梅を漬けました。

秋田県小町の郷　遠田米穀店です。

毎年、今の時期に梅を漬けます。
今年は梅も豊作の様で、一番欲しい梅がやっと手に入りました。
梅は有るけど、シソが無いと話しになりません。
何とかシソも用意できたので、さっそく漬けました。
最初にシソの葉を塩で揉みます。
１回目の液は、灰汁が強くてきれいな色が出ない為捨てます。
２回揉んだシソと液を使用します。

次に水に一晩漬けておいた梅の水を切り、すり鉢で塩を入れて擦り産毛を取ります。
その時先ほど揉んだシソの液を少し入れて揉むと良いようです。

それをカメに入れて揉んだシソを上に載せ、また塩を振ります。

これを繰り返して、最後に上に大目のシソの葉をのせて塩を振り、軽い重石をのせて出来上がりです。

昔ながらの作り方で、塩はかなり多く使いますが、甘いと色がつかないとの事でそうしてます。
分量もそれこそ決まった分量ではないので、本当に手加減です。
でも、計算してみると、塩はシソを揉む用と、梅を擦る用で梅の２５％くらいは使っているようです。
これが全部梅に入る訳ではないのですが、結構使ってますね
かなりの塩分になるようですが、これでも足りないのでは？とおばあさんはいいますが・・・。
あとはきれいに色づくのを待つだけです。
どうか今年もちゃんと色が付くようにと、願うばかりです。

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