Aloha Days

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謎のピアノ・マン

2005-05-19 | 日記
事実は小説よりも奇なり
なんてことをよく言いますが、このニュースもドラマティックな展開になるのでしょうか・・・
謎のピアノ・マン (5月18日付けBBCニュースより)

簡単に訳すと・・・(間違いがあったらゴメンよ~)
「4月7日、イギリスはケント州の道路わきで、全身びしょぬれのスーツ姿の男性が保護された。男性は20代~30代、長身、ブロンドで言葉は一切話さず、常におびえている状態。
ソーシャルワーカーの問いかけにも、複数の言語での問いかけにも一切答えないまま、現在に至る。
男性の着ていたスーツを含む全ての衣服からはラベルが剥ぎ取られていた。

ソーシャルワーカーのマイケル・キャンプ氏がペンと紙を与えると、彼は、名前などの個人情報を書いてくれるであろうという関係者の期待を裏切り、緻密なグランドピアノの絵を描いた。
キャンプ氏が病院の礼拝堂にあるピアノへ彼を案内すると、彼の目は輝き、数時間もの間チャイコフスキーの「白鳥の湖」を始めとする数々の名曲を、プロ並みの演奏で弾き続けた。
BBCでは身元確認に少しでも進展があるように、彼の写真を公開。その直後から、ヨーロッパ各国から数百の問い合わせがあった。
先日、フランスの大道芸人、スティーブン・ヴィラ・マッソンである、との有力情報に身元判明の期待が高まったが、いまだ本人確認には至っていない。
謎のピアノ・マンと名づけられた男性はいまだ一言も話さずにいるが、日々作曲に打ち込んでいる。」

どうです?映画みたいじゃない!?ミステリーだわ、サスペンスだわっ!

この話を聞いたとき、真っ先に映画、「シャイン」と「海の上のピアニスト」を思い出しました。
どちらの話もこの男性に似ている、と言うわけじゃないんだけど・・・
まずこの謎のピアノ・マンが一言も話さず、常に何かにおびえているといったところで、「シャイン」のモデルになった、心の病を患った実在の天才ピアニストを思い出します。
そう思った人達もたくさんいるらしく、イギリス、アメリカの各紙も「まるで映画シャインのよう」と書いています。
そして、全身びしょぬれでさまよっていた、というくだりは「海の上のピアニスト」の主人公を思い出しました。
この主人公は生まれたときからの人生を船の上で過ごすのですが、ある女性に恋したことがきっかけで陸に下りることを(いや、上がるか?)決心するのですが・・・
そんな彼が、まるで陸に上がるのを恐れて海でさまよい溺れてしまい、どこかの海岸に流れ着いたその後・・・という風に思えてなりませんでした。

どっちもいい映画なんですよ、強力オススメです!ってちがーう!
も~映画見すぎだねっ!イカンね・・・
でも服のラベルが全て剥ぎ取られていた、なんてちょっと犯罪の匂いがしませんか・・・?
あ~これも映画の見すぎか、推理小説の読みすぎか!

謎のピアノ・マン・・・早く身元がわかるといいですね
・・・ってわかったら返って危険なのか!?
あ~も~!見すぎだ読みすぎだー!