選んで容器に取るようになっていた!
母が食べていた同じコーヒーゼリーも売っていたワ!

「歩けないはずだったんじゃあないのか!

しかし、今 母に文句を言っても 色々隠したモノを出さなくなってしまって逆効果。
ここは、母を見習ってとぼけておくに こした事は無い。

まあ、父が亡くなって数日間一人でどうやってサバイバルしていたのか??
不思議だったけど
「謎は全て解き明かされた!」ってところネ!


マサオ君に話したらビックリ! 従兄夫婦に話すと、嫁さんが
「確かに、斎場で歩いている姿は家にいる時と全然違ってたわネ

実は、もっと確かな証拠が出て来たのですヨ! 母が大阪に行った後
マサオ君が母の財布からコンビニのレシートを見つけたのです!

「ゼリーにおでん、週刊誌に、カップ焼酎も買っていたヨ!(マサオ君)

 

今まで、母についてタマが何か愚痴っても聞く耳持たなかった皆!
嘘つきなのは私じゃなくて誰なのか分かったでしょ!

最近ではマサオ君からよく電話が掛ってきます。
 
やはり母との同居は相当大変らしく、「こんな事された!」とか、嫁さんに
「アナタのお母さん、アル中(依存症)じゃないの!」と言われたとか。
なんでも、一緒に暮らし始めてすぐで右も左も分からないはずの部屋から
マサオ君の買い置きの酒を見つけ出して端から飲んじゃうらしい!

隠すのも得意だけど、探し物も得意なんだネ! 

タマは、むかし私の愚痴を無視された事は忘れてあげて
「ウンウン大変だよネ!御苦労さま!」とか「親孝行でエライ!」
優しく労(ねぎら)ったり、ヨイショしたりしています! 
(だって久留米に来られちゃたら困るもんネ~っ

 

 

 

 

 


隠し上手!

2010年06月15日 | ゴミ屋敷だモン

自分の使っている部屋には、「何だかんだ」とワケの分からない理屈をこねて
入らせない母でしたが、デイサービスに出かけた隙に
急いで探索したところ出てきましたヨ~っ!

 

まず、父がいつも使っていたと思われる財布が見つかりました。
ベットのマットの下に(隠して)あるのをRYOUHEI君が見つけたのヨ!
お手柄・お手柄

この財布は、一度父の和室でマサオ君が見つけたのですが、諸手続きに
必要なモノではなかったので、とりあえず元の引き出しに戻しておいたもの。
「ここに入れてあった黒い長財布知らない?」 「エ~ッ見てないヨ!

「家の中で歩いていても、転んで青痣ができて・・と、体が弱って、
自分では何も出来ないことを皆に強調していた母でしたが、
実は、私達3人の目を盗んでは目ぼしそうなものをサッサと
自分のところに隠す、素早い行動が出来ていたのでした。

どうりで、部屋に入れさせないワケだ!

「財布には3万円ぐらい入っていた」(マサオ君) との事でしたが、
見つかった財布にはカードしか入っていませんでした。 

怒ったマサオ君が戻ってきた母を追及したところ、
「よく思い出せないヨ・・お金はしまったかもしれない。忘れちゃった!」
「全然覚えていないんだから仕方ないじゃないか!」
と、普段は「私は認知症じゃないと」言い張るのに、都合のよいときだけ・・

「俺達の財布大丈夫か・・?」 「エ~ッ!」と、慌てて自分達のバッグを確認する
マサオ君とタマであります。

母は隠し事が得意なのよネ! はっきりいって嘘つきだし!

「それは認知症で病気だから・・」と言って下さるあなた!

母が嘘つきなのは、大昔からで本当の事を言う確率は、
現在の普通預金の利息なみ! 騙されちゃいけませんヨ!

だって、
家の中でも「まともに歩けない」はずの母が、実は坂道を徒歩15分かかる
コンビニに出かけて自分が好きなモノ買っていたのヨ!
 
タマが怪しんで、葬式の時にマサオ君や従兄・親戚に話したのに
最初は頭ごなしに否定されてたの。 「まともに歩けないのに、ありえない!」

昔からタマは母を嫌っていたから、悪意で言っていると思われたかもしれないけど
事実だった事が判明した時の皆の驚き様 は無かったネ!

モノを隠す以外に、自分の正体を隠すのも得意だって事よ!

意味なく母を嫌っていたワケじゃないのよ! 私が一番の被害者だったからなの!

 

現在、マサオ君のところでデイサービスやショートステイを利用して一緒に
暮らしている母でありますが、息子の前では「エー恰好し~」だった母も
メッキが剥げ剥げでマサオ君や嫁さんに呆れられているようであります。 





 


ゴミ山の姉弟 その3

2010年06月15日 | ゴミ屋敷だモン

父の死の知らせから、通夜・葬儀をはさんで10日を横浜で過ごしたマサオ君とタマ。

まあ、一日は死ぬ思いで実家にお泊まりしましたが・・、
あとはビジネスホテルから通勤。実家は不便なところで最寄駅からバス
そして15分坂道を登り降りして歩かなければいけない。
バス停近くにコンビニはありますが、まともな買い物は駅まで出ないと無理!
という、いわゆる「買い物難民」状態。


来る日も、来る日も、コンビニで仕入れた朝食・昼食で我慢しながら
二人でゴミ屋敷の探索を続ける日々。


精神的にも、肉体的にも限界に近づきつつある二人。
でも、何とか必要なモノを探さなくては帰るに帰れないマサオ君とタマ

父が使っていた部屋からは目ぼしいものは出てこない。
一間廊下の本箱やタンスに収納ケースも片端から探したんだけどネ!
(両脇に家具が並んでいて、とても1間には見えないけど・・)

タマが思うに、怪しいのは母の寝室と、いつもTVを見ている部屋!
 

母の寝室のベッドの周りは洋服がうず高くつもり、本箱にはビデオテープや雑誌!
TV鑑賞部屋は、やはり服の山と食べ散らかしたゴミが散乱しているのだけど・・。
(一体、服が何百着あるの

しか~し、母は自分の使っている部屋に私達を入らせない!
「お父さんが死んじゃったんだから、私が後でゆっくり片付けるから」(母)
「・・(未だかって、片付けなんてした事無いじゃないか!)(マサオ君&タマ)

私達が怒って何か言いたくても、耳が遠くて聞こえないのヨ!一方的に自分の
言いたいことだけ喋りまくる母。

「父が亡くなった事」も当然理解しているのですが、あくまでも
「寝ているのかとおもったんだヨと言い張ります。勿論涙一つ こぼしません。

「私は、ここで一人暮らしするヨ!」と、ルンルン している様にさえ見えます。


母がデイサービスを利用している時を狙って、マサオ君と息子のRYOUHEI君、
タマの3人がかりで服の山をとりあえずゴミ袋に収納し足場を確保して探索。

やはり周りは洋服ダンスに本箱で囲まれている、母の寝室!

「今、大地震が起きたら、私達みんな家具の下敷きになって死んじゃうネ!

そしたら、ばあちゃんが葬式で
「お父さんが死んだと思ったら、今度は地震で、3人いっぺんに
死んじゃったんだヨ~!
なんて大興奮して喋りまくるだろうネ!  

とは、院生で心理学を勉強中のRYOUHEI君の分析
「言えてる~っ!(笑い転げる3人)
みんなに囲まれた中、私は悲劇のヒロインなの!って いかにも母が好みそう

母の部屋からは、年金手帳や保険証は見つからなかったものの、
出てきたんですヨ! 色々!

詳しくは次回の記事でネ!


 



 


20100614 「巴爆弾おにぎり」

2010年06月15日 | ポチ弁当

おにぎりだけ~っ?」  「そうなんです


今日、ポチは出張に出かけました。 最近は(時間と、お金の)節約のため
新幹線で出かけるときは、「おにぎり作って頂戴

「(ム~ッ!出張の時ぐらい弁当作りを休みたい!)」 と内心思っているタマですが、
お金と労力を秤にかければ・・、仕方ない!

 

というワケで、新作(珍作)の「巴(ともえ)爆弾おにぎりを作り上げました。

ポチタマ家では重層に作ったおにぎりの事を「爆弾おにぎりと称しております。

芯に海苔で巻いた小さなおにぎりを入れて、味の違う御飯(具)を握って・・
海苔を巻き・・を繰り返したモノで、切ると断面が3重・5重に(年輪みたい)に
なるであります。
手がかかるし、意外と?デカくなってしまうので普段の「ポチ弁当」には作りません。
主に、行楽に出かける時とか、出張の時のおかず無し弁当の時に作ります!


さて、今回の「巴(ともえ)爆弾おにぎりは、評判の悪いクラスター爆弾
ヒントに作りました。
「・・(何や物騒やナ~)」 
(ちなみに、タマもクラスター爆弾使用の全面禁止に賛成であります。)


で、ど~なっているか? と申しますと、このおにぎり中には、
普通の?「爆弾おにぎりの芯に使うくらいの小さなおにぎり
(察しの良い方なら、もうお気づきですネ!)3つ入れました。

3つを手の平に、三角に並べて御飯で成形していきました。
3つのおにぎりの中身は、明太子・鮭マヨ・塩昆布、そして外側は揚げ玉+青ネギ
の混ぜご飯で~す。 最終的に重量は412gになりました。
これは、手が大きいタマだから出来る「スゴ技?」です!


この前、「おにぎり小さかったと(文句を)言ったポチに見せたところ
(やっぱり根に持っているタマ

「こんなに大きなおにぎり、電車の中じゃ、恥ずかしくて食べられないヨ
と申しておりました。 「良かった!良かった!?