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毎日がスタート

サイパンまとめ

2006年06月10日 20時31分39秒 | 海外旅行
この歳で、今更初めての海外旅行。

いちいち式やるのに初めはかったるさもメンド臭さも感じていたけど
まあ両家の喜ぶ姿は何より嬉しかったかも。
絵に描いたような景色が喜び、感動を更に大きくさせてくれる。
自分達だけの為にやるのなら、呼ばれる方もいい迷惑と出費であって
全く必要のない儀式だと俺は思った。
全く連絡もねーのに、式決まった途端、いきなり連絡よこすヤツも多いし。

あの1週間は完全な現実逃避の場でもあった。
だからこそ、日本に帰りたくねー、とか思ったけど、結局ああやって
夢のような生活ができるのも、現地の人が働いているからであって
決して石油王でもない俺は、やはり逃げていられず、日本でしっかり
働くしかねー、と改めて決意できた機会でもあった。

と、同時に何か吹っ切れるものもあった。仕事もしつつ、どこか余裕さえ
感じられる現地人。せこせこ働くのもいいけど、あまり完璧は求めず
どこかに逃げ道を常に持ちつつ、無理に自分を追い込まずに余裕を持ちたい。
せっかく生まれたからには、もう少し人生を謳歌しないとね♪と思う。
と言いつつ、帰国早々無茶苦茶な接待してきたけど。契約したかったもん。

現地の人は特に観光客には優しかった。観光業が主な地域だから、
余計観光客でモメたり事件など起こしたくないもんね。イメージ悪いと
お客来なくなるし。きっと授業でも、そんなことまで浸透させてるのでは???
と思うほど丁寧、親切だった。昔日本領だった時、直接戦争で獲得した
朝鮮やフィリピンと違ってサイパンは日本人が砂糖業の発展を促したり、
文明を伝達したりなど、大きく島に貢献をしたから、
きっと日本人に悪いイメージはあまり持っていない「国民性」なのかもしれない。
おじいちゃん、おばあちゃんの中には日本人を尊敬する人もたくさんいるらしい。

買売春が厳しく取り締まられていた。けど、俺が一人で歩いていると
建物の影から女が出てきて、人差し指と中指に親指を挟んで
「オンナハドウ?」とかすげー誘われた。きっと影では横行しているんだろう。
誘いに乗り買ったりして、日本人の印象を悪くしてほしくないもんだ。
でも、もしかして現地経済を支える「貴重」な産業なのかもしれない。
勉強不足ですが。

意外に多くの日本人が現地で働いていた。何を志して、はるばるこの島に
来たのか。とても興味があったけど、聞く機会が無かったのが残念。

運転がすごい「優しい」のも島の特性か。渋滞もないし、急ぐ程広くもないし。
愛車を吹っ飛ばす俺に関しては、運転マナーは大いに見習いたいと思う。

いつも気さくで笑顔を絶やさない現地の人が大好きだ。笑顔の裏には
きっと、彼らなりにいろんな悩みを持っているだろうに。
島の気候は超寒がりな俺には完璧だと思った。暑さも慣れて全く苦ではなかった。
スーツじゃ無理だろうけど。って言うか一度もスーツ姿の人見なかったなぁ。

今回、特に関心が高かった戦地を、実際に訪れる事ができたのが
なにより良かった。同じ日本人が数万と非業の死を遂げて眠る島。
華やかな観光に隠れがちだけど、慰霊碑にしっかりお線香や顕花の跡が
残っている姿を見て、少しホッとした。
「バンザイ・クリフの下でダイビングしたわよ♪綺麗だったわ~」
と自慢するオバちゃんの話を聞いて少し唖然。まあ楽しかったのは分かるけどさ。
彼らあって、現在のうのうと平和と自由を楽しむ今の俺。
追悼と感謝の念を忘れずにいたいと改めて思う。

最後に、この場を借りて1週間も会社でヘルプをしてくれた営業、事務の
仲間達にお礼を言いたい。

本当にありがとうございましたm(__)m

そして、海外旅行など思いもしなかった俺に、素敵な経験をさせるきっかけを
作ってくれた最愛の人にも感謝したいと思います。

うーん、固い内容な旅行記で失礼しました。
後輩の一言
「戦争の解説っすかぁ???それよりお土産はなにっスか?」・・・
心配すんな、ちゃんと買ってきたよ♪(笑)
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サイパン⑩

2006年06月10日 19時09分13秒 | 海外旅行
いよいよ初海外も今日で見納め。

レンタバイクを返却に早朝からガラパンの街へ。
保証金$30を返してもらうのだが、超てきとー。
バイク止めて受付に行ったら、俺らの素性すらチェックもせずいきなり
「ハイ$30ネ、アリガト」・・・あれ、いいのかよ。
そう言えばレンタカーのお姉さんもそうだった。

荷造りも終え、空いた時間で目の前のビーチへ。
日本のオバさん達がシュノーケルしてる。ウェットスーツなら
お腹も気にならないか。日焼けもしないしさ。
岩の上や落ち葉の中を何かが動いてる・・・良く見ると・・・



ヤドカリだ。思わず手のひらへ



こんな小さな貝型、よく見つけるよね。いろんな大きさですげーたくさんいた。

ついに空港へ。荷物検査が厳しく、ほぼ全員スーツケースを開けられ中の
チェック。おかげで並ぶ事1時間。ところが・・・ナゼか俺だけ開けることなく
そのままパス。んん~・・・似合わず顔黒いから怪しまれるかと思ってたけど。

帰りの飛行機。日本まで、よろしくね。

生まれ変わったらパイロットがいいな。
英語ペラペラ。あんなデカイの転がして・・・あ、飛ばすのか。カッコいい♪
俺の高校、大学じゃ絶対無理そうー。

無事日本到着。虚しさ半分、安堵な気持ち半分でした。





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サイパン⑨

2006年06月10日 19時01分48秒 | 海外旅行
出張より無事帰宅。気持ち切り替え、再度更新。

残りもいよいよ2日。最終日は早めに出るので実質最終日。
朝一で無料タクシーに乗りDFSへ。受付後、即レンタカー屋へ行き、借りたのは
レンタバイク。125CCのスクーター。1日借りて$20、保険代$5、保証金$30。
やたら保証金が高いのが気になるけど、3店聞いてどこも金額一緒だった。

洒落たオープンカーってのも悪くなかったけど、今日はビーチで海水浴♪
濡れたまま乗るならバイクが最適。

浅いリーフはシュノーケルに最適。海水の暖かさと中の綺麗さにびっくり。
泳ぎが他人より達者な俺は素潜りでひたすら海底(と言ってもそんな深く
ないけど)で魚を撮影。デジカメでないので、ここにUPできないのが残念。
途中マックでランチを取って別の場所へ。ここのマックは何でも自由に
飲み放題なんだね。ここの味だけは日米変わらないね。

次のビーチ。やたら英語で話しかける監視員のオヤジがいた。
「~STAY~?」良く分かんねーけど、サイパンに来て何日目?
みたいな意味らしい。仕事中なのに昼からビールかよ、と思いながら返事する。
「I Stay Five Years」←かなり片言・・・オヤジ「OH~○×△●×▲!!!」
何言ってるか良く分からんが、ナゼかびっくりしてる・・・
俺の英語は意外に上手かったとか???ん?・・・
あ、・・・間違えた。「あー。んー。えーっと・・・Sorry♪Five Days・・・だった」
オヤジ「わーお↑びっくりしたー!そうだよー」・・・って!!!おいおい!!!
びっくりしたのは俺だよ。何気に日本語ぺらぺらじゃん!
「オジちゃん、日本語上手いね~」
きっとさっきのワケ分からん「○×△●×▲!!!」は、俺なりに訳すと
「5年もここにいて、英語ヘタクソやねぇ~」だったに違いない。きっとそう。
オヤジも日本語話せるなら初めから話せよ・・・って思ったら、逆に
「ニホンゴジョーズネ!」・・・俺、日本人だけど。

午後は着替えて見逃していた場所へ。
ガラパンを南に10分、ススペという第2の市街地へ。
大きな教会のすぐ脇に小さな空き地。良く見ないと気付かない位の小さな墓地。
岐阜から来た第?連隊や他の連隊の慰霊碑がある。お線香もないので
タバコに火をつけ、合掌。
ものすごい戦闘の中では、ゆっくり一服もできなかったことだろうし・・・。
信号待ちの現地の人や他の日本人観光客が不思議そうに見ていたのが印象的。
通りに面する散歩道に旧日本軍の戦車発見。九七式中戦車?
57ミリ戦車砲、装甲25ミリ。米軍M-4戦車は75ミリ砲で装甲89ミリ。
相手にならんわけだよ。中で何人の戦車兵が戦死したのか。
合掌後、現地人を入れて1枚パチリ。



最後の晩餐も終えて、深夜帰宅。
北海道以来の超快感ツーリングの代償として、腕、肩がすごいことに・・・。
夜は寝返り打つたび唸っていました。

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出張先より

2006年06月10日 14時44分15秒 | 私生活
夜中に到着。いきなりビールの一気飲みに始まり、最後は焼酎ストレートを無理矢理一気させられ、あえなく撃沈。気付いたら朝。廊下で寝てる始末。トイレを目指してたはずなのに。こんな思いしても値引きも無く無事契約取れりゃ我慢もできるか。ゲコな俺だけど、たまにはおいしく飲ませてくれるお客が恋しい。今から帰ります。
明日もお客様と飲み会。浴びるほど飲まされるんだろうなぁ。
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サイパン⑧

2006年06月09日 00時28分24秒 | 海外旅行
4日目。
昼、両親を見送る。いい思い出になったようでホント良かった。

午後は元気なうちに、お土産購入の為ガラパンの免税店へ。

ちなみに、ガラパンへは各ホテルを経由する無料シャトルバスが
1時間に1本運行しているが、実はホテルからガラパン市内の免税店(DFS)
までは無料でタクシーに乗れるんです。ただし、免税店の受付で
ショッピングカードを受け取るか、持っている場合はそれを受付に
通さなくてはダメ。どうやらそれが運転手がちゃんと仕事したっていう
「証」になるらしい。でも、別にショッピングカードは
毎回無料でもらえるし、買い物しなくても全然平気。
でも受付せずに即町に繰り出したり、受付後即店を出るのは運転手の
顔を潰し悪いから、一応店内を歩いて別の出口から出れば全然OK。
時間を気にせず即街に出れる無料タクシーは超使えます。
でも、あのタクシー代、どこから出てるのかね・・・DFSからか???

あと、ホテルで待つタクシードライバー。みんな気の下で居眠りしたり、
なかにはハンモックまで持参する人もいるしさ。
まあ居眠りだけならまだしも、しまいには火を熾してみんなで何か作ってたり・・・
ホテルスタッフに呼ばれるまでひたすらくつろぎまくってた。仕事取る気力一切無し。
んん~島民性なのかな?

免税店向かいにあるショッピングセンターは日用品からお土産も揃いかなり便利。
ただ、小銭の見方は海外素人の俺には慣れるまでかなり大変(汗)
レジでは冷や汗もん。
25セントとかあるのに50セントってないんだね・・・
見なかっただけなのか???今でもナゾ。これ書いた後調べてみよ。

ショッピングセンター目の前に
$3でタトゥーができる出店があった。ひたすら英語でもなく、中国語?
よく分からん言葉でひたすら体をクネクネ踊らし客寄せするお兄さん。
怪しい笑顔に心が癒される(マジで♪)すがすがしい怪しさです(笑)
13時頃に出没、深夜までひたすら客寄せ。あれが食いぶちなのか?
今回、数少ない悔いの1つに、あのお兄さんを激写しなかった事だ。
きっとサイパンの名物兄さんになるだろう・・・そんな感じの大物っぷり(爆笑)

帰りは無料バスが出ています。ホテル間の乗り降りは禁止のはずでしたが
普通にガラパンの外れのハイアットホテル前からも乗れました。
現地の人は相当適当です(笑)
南部行と北部行に別れているので要注意。
中は日本の路線バスと変わらず。ラジオのみ英語でした。

今回交通費は急ぎで仕方なく乗ったタクシーの$23だけでした。

今日から社会復帰。案外楽に戻れた気がします。
では、今より出張行って来まーす。
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サイパン⑦

2006年06月08日 23時49分13秒 | 海外旅行
北部最後はシーサイドクリフという島内でも眺めが最高な場所。
島を一望でき、かなりの絶景です。

ここでも砲弾の跡が残るなかに、ひっそりと慰霊碑があった。
「サイパン高等女学校」の教員、生徒の慰霊碑。
兵士だけでなく、一般市民をも巻き込んだ戦闘。
バンザイクリフに代表されるように、住民を守る事を第一に考えなかった
旧日本軍のあり方、軍隊という存在に一石を投じさせる場所、それがサイパンだと
感じた。ぬくぬくと当たり前に平和を楽しむ今の俺は本当に幸せだ。

ここからは南部へ向けて、常夏の島らしい観光。

島の真ん中を抜けて、途中、昔の祠や教会を1時間ほど眺めつつ、最南端のビーチ、ラダ・ビーチへ。
ここからはお隣のテニアン島がくっきり見える。



誰もいなく完全なプライベートビーチ。幅は100Mあるかないか程度。
透明度は抜群で、ひっそり泳ぎたいならお勧め。外洋に面しているから
他のビーチより若干波は高いけど、まあ気にならないと思う。
途中、地元の人が遊んでたけど・・・こんな昼から仕事は???って感じ(笑)
現地の人のノンビリっぷりには、ホント羨ましささえ感じた。

最南端よりガラパン市街へは車で20分程度。時間も少しあるので市内にある
アメリカンメモリアルパークという博物館?へ。ここはサイパン戦の記録を
残す資料館だった。
戦死した遺品、銃器、当時の様子の語りなどを見たり聞く事ができる。
ここを見てから北部に行くのがいいかもしれない。

夜は・・・早くも3日目にして日本食に恋しくなった。我ながら根っからの日本人。
普通に日本食の店へ直行。野菜炒め定食、しめて$10。味噌汁おいしかったな。
どこのお店も日本人だらけ。ホント海外の感覚を忘れちゃうよ。

続きは明日にします。長くてすみません。
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サイパン⑥

2006年06月08日 15時45分10秒 | 海外旅行
続いてすぐ近くの「ラストコマンドポスト」と呼ばれる場所。
サイパン島守備隊最後の司令部跡。ホテルから車で10分もかからない場所。



斉藤義次中将率いる陸軍25,000人とハワイ真珠湾攻撃の立役者、
南雲忠一中将率いる海軍陸戦隊6,000人最後の司令部だ。

ここまで残った将兵は約4,000人。
国を想い、ここで最後の抵抗をしたと思うと、思わず胸に迫るものがある。
ちなみにホテル目の前のビーチから最後のバンザイ突撃を敢行。
ビーチ撮影をした場所こそ最後の決戦場である。

展示している兵器は旧日本軍軽戦車。こんな薄っぺらい鋼板では
とてもアメリカ軍の戦車には太刀打ちできなかっただろう。
砲弾の後も生々しい司令部跡。壕内はなんともいえない雰囲気が漂う。
斉藤、南雲両中将ほか司令部幕僚が皆ここで自決した場所でもあり、
思わず黙とう。

中部太平洋戦死者の大きな慰霊碑モニュメントがあった。
何気なく慰霊碑の裏へ行ってみると、小さな墓地があった。たくさんの遺族が
作った小さいお墓や慰霊碑だった。あんなに大きな慰霊碑の日も当たらぬ裏だ。
きっと気付かない人も多いだろう。寂しそうな場所だけに余計悲しみを誘った。

南雲中将 最後の訓示の一部
サイパン全島の皇軍将兵に告ぐ・・・

今や、止まるも死、進むも死、死生命あり、須く其の時を得て、帝国男児の真骨頂を発揮するを要す、
余は残留諸子と共に、断乎進んで米鬼に一撃を加へ、太平洋の防波堤となりてサイパン島に骨を埋めんとす。
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サイパン⑤

2006年06月08日 15時18分09秒 | 海外旅行
気持ちのいいペテン師にお会いでき、満足至極の午前も終わり
予約していたレンタカーを受け取り、いよいよ楽しみにしていた島内観光。
この日の為に、相当勉強しまくってきた俺。もちろん場所だけじゃなく、
その地に由来する歴史もしっかりと。気分はガイドツアー。

来た車は日産の車。国産車とは分かっていたけど、フォードやシボレーに
乗りたかったなぁ。
右側通行も左ハンドルだと違和感ほとんど無し。面白いのは右折時に左から車が
来なければ信号が赤でも進めること。あとスクールバスが止まったら、
対向車線も含め前線ストップしなければダメなこと。
他に気付いたのは、とにかく運転マナーがいい。
信号が黄色だから飛ばして渡りきろうなんて
光景は全く見られないし、後交差点に歩行者がいるとすぐ止まって道を譲る。
特に観光客には特別だった。

ホテルのすぐ近くの北方面から。まずは「バンザイ・クリフ」
到着と同時に忠魂碑へ合掌。



何千人もの日本人とその家族が米軍から逃げて来て、ここから身を投げた場所であり、鎮魂碑などが並ぶ。
どんな思いで子供の手を引きあの絶壁から身を投げたのか・・・
軍民一体思想の犠牲でもある。

彼らの犠牲あって今の平和があるのだと感謝の念を忘れずにいたい。

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サイパン④

2006年06月08日 14時35分05秒 | 海外旅行
3日目。ここからは今まで迷惑千万させまくってきた両親への親孝行。

午前は潜水艦に乗っての海中観光。旧日本軍の沈没した輸送船やら
機銃跡を背中に優雅に泳ぐ熱帯魚達。ナゼか俺らにだけ親切な添乗員・・・?
「右側に座った方がいい風景見れますよ♪」
お♪ナイス情報♪狭くて面倒くさいけど早速移動。
しかもその人、カメラを俺らに向けてくれるから、ついついポーズしまくる俺ら。







って言うかさ・・・この潜水艦、ちゃんとUターンするから右も左も関係ねーし。
適当な添乗員?だよ・・・
ま、綺麗な景色と優雅な熱帯魚に免じて許してやっか。
楽しいひと時も終わり、潜水艦から船へ乗り移った時、添乗員?の
彼が俺に近づく。
「さっきの写真、CD-Rにして1枚$30で販売しますよ♪」・・・
って言うかさ、商売うまいねー。あんだけ気持ち良く撮影もされりゃ、
ここで「いや、結構です」なんて断れるかっつーの。
まあ、いいカモの俺?には当然無理。気持ち良く購入したワケよ。
ウチの会社にも多いけど、サイパンにもペテン師はいるんだねー(笑)
って言うか類は友を呼ぶ、ってか?
海外でいいカモにならぬよう要注意。ここで肝に銘じました♪
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サイパン③

2006年06月08日 14時20分03秒 | 海外旅行
朝は8時起き。メークさんが9時には来るので、彼女の下準備の手伝いを。
化粧の下地やら、ドレスの下着???やら・・・女は大変だよ。
メークさん登場。本日付っきりしてくれるらしい。
早くも俺の居場所無し。ベランダで一服したり、外を眺めたり・・・気付けば
残り時間30分弱。シャワー浴びて、顔と髭剃って、髪の毛セットして、
最後はタキシード着て・・・それでも5分前には全て完了。脇役はホント楽だね♪
主演を引き立てる為にも手抜きは出来ないけどさ。

式の前に別のホテルへ移動。ビーチやらプールサイドでの撮影。
さすがにジャケット着た身に灼熱の太陽は暑いのなんの。
カメラマン目の前に固くなる俺。陽気になれない辺り日本人気質丸出し。
でも関係ないホテルのスタッフやら現地人、観光客みんなが拍手と喝采をくれる。ホント感謝感激。
少しは笑顔が出てきた。

式は・・・まあいろいろ演出やらドタバタやらあったけど、とても良かったのでは。
本番中の当の本人はあまり浸る余裕なんてなかったなぁ。両親、先方の両親、そして彼女がとても感激している姿に一番満足。
俺自身、式自体に興味なんて全然無かったし、やらなくても全然構わないと思っていたけど、「大切な人達」が喜んでくれるなら、
あの恥ずかしさを緊張感に変え、しっかり終えられた事にとても満足し、大切な皆の為にもやって良かったと心から思えた。
式も無事終わり、いろんな思いにしみじみ浸りつつも、もう1つ思っていたこと。
「いい加減、一服してぇ・・・」

間違いなく、人生で一番旨いビールとタバコだった。
準備から移動、撮影、移動、メイク直し(俺じゃないっすよ)式、移動、メイク直し・・・あの暑さトータル4時間くらい?。
無事終わった満足感、重圧からの解放感。
そしてあの綺麗な海と空。パーティー会場で家族、スタッフ、他のお客様・・・周りからの拍手喝さい。
これ以上ない展開での一杯と一服。あの一瞬だけは一生忘れないだろう。
仕事なんかじゃ味わえない達成感と気持ち良さ。やっとサイパンまで来て良かったと思えた。
「こっぱずかしい」ので写真は辞めときまする。

あ、メイクさん付っきりは結構お金取られたけど、大正解でした。
マメに汗拭いてくれたり、髪を直してくれたり・・・特に女性には絶対お勧め。
パフ?とかでマメに直してくれるから。暑い所で式やるなら、出し惜しみせず
絶対付ける事をお勧めしまーす。

夜は軽装に戻るも、みんなで豪華なディナー。
「男」の務めを無事こなし、いよいよここからが
サイパンを味わい尽くす脇役の本番です。
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