世界で40ヶ国語以上、約3000万部を売り上げたらしいベストセラー児童書、レモニー・スニケット著「世にも不幸なできごと」シリーズの映画化第一弾
amazonで、<あまりに可哀想で読むのを止められず、世界中でベストセラーとなった人気シリーズです>という宣伝文句が書かれたり、前宣伝では暗いだの不幸だの、散々書かれていたのを見ていたので、どうやら相当に不幸な話らしいし、これは覚悟して観なきゃダメかしら?
そう思っていたのが良かったのか、思ったほど暗くもなく、十分楽しめた作品でした。
確かにお話の冒頭で、ボードレール3姉弟妹の両親が不審火で焼死させられちゃうんだから、かなりひどい話だけどね・・・
その後も遺産目当てで3姉弟妹を引き取った、ものすごーく遠縁のオラフ伯爵(ジム・キャリー)にはとことんいじめられるし、オラフ伯爵から逃れて、奇妙だけどとても優しいモンティおじさん(ビリー・コノリー)と出会ったのもつかの間、モンティおじさんも殺されちゃうし、次のジョセフィーンおばさん(メリル・ストリープ)もこれまた然り。
一応子供向けなのにあっさりサックリ、次から次へと人が殺されていくのってどうよ・・・・・って疑問も無きにしも非ず。
でも考えてみたら、「白雪姫」とか「シンデレラ」とか、日本昔話の「舌切り雀」だって、相当にひどい話だったよなぁ
不幸を知らずして幸せは味わえない、といったところなのかしら・・・?あはは
でもでも、めちゃくちゃ不幸で危機的な場面でも、3姉弟妹が力をあわせて知恵を出し合い、お互い支えあって危機を回避する場面なんかは、とっても心が温かくなりました。
それに、3人が出会うモンティおじさんやジョセフィーンおばさん、3人の遺産管理人のポー氏(ティモシー・スポール)、オラフ伯爵のお向かいに住むストラウス判事(キャサリン・オハラ)はいい人達だし、不幸は襲い掛かるんだけど、小さな幸せもちゃんと描かれていたので、暗い気持ちにはならなかったな。
はからずもラストのほうで、「両親がいなくても、3人一緒なら家族はいる、住むところがなくても3人一緒ならそこが家庭」ってなくだりに、思わず目頭が熱くなってしまったし・・・ウルル
後味はいい映画でした。
さて、キャストのお話。
オラフ伯爵役のジム・キャリー、もう言うことはないでしょう。
ジム・キャリー本領発揮、原点に戻ってきたね、といった感じです。
モンティおじさんのところで、ニセ助手として現れた時のメイク、ジェフリー・ジョーンズに似てたと思いませんでしたか?
(J・ジョーンズは「フェリスはある朝突然に」でイヂワルな校長先生してた人)
今回一番印象に残ったのが、ボードレール家の長男クラウスを演じたリアム・エイケン。
悲しげな瞳とノーブルな顔立ちにやられちゃいました~
美しい少年に育ったものだ、と感慨。
リアム君は「ロード・トゥ・パーディション」でトム・ハンクスの息子役を演じました。
このまま美しく成長していって下さいまし。
ボードレール家の長女ヴァイオレット役のエミリー・ブラウニングもこの役にピッタリな顔立ちで(不幸そう?いやいや、賢そうと言う意味です)、またスゴイ子役が出てきたもんだ!と思いました。
オーストラリア出身らしいけど、オーストラリアって演劇面での懐が深いのね~
主要キャスト以外でも、レモニー・スニケットの声でジュード・ロウ、警官役でセドリック・the・エンターテイナーが出てるし、カメオ出演でチョロッとダスティン・ホフマンが出てくるし、その他もろもろかなり豪華なキャスト陣もお楽しみどころでした♪
全体に漂うファンタジックなトーンや、ティム・バートンっぽい美術セットも、私は好きでした♪
そしてエンドロールの切り絵?影絵?これだけで一作作って欲しいと思うほど、素晴らしかったです~
この影絵の本とか出たら嬉しいのにな・・・
実は昨日中にこの感想をアップしたくて、色々調べてせっせと書いて、いざ投稿!と思った瞬間パソコンの電源が落ちた・・・・ガーーーン!
真っ暗な画面をしばし呆然と眺め、もう一度書き直す気も起きず、さっさとフテ寝しちゃったわよ
最近パソの調子が悪くて修理に出さなきゃいけないみたいなんだけど、辛うじて動くし無理やり使ってたんだけど・・・やっぱりそろそろ限界なのかなぁ
まだ2年しか経ってないのに・・・これこそ不幸なできごとだわよ!ぐすん
amazonで、<あまりに可哀想で読むのを止められず、世界中でベストセラーとなった人気シリーズです>という宣伝文句が書かれたり、前宣伝では暗いだの不幸だの、散々書かれていたのを見ていたので、どうやら相当に不幸な話らしいし、これは覚悟して観なきゃダメかしら?
そう思っていたのが良かったのか、思ったほど暗くもなく、十分楽しめた作品でした。
確かにお話の冒頭で、ボードレール3姉弟妹の両親が不審火で焼死させられちゃうんだから、かなりひどい話だけどね・・・
その後も遺産目当てで3姉弟妹を引き取った、ものすごーく遠縁のオラフ伯爵(ジム・キャリー)にはとことんいじめられるし、オラフ伯爵から逃れて、奇妙だけどとても優しいモンティおじさん(ビリー・コノリー)と出会ったのもつかの間、モンティおじさんも殺されちゃうし、次のジョセフィーンおばさん(メリル・ストリープ)もこれまた然り。
一応子供向けなのにあっさりサックリ、次から次へと人が殺されていくのってどうよ・・・・・って疑問も無きにしも非ず。
でも考えてみたら、「白雪姫」とか「シンデレラ」とか、日本昔話の「舌切り雀」だって、相当にひどい話だったよなぁ
不幸を知らずして幸せは味わえない、といったところなのかしら・・・?あはは
でもでも、めちゃくちゃ不幸で危機的な場面でも、3姉弟妹が力をあわせて知恵を出し合い、お互い支えあって危機を回避する場面なんかは、とっても心が温かくなりました。
それに、3人が出会うモンティおじさんやジョセフィーンおばさん、3人の遺産管理人のポー氏(ティモシー・スポール)、オラフ伯爵のお向かいに住むストラウス判事(キャサリン・オハラ)はいい人達だし、不幸は襲い掛かるんだけど、小さな幸せもちゃんと描かれていたので、暗い気持ちにはならなかったな。
はからずもラストのほうで、「両親がいなくても、3人一緒なら家族はいる、住むところがなくても3人一緒ならそこが家庭」ってなくだりに、思わず目頭が熱くなってしまったし・・・ウルル
後味はいい映画でした。
さて、キャストのお話。
オラフ伯爵役のジム・キャリー、もう言うことはないでしょう。
ジム・キャリー本領発揮、原点に戻ってきたね、といった感じです。
モンティおじさんのところで、ニセ助手として現れた時のメイク、ジェフリー・ジョーンズに似てたと思いませんでしたか?
(J・ジョーンズは「フェリスはある朝突然に」でイヂワルな校長先生してた人)
今回一番印象に残ったのが、ボードレール家の長男クラウスを演じたリアム・エイケン。
悲しげな瞳とノーブルな顔立ちにやられちゃいました~
美しい少年に育ったものだ、と感慨。
リアム君は「ロード・トゥ・パーディション」でトム・ハンクスの息子役を演じました。
このまま美しく成長していって下さいまし。
ボードレール家の長女ヴァイオレット役のエミリー・ブラウニングもこの役にピッタリな顔立ちで(不幸そう?いやいや、賢そうと言う意味です)、またスゴイ子役が出てきたもんだ!と思いました。
オーストラリア出身らしいけど、オーストラリアって演劇面での懐が深いのね~
主要キャスト以外でも、レモニー・スニケットの声でジュード・ロウ、警官役でセドリック・the・エンターテイナーが出てるし、カメオ出演でチョロッとダスティン・ホフマンが出てくるし、その他もろもろかなり豪華なキャスト陣もお楽しみどころでした♪
全体に漂うファンタジックなトーンや、ティム・バートンっぽい美術セットも、私は好きでした♪
そしてエンドロールの切り絵?影絵?これだけで一作作って欲しいと思うほど、素晴らしかったです~
この影絵の本とか出たら嬉しいのにな・・・
実は昨日中にこの感想をアップしたくて、色々調べてせっせと書いて、いざ投稿!と思った瞬間パソコンの電源が落ちた・・・・ガーーーン!
真っ暗な画面をしばし呆然と眺め、もう一度書き直す気も起きず、さっさとフテ寝しちゃったわよ
最近パソの調子が悪くて修理に出さなきゃいけないみたいなんだけど、辛うじて動くし無理やり使ってたんだけど・・・やっぱりそろそろ限界なのかなぁ
まだ2年しか経ってないのに・・・これこそ不幸なできごとだわよ!ぐすん