10.6検察審議会の決議文から引用
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検討した結果次のとおりである。
入院した一心病院の内科病歴要約には、申立人の」体重は39.2キログラムとあるが、同病院の医師作成の診断書には、「脱水が改善したと思われる入院後5日目でも体重は52.1ィログラム」とある。栄養管理計算書の入院時栄養状態に関するリスク蘭には、体重38キログラムとの記載が53キログラムと訂正されている。
一心病院が作成した診療録等を検査した大学病院の医師によれば、2月11日に体重が39.2キログラム、2月17日が52.1キログラム、2月24日が51.1キログラム2月27日が53キログラムとなっているが、2月11日から6日後に12.9キログラム増加すると言うことは考えられず、体重が誤ったと判断している。また一心病院で体重測定に立ち会った看護師は、体重を計る際、体重計に乗った後、倒れないように手をかしたまま測定したと述べている等から、39.2キログラムとした測定結果には疑問がある。看護基礎情報では、入院診断書が「栄養失調」と記載され、身長の記載があるのに、栄養失調に重要な情報である体重欄の記載は空欄となっているのも不可解である。
栄養失調の点について東京警察病院の管理衛生士によれば、後藤家での食事は必要カロリーからは不足しているが、基礎代謝が著しく低下していると思われるので、外出せず、運動量が少なかったこと等から消費カロリーが通常より少なかったとすれば、直ちに健康を害するほどのカロリー不足だったとはおもわれない。血液検査の結果を見る限り、深刻な栄養不良状態であったとは思えないと述べている。
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この検察審査会の決議文は、2008年2月10日まで、食事も与えられず拉致監禁されていた悲劇の人物としての後藤氏の姿が、入れ替わった瞬間である。
6日で12.9キログラムの増量はありえない。診断書の虚偽記載は明らかだが、看護師が手で支えたから軽く表示されたなどと、よく言えたものだ。
組織的関与は明らかとなっている。一心病院は統一教系の病院である。
作り話だったのである。この作り話のアイデアを出したのはだれか。
現実に痩せこけた後藤氏の写真があるではないかと言われるかもしれないが、マンション生活で自らの意思で断食してきた彼にとって痩せることなど、たやすいことではなかったのか。
ホーム生活で私の娘も1年で20キロ痩せたと、過去ログで書いてきたが、実際は半年ぐらいだったようだ。
後藤氏の痩せこけた写真の撮影は何日だったのか。後藤氏と米本氏はもちろん知っている。
写真は、米本和広氏が撮影した疑惑の写真
体重を正確に量れない看護士は、洒落になりません。
この審査会の判断を、徹底して衆知してゆく必要があると同時に、家族の方々への声援を声に大にして叫ぶべきです。
また件の写真を撮影提供した米本和宏氏は、どこまで虚偽と知りつつ、「拉致監禁キャンペーン」に関与したかを釈明する必要があるでしょう。それ以前にジャーナリストとしての生命は終わったもう同然ですが、『日本収容所列島』における後藤徹氏本人との対談も詳細な検討をする必要がありそうですね。kokoroさんに期待します。
http://plaza.rakuten.co.jp/kanteishoku800/diary/201010140000/
以前じじい50さんが、後藤氏がマンションを出てから本部教会までたどりつくまでの足取りを検証された記事を書かれていたかと思います。
まだ残っていますか。残っていればブログ記事のURLを教えていただけませんか。
警察署や山手通りの交番に助けを求めず、富ヶ谷の交差点に立ちはだかる歩道橋を渡ることも特に苦にならなかったようです。