Aloha Days

2010年、ハワイ暮らしを始めます♪
今までありがとうございました

サウンド・オブ・サンダー

2006-03-16 | 映画 サ行
銀座のヤマハホールにて、試写会
SF小説の巨匠、レイ・ブラッドベリ原作の短編を映画化したものなんだって
レイ・ブラッドベリは過去にはまって何冊か読んだ記憶があるなぁ
SFで有名だけど「たんぽぽのお酒」みたいな詩的な小説も書いてるんだよね
2004年のカンヌでパルム・ドール賞を取った「華氏911」(マイケル・ムーア監督)のタイトルのオリジナルとも言える「華氏451」は原作、映画共に面白かった!
この小説は、私のお気に入りの1本「リベリオン」(2002年/クリスチャン・ベイル主演、ショーン様も出てるよん)にもアイデアを与えたんじゃないかなと思うんだけど、どうでしょ
(でもパクリじゃないのよ・・・たぶん。笑)

なんかこのノリで「華氏551」ってタイトルで近未来の大阪を描いたパロディ映画なんか作っちゃったら笑えるんだけどなぁ
<2055年の大阪。厳重に管理された人間社会では、感情を掻き立てるとして「551」の饅頭を全面生産禁止にしていた>とかね
こんなアイデアでどうよ、井筒さん(笑)

あれ、肝心の作品のことそっちのけだったわ、ゴメンゴメン
で、映画ですよ・・・久しぶりのエドワード・バーンズ主演作品ですよ
共演にベン・キングズレー、キャサリン・マコーミック他
監督はピーター・ハイアムズ
6500万年前の過去へタイムトラベルした際に起きた僅かなミスで、生命体の進化状況が変わってしまい、それを食い止めるというお話
もっと詳しいあらすじなどはこちら オフィシャル・サイト でどうぞ


内容(アイデア)はとってもいいと思うし、俳優陣もすっごくいいと思うんだけどね・・・
CGがかなりイマイチだったのが、もったいなかったかな
やりたいこと、表現したいことはわかるんだけど
「ロード・オブ・ザ・リングス」のせいで、ちょっとやそっとのCGじゃ感心できないカラダになってしまったのね(涙)

それでも、タイムトラベルで起きたミスのために未来の地球の姿が変わっていくところは面白かったよ
「タイム・ウェーブ」(進化の波)が起こる度に最初は植物が変化し、次いで昆虫類や爬虫類、哺乳類がどんどん変化していくところは画像的に予想できるとは言え、僅かなバランスの狂いで如何様にも変化する生命体のはかなさのようなものを感じてしまいました
これはなにも近未来じゃなくても現在の地球環境にも当てはまるよね
みなさま、ゴミの仕分けとアイドリングには気をつけませう(笑)

ところで、未来(2055年の設定)でも車はタイヤ4個で走ってたんだけどさぁ・・・50年後もタイヤなの? 
私の好みではふわっと浮かぶ車でチューブの道路を走るのがいいんですけど(聞いてないよ、笑)、あれはもうちょっと後にならないと実現できないのかしら
それまで生きてないとは思うけど、あれ乗ってみたいのよね~
あ、クローンで生き延びるって手があるか!(爆)

THE 有頂天ホテル

2006-01-30 | 映画 サ行
映画の感想を書き始めて1年ほど経ったけど、今回が初めての邦画感想アップです!
邦画は去年も何本か見てるんだけど、なかなか感想を書きたいと思うような作品に出会えず、ますます邦画から足が遠のいちゃいそうなところに、大好きな三谷幸喜作品が公開!
その昔TVで深夜にやってた「やっぱり猫が好き」での小林聡美のファンだった私は、その線から三谷幸喜を知りました
東京サンシャインボーイズや「古畑任三郎」で三谷ファンになって、それ以後も「王様のレストラン」、「ラヂオの時間」、「笑いの大学」などなど、面白い作品をどしどし作ってくれるし、著書やインタビューでのご本人もすっとぼけてて面白いし、大好きなのだわ~
それになんと言っても、洋画&欧米ドラマオンリーの私にも「おもしろい!」と思わせてくれたんだから、その功績は称えさせていただかないとね♪
で、今作も楽しみに観に行ったわけですよ
三谷さん自身も舞台劇が好きということで、冒頭でのロビーのセットもどことなく舞台風でした
画面の中で交差する人々を少しずつクローズアップして、そこからそれぞれのエピソードを展開する
こういう手法って好きなんだ~
もう一度「グランドホテル」観なくちゃ・・・
行きつ戻りつするので、ゴチャゴチャになりそうなところを上手くまとめてあったと思います
最初は接点のない登場人物たちが起こす行動が、後半に進むにつれ絡んでいく過程がちょっとお約束過ぎたのが残念だったかもしれないけど・・・

俳優さん達は、さすが!のベテラン勢が勢ぞろいだったので見ごたえありましたよ~
特に伊東四郎、西田敏行、角野卓造、オダギリジョーが最高!
悪徳代議士役がお似合いの佐藤浩市も良かった!
もともと好きな俳優さんなんだけど(三國連太郎ファンですので♪)、こういう情けない男の役って本当に上手いと思うわ
でも最後の記者会見のドタバタ・・・・・あれはちょっといらなかった気がする

それにしてもあんなホテル、絶対に泊まりたくないよなー(笑)
ロビーではいたるところで従業員同士が固まってペチャクチャ、客室係の女の子やベルボーイの慎吾君はギターしょってウロウロしてるし、芸人さんたちは廊下で練習しちゃうし、スイートなのに隣の音が丸聞こえだし・・・
まったくとんでもないホテルだわ、と思ったところで思い出したタイトル
「THE 有頂天ホテル」、あぁそうか、そういうことか
こういうところが三谷幸喜が好きな所以なのかも♪

スタンド・アップ

2006-01-18 | 映画 サ行
やってくれましたね、ニキ・カーロ!
クジラの島の少女」に続いてまた目が痛くなっちゃったよ
この監督さんの作品は要注意です(笑)

この作品、何が一番嬉しかったって・・・・・そりゃぁあーた!
ショーン様を起用していただけたことでしょう!
イギリス生まれ、生粋のシェフィールド男のショーン様をアメリカ北部ミネソタの出身にしちゃうなんて、凄いわ凄いわ凄いわ♪
ショーン様も一生懸命アメリカ英語を話してたし、でもたま~にイギリス訛りがちょろっと出ちゃってたところが、これまたたまらないのねん♪ 
うはは~
実はショーン様がお生まれになったシェフィールドも炭鉱の町で、ショーン父は鉄工所を経営なさってて、ショーン様も若い頃は溶接工の仕事もこなしていらっしゃったらしいですことよ、おほほ
(慣れない日本語使ったらだんだんおかしくなってきたぞ、笑)
そういう意味でも、この映画はショーン様にとって、きっと違う思い入れがあったんじゃないかしら
それに今回のショーン様演じたカイルって人物がステキー!
炭鉱で働く女性たちが受ける差別の数々、打ちのめされる主人公、陰惨な職場・・・
みーんなイライラ、ムカムカしてる中でのショーン様カイルの存在はまるで一滴の清涼剤、砂漠の中のオアシス、釜飯の中のマツタケのようだったわ~
日本では悪役のイメージが強いショーン様だけど、実は悪役を演じてる作品の方が少ないんですよ
でもね、悪役を演じることを求められるってことは、それだけ演技力も魅力もあるということ(言い切る!)
悪役のイメージが固定してても、たまにこんな素敵な作品に出ちゃうと「あら、ステキ♪」度も増すでしょ?(笑)

あ、またショーン様の話題オンリーで終わりそうになってしまったわ
マジメなお話だったんだから、感想もマジメに書かなくては(上もマジメに書いたけどさ)
他の出演者ももちろん素晴らしかったんですよ~!
特にショーン様カイルの妻で、炭鉱で働くグローリーを演じたフランシス・マクドーマンド
元から凄い女優さんだと思ってたけど、やっぱり凄かったですね~

もちろん主役のジョージーを演じたシャーリーズ・セロンも、両親役のリチャード・ジェンキンズ、シシー・スペイセックも素晴らしかったです~!
弁護士役のウディ・ハレルソンも久しぶりに見た善人役で、なかなか良かったですよ
正直なところ、ジョージーが暴力夫から逃れる場面、炭鉱での嫌がらせを受けている場面などでは、「なぜ反撃しない!?」とちょっとイライラもしました
でも子供二人抱えて生活していかなくちゃ行けないんだから、ヘタに反撃なんか出来ないんだよね
しかもまだ時代は80年代、「セクハラ」って言葉がやっと登場した時代
この頃のアメリカは確かに不景気でアチコチの炭鉱や工場が閉鎖されてたんだよね
ちょうどこの辺り以降の時期にアメリカに住んでたので、ニュースで見たり、学校で取り上げたりしてたのを思い出しました
しかもジャパン・マネーが進出してきた時代でもあって、各地でジャパン・バッシングがあったのよね
「アメリカ人の仕事を奪うな」って・・・・・この映画に出てくる炭鉱で働く男たちと同じこと言ってた
高校時代をすごしたインディアナ州は車産業の一大都市デトロイトの近くと言うこともあって、ダウンタウンで日本車が壊されたり、燃やされたり、日本食レストランのガラスが割られたり、と色々と被害もあったみたい
結局はよそ者に対する不理解や恐怖心、今までの生活が奪われるんじゃないかっていう不安から、集団で行動する安心感と言うか、思い込み過ぎて周りが見えなくなって過激な行動に出ちゃうんだろうね
きっと一人では行動できないだろうし、善悪や限度なんかもわかってるはずなんだろうけど・・・
つくづく集団になるって言うことは怖いです、色んな意味で
昔から集団に属することが苦手だったけど、やっぱり苦手でよかったかもなんて思ってしまいましたとさ

さて、この作品、昨日アップしたゴールデン・グローブ賞の主演女優賞(シャーリーズ・セロン)及び助演女優賞(フランシス・マクドーマンド)でノミネートされてたんだよね
二人とも受賞できなかったのは残念だけど、素晴らしい演技なのでオススメしたい作品です
内容そのものは定石通りと感じるかも知れないけど、実話を元にしていて、実際に酷い目に会い、そこから勇気を出して立ち上がった実在の女性たちに思いを馳せて観て頂きたいと思います

さよなら、さよならハリウッド

2005-12-06 | 映画 サ行
原題「Hollywood Ending」(2002年/アメリカ)

<あらすじ>
過去にオスカーを二度受賞したヴァル(ウディ・アレン)は今では落ちぶれた神経症の映画監督
久しぶりにハリウッド大作監督のオファーが舞い込むが、プロデューサーは別れた妻エリー(ティア・レオーニ)、さらに製作会社のトップはよりによってエリーを寝取った男、ハル(トリート・ウィリアムズ)、とヴァルにとっては最悪な状況
再起復活をかけてなんとか監督の座を射止めるものの、クランクインの前夜、ヴァルは突然失明してしまう
せっかくのチャンスを棒に振るわけにもいかないヴァルは、失明したことを悟られないように映画を撮り続けるのだが・・・

「スコルピオンの恋まじない」(2001年)の次に作られた作品にもかかわらず、日本公開が今年になってしまった作品
日本ではアレン作品の公開ってある意味賭けなんだろうな、と思う
確かに一般受けするハリウッド的娯楽作品ではないし、ウディ・アレンの役どころはいつもだいたい同じだし(神経質でシニカルでネガティブなニューヨーカー=アレンの自虐的ギャグ)
インテリ層を皮肉って、男女間では誤解から始まるドタバタがあって・・・とほぼ同じパターンで話は進んでいくし
特にウディ・アレンの大ファンと言う訳でもないんだけど、それでもなぜか私はアレン作品を観続けてしまう・・・なんでだろう

たぶんそれは「アレン流のエンディングが好き」だからかな
今回もあのエンディングだもんね、思わずニヤリとしましたよ~
ウディ・アレンの「こんなに不幸!」な中にもちゃんと最後に「救い」を描いてるところが好きなのかな
それもちょっと一ひねりしてるところがいいのかも

低迷気味と言われてるウディ・アレン、アレンファンには不評らしい最近の作品も結構好きな私には、今作も面白く思えました
まぁそれもあのラストあってこそだけど・・・
そう言えば久しぶりにティファニー・ティーセンを見たなぁ
一昔前はティファニー・アンバー・テッセンってクレジットされてて、「ビバヒル」のヴァレリーを演じた女優さんです
でも出番がものすごーく少なくてなんだかなって感じだった・・・もったいない
左がティファニー・ティーセン、右がデブラ・メッシング
2人の美女の間でも相変わらず憂鬱顔なウディ・アレン(笑)

さて、次に日本でDVD発売が予定されてるのが「メリンダとメリンダ」
「奥様は魔女」で日本でもちょろっと名前が知られるようになったウィル・フェレルと「ピッチブラック」のラダ・ミッチェル(今は「ネバーランド」のラダ・ミッチェルって言った方がわかりやすいか)
そして来年早々に公開予定の「僕のニューヨークライフ
これ早く見たいんだよね~♪
出演が「アメリカン・パイ」シリーズのジェイソン・ビッグスと大好きなクリスティーナ・リッチ、その他にもストッカード・チャニングやダニー・デヴィートも出てるみたい
でもこの作品が公開されるのが、都内ではまた恵比寿ガーデンシネマだと
いいんだけどさぁ・・・・・あそこ1000円の日がないのよね(我ながらセコイな、笑)

13LOVE30

2005-12-01 | 映画 サ行
原題「13 going on 30」(2004年/アメリカ)
日本未公開

ジェニファー・ガーナー初主演作
「エイリアス」が代表作だけあって、カワイイ役でもなんかゴツく見えちゃうかわいそうなジェニファー
ファッションとか仕草とかはカワイイのよ、ホントに
・・・でも歩き方が「鍛えてますっ!」って感じでゴツイ
とか言いながらも、私的には「エイリアス」や「エレクトラ」みたいなハードな役より、こっちの方が好きかも
彼女の舌足らずな話し方は女スパイってよりも、カワイイ女性の役がピッタリだと思うな
親友マット役のマーク・ラファロ(好みじゃ~)とルーシー役のジュディ・グリアがいいっ!
しかもゴラム(アンディ・サーキス)が素敵なスーツ着て出てきます♪
ヒゲが一昔前のジョージ・マイケル風でステキ(うまい演出だわ)
こういう映画ってあらすじよりもサイドキャラの魅力で左右されると思うな
そして主人公が13歳だった時代が1987年、テレビではマイケル・ジャクソンの「スリラー」やリック・スプリングフィールド(懐)などが流れてて、80'sファンには涙ものですよ~

冒頭で、学校の人気者集団ガールズ・グループってのが出てくるんだけど、一番の仕切り屋の子がまったくもって小憎たらしい!=ハマリ役
この学園ガールズ・グループものってコメディにもサスペンスにもなるよね
最近のコメディものでは「25年目のキス」、「ミーン・ガールズ」(これはブラックコメディか?)、サスペンスだと「クルーエル・インテンションズ」とか、変り種で「バス男」とかね・・・

アメリカのガールズ・グループって怖いんだよな・・・ホントに
私が住んでたみたいな片田舎の小さな町だと、このグループが社会全体に影響与えちゃうこともあるくらいなんだよね
大体が人気者グループってのは女だとチアリーダー、男だとフットボール・チームの花形達で、生徒会もこのメンバーで仕切られてることが多いし、プロム(卒業ダンスパーティ)でも中心メンバーになるのはこの子達(「キャリー」参照)
アメリカの小さな町だと幼稚園の頃からメンバーが変わらないって恐ろしい状況もあるわけで、しかも中心メンバーってのはなぜか小さい頃から幅利かせてることが多くて、小さい頃にこのグループに目をつけられたら最後、高校卒業するか引っ越すまで辛~い学生生活を送る羽目になるみたい
たまに下克上が行われてランク・アップすることも可能みたいだけどね(「25年目のキス」参照)

「外国人」だった私は幸いにも、人気グループとも不良グループともオタク系グループとも着かず離れず、どの派閥にも入ることなく、のほほんと高校生活を送れてラッキーだったかもしれない
色んなところに顔出してたお陰で、各グループのいろいろなヒミツを握ってたことはいまだにナイショだ(笑)

シン・シティ

2005-10-29 | 映画 サ行
シン・シティ(2005年)
原題「Sin City」
オフィシャルサイト はこちら

エグ~い!グロ~い!けど笑える~!
まぁね、ロバート・ロドリゲスとフランク・ミラーって時点で覚悟はしてたんだけどさぁ
しかも「キル・ビル」のお礼でゲスト監督したのがタランティーノでしょ
この強烈な3人が組めばそりゃヘンテコな、あ、ゴメン、奇妙な(同じか、笑)作品になるさね!

事前に情報を入れないようにしていたので、てっきりブルース・ウィリスがメインキャラなのかと思ってたよ
だってほら、宣伝用ポスターの真ん中一番デカく写ってるのがB・ウィリスでしょ!?
だから最初はあれれ?って思ってたんだけど、それぞれのエピソードが軽く交差してるオムニバス映画みたいな感じだったのね!?

スタイリッシュな映像もさることながら、エピソード一つ一つが面白かったのがよかったかな
それに出演者全員のコメントしたくなるくらい、キャラクターというか俳優さん達がなりきっちゃってましたね
その中でも特に色々語りたいのがイライジャ・ウッドとやっぱりマーヴ役のミッキー・ローク
長~くなるから割愛するけど・・・・・でもコレだけは言わせて!
ジョッシュ・ハートネット、眉毛繋がってるのはわざとなの!?どうなの!?

ケッチョンケッチョンのエグい場面でも、これは俳優陣が楽しんでたなって感じで全然気持ち悪くなかった
返って「キル・ビル」と同じ笑いが出ちゃったよ
フランク・ミラーは神父役で出ちゃうし、もうこれはロドリゲス、タランティーノ、ミラーの3人専用娯楽映画って感じでした

話戻して、私が思うにこの映画での一番の見所は「女たち」です!
ものすごーくボンキュッボンな女性ばっかり出てきて、私が見ててもクラクラ~
(若干一名違ったけど・・・負けるな、デヴォンちゃん!笑)

特にロザリオ・ドーソン!(画像↑)
なんじゃそのカラダはっ!また怒っちゃうぞ!
クライヴ・オーウェンとの絡みもカッコよかったし
それにジェシカ・アルバ→もやっぱりかわいいねぇ(しみじみ)
J・アルバの新作「イントゥ・ザ・ブルー」ももうすぐ公開だね
こっちもビキニ姿なんで、ポール・ウォーカーの板チョコ腹と共に拝みに行くっすよ



←そしてやっぱり忘れちゃならないのは最強キャラのミホ(デヴォン青木)
もしかしたら一番強かったんじゃない?
カッチョよかった~!お友達に欲しいわ~(笑)

1回観れば十分だけど、まぁ映画館で見て良かったな
しかもポイント溜まっててタダ見だったから余計に良かったわん♪
あれ、でも待って!結局最後は解決してないんだよねぇ?
続編有りってこと!?

スイミング・プール

2005-10-18 | 映画 サ行
「スイミング・プール」(2003年/フランス・英)
監督 フランソワ・オゾン
出演 シャーロット・ランプリング
    リュディヴィーヌ・サニエ他

観てからしばらく時間が経ってしまったけど、とても印象に残ってる作品
今でも始めからラストまで思い返すことができて、観終わってからも色々と考えられる(想像できる)ような映画でした
ラストに関しては見た人それぞれの解釈があると思うんだけど、そういうのが苦手な人にはオススメできないかな(で、結局どうなの?って感じなんで)
たぶん監督にも「これが真相なのだ!」ってのはないんじゃないのかな、とも思えたんだけど・・・
あらすじはこちらで

「色使い」がとにかく素晴らしかった
冒頭でのイギリスの地下鉄の閉塞的な感じ、どんより曇った空を望むオフィス、とことん暗~いサラ(シャーロット・ランプリング)
そして対照的な南仏の美しい景色に囲まれた別荘、シンプルながらフランスらしいインテリア、近くの町並み、そして映画のキーになるスイミング・プールの青、プールサイドに置かれている赤いビーチマット、ジュリー(リュディヴィーヌ・サニエ)の健康的な小麦色の肌・・・
ちょこちょこ出てくる食べ物(これも印象的な使い方をされているところが良かった)も美しく見える(決して美味しそうには見えないところもこの作品らしいのかも)
もう一つは「音」
プールに立つさざ波の音、風の音、木々が揺れる音、車のエンジン、食器のこすれる音、夜な夜な聞こえるジュリーの笑い声、そして静寂・・・
生活音を前に出すことによって現実味が出てくるのかと思ったら、あらあら、全くその反対じゃない!
なんだか誰かの夢の中を覗いているような感じとでも言えばいいのかな
そこがまたオゾン監督らしく(と言えるほど作品を観てるわけじゃないんだけど)、物語が進むにつれ現実と幻想(妄想?)が入り混じったような感になっています

ところで、シャーロット・ランプリング、怖~~~っ!美し~~~っ!
この独特の目線はまさに彼女ならでは!すごい女優さんです!
そして短いシーンですが、なんと脱いじゃうんですね・・・
それが58歳とは思えない美しい肢体でした(若い頃と変わってないんだよー!)
そして映画の始めと終わりの彼女はまるで別人
それまでの自分を吹っ切って(ささやかな復讐の成功とも言える?)颯爽と美しい女性に変わっていくんですよね
うぅ女優って恐ろしーぃ!

そして若く奔放なジュリーを演じた舌かみそうな名前のリュディヴィーヌ・サニエ
オゾン監督の「8人の女」の末娘役や、大コケした「ピーターパン」(2003年)のティンカーベル役での表情だけの演技が素晴らしく、なんとなく清いイメージだったのに
あぁ貴女もやっぱり女優、やるときゃやるのね(溜息)
(でも「焼け石に水」ではもっと奔放に脱いじゃってたよね?)
それにしても・・・・・・
なんなんだっ!この美しいプロポーションは!(怒怒)
垂れてないのだよ!流れないのだよ!肉がっ!キィィィーーー!
しかもシリコン製ではなさそうだから余計に腹が立つっ!(笑)

そして二人の女性とは打って変わって、この映画に登場する男性達のゆるいことゆるいこと!
それが、まぁよくぞこんなピッタリなのを見つけたもんだ!って感じで笑いがこみ上げてくるのよね(ぷぷ)
ま、美しい女性と美しい映像と言う面では満足できる作品だったかな
(でもやっぱりいい男がいないとねぇ・・・)

スカイキャプテン

2005-08-16 | 映画 サ行
2004年作品
ジュード・ロウ、アンジェリーナ・ジョリー、グウィネス・パルトロウ、ジョヴァンニ・リビシ、マイケル・ガンボン他
DVDで鑑賞(映画館で観たかった)

出だしはルパン三世Part2の最終話とそっくり♪
「天空の城ラピュタ」にも出てきたロボット兵が、空の彼方から飛んできて街を襲うシーン
「わ~い!ルパンだルパンだ~」と大喜びできます♪
全体にアニメと実写の合成が上手く織り成されていて、こういう世界観好きだな~
アニメーターが日系人の名前だったなぁ・・・関係ないか

そして天才科学者トーテンコフ(なんと故ローレンス・オリヴィエのホログラム)の頭脳だけが生き延びていたところなんかは同じくルパン三世の映画「マモー」みたい
(マモーはクローンだったけど)
どうせなら大きな脳みそもロケットに積んでおいて欲しかったわ

ジュード・ロウの今回の役、スカイキャプテン/ジョセフ・サリヴァン、結構はまってたよ
パイロットの格好もカッコよかったし、セリフもお洒落♪
でもどうせだったらもっともっとカッコよく撮って欲しかった・・・ちょっとカッコ良さが中途半端だったかな
でももしかしたら本人がイヤだったのかも・・・ジュード・ロウってあんまりカッコいい役受けないんだもんなぁ
もったいない・・・(ブツブツ)

アンジェリーナ・ジョリーのフランキー・クック、文句なしでカッチョい~い!
さすが姐御、なりきってます!モニカ・ベルッチといい勝負です(笑)
フランキー・クック主演で1本作品作って欲し~い!
そう言えば一昔前、ルパン役をジム・キャリーにして製作話が進んでるってウワサは流れちゃったのかしら・・・
そしたら不二子ちゃんには絶対にアンジェリーナ・ジョリーがいいんだけどなぁ

グウィネス・パルトロウはどう転んでもグウィネス・パルトロウでした
「大いなる遺産」はいいなと思ったけど・・・
でも新聞記者ポーリーの設定はすごくよかったし、最後に残ってたフィルム2枚分がどうなったかも笑えた
出来ればエンドクレジットでそれまで撮った写真を見せて欲しかったな(ベタかな?)

ジョヴァンニ・リビシとマイケル・ガンボン(ちょっとだったけど)、適役でした♪
今回ジョヴァンニ・リビシが最後までそのままいい人役でよかった(笑)
この時代の役、似合うよ・・・現代ものよりずっといいと思うんだけどな

ビックリしたのがローレンス・オリヴィエが出てきたこと!しかも若いままで!
似てる人かと思ったら、ちゃんとクレジットでサー・ローレンス・オリヴィエって出てたよ
どうやったんだろう・・・不思議~
全然違和感なかったから、これからも亡くなった俳優さんとかが登場する映画がどんどん出てくるかもね~
出演料はどうするんだ?・・・・・・・まぁいいや

そう言えばジュード・ロウとグウィネス・パルトロウの衣装デザインがステラ・マッカートニーだった(ポール・マッカートニーの娘さん)
なんか贅沢な作品だったわ~
でも監督のケリー・コンランには、たぶんこれが初めての長編映画みたい
すごいよなぁ、初監督で豪華俳優陣に豪華スタッフにも恵まれて
次回作も楽しみ♪

エピソードⅢの影響

2005-07-13 | 映画 サ行
昨日のエピソードⅢの余韻もまだ残ったまま、今日帰宅したら(ちょいと遊んできて10:30頃帰宅)TVで「ジェダイの復讐」やってるしーーーーーっ!
途中からだったけどもちろん見たわっ!

昨日のエピソードⅢのエンディングでこの「ジェダイの復讐」を思い出しただけでウルウルしてたのに、実際にルークとアナキン(昔はただダース・ベイダーだけだったのにね、今じゃアナキンって呼んでしまう)の対決を見て胸が痛くなってしまったよ

アナキンの心に残っていた<善>をルークが感じ、父を信じながら苦しむルークを見つめる仮面の下には、昨日大画面で観たアナキンの哀しさが詰まってたのねー!
あそこでアナキンはパドメを死なせてしまった罪、オビ=ワン始めジェダイたち、彼の母親を裏切り(当時は裏切った意識はなかったけど)ダーク・サイドに身を投じてしまった罪を償ったのよね・・・
そしてアナキンの最期「自分の目でお前(ルーク)を見たいのだ(シュー、ハー)」ってのにもう涙ボロボロ
そして静かに、そして穏やかに息を引き取るアナキン
いや~~~!やめて~~~!号泣~~~!
そしてそして!最後にルークを見守るヨーダとオビ=ワン・・・おぉ!一人増えてるよ!
アナキンだぁぁぁぁぁぁぁぁ~!
と、思ったら旧作にもダース・ベイダー以前のおじさんが映ってましたね(rukkiaさん、ありがと♪)
あぁ、覚えてないなんてまだまだダメね・・・気合入れて見直さなきゃ
早速今夜から特訓よ♪(笑)

本当に本当に、エピソードⅢのお陰で感じ方が変わってしまいました
すごい作品を、生きているうちに全てリアルタイムで観れてよかった!
大袈裟じゃなくて本気でそう思っちゃうわ

もし旧3部作を観たことがなければ、是非是非、旧作を観てからⅠ~Ⅲを観ることをオススメします
そしてⅢを観た後、また旧3部作を見直してみて下さい
私はここでまたⅠ~Ⅲを観たくなりました
ってことは永遠にこのサイクルの繰り返し?ひぇぇぇぇ~!SWラビリンスだわ
この先Ⅶ~Ⅸも絶対に作って欲しい!ルーカスの頭の中だけにしまっておくなんてもったいなさすぎっ!

さて、こんなすごい脳みそをお持ちのジョージ・ルーカスさんの予定ではこの先、エピソードⅢとⅣの間の話も製作予定らしい
でもこちらはTV向けとして作るらしいので残念ながら大画面では観れないかも(チッ)

そう言えば、エピソードⅢではチューイとヨーダがすでに顔見知りだったことが発覚するんだけど(原作を読んでいたら知ってたのかしら?)、それ以上に驚いたのがパンフレットに書いてあったこと
なんとチューイには心に決めた女性(もちろんウーキー族でしょ?)マラトバックさんという方がいらっしゃったらしい・・・うはは
やるじゃん、チューイ♪

STAR WARS エピソードⅢ

2005-07-12 | 映画 サ行
やっとやっとやっと!観てきました、エピソード3
先々行、先行、初日と全て仕事で行けず、出来る限り情報をカットしての(これが案外難しかった!)、待望の鑑賞!
感無量です

冒頭の宇宙空間での戦闘シーン、カッコよかった~!
こういうの見るとパイロットになりたくならない?あんなの操縦してみた~い!
もし念願かなってハワイに住めたら絶対にセスナかヘリの免許取るわ~♪
と、そんなことは置いといて・・・

エピソードⅠ&Ⅱ、今になってやっと観ておいてよかった!と思えました
そう、実はⅠとⅡはなんだかイマイチ盛り上がれなかったのよね、私・・・
このエピソードⅢ、とにかく切ないお話でした
アナキンがダークサイドに落ちていく過程が、オビ=ワンがアナキンと戦わなくちゃいけない状況が・・・切ない
なんだかもう、みんなみんな、ひじょーーーに切ない!
愛する者のために正しいことをしたいと願うあまり、心に隙間が出来て悪が入り込む隙を自ら作ってしまう
切羽詰ってる時は冷静に周りの状況が見えないもんね
ジェダイだって所詮は人間ってことがよく描かれていたと思う
(今回みんな人間臭かったね)

ダース・ベイダーの誕生・・・そう来たか
サイボーグ化されたからには、相当なダメージを負ったんだろうとは昔から想像していたけど、まさかあんなことになっちゃったとは・・・あぁぁぁぁぁぁ~切ないわ~!

ダース・シディアスがなんであんな顔になっちゃったのか、とか
ヨーダが辺境の星に住んでいた理由、とか
R2とC-3POがエピソードⅣで中古ロボットとして売られていたのはなんで、とか
なぜ双子(ルークとレイア)は離れて育ったのか、とか
もう色んな疑問の答えが全て詰まっていたエピソード3でした(原作本も読まなきゃ!)

本編中は泣かずに済んだんだけど、なぜかエンディングであのテーマ曲が流れた途端、ウルウルきてしまった
もう旧作の色んなシーンが思い浮かんじゃって、特にエピソードⅥのダース・ベイダーとルークの結末を思い出してしんみり・・・
沢山の方が言ってるようにこれから先、旧3部作の見方がガラリと変わっちゃうね

さっき見てきたばっかりでなんだかまだ頭が整理されてないみたい
こうやって書いていてもなんか支離滅裂になってるわ
何書いていいのかわからないよぉ
また明日にでも書き直すかも・・・その前にもう一度映画館に観に行こうかな♪

小説家を見つけたら

2005-06-21 | 映画 サ行
今日も蒸し暑かったですね~ 
せっかくの休みなのに部屋が暑くなっちゃうから朝寝坊できないし・・・
昨日からウィンブルドンが始まっちゃったし、この先2週間は寝不足が続くのに大丈夫かしらアタシ

しかも最近BS2で夜中にいい映画やってるのよね~♪
昨日は「小説家を見つけたら」だったのでもちろん観ちゃったよ
この映画、大好きなの♪
大御所ショーン・コネリーとこの映画でスクリーン・デビューしたロブ・ブラウン君の落ち着いたやりとりがなんとも素敵な作品です。
他にもアンナ・パキン、イヤミな役をやらせたら天下一品のF・マーリー・エイブラハム、ラッパーのバスタ・ライムスなどが出演してます。
監督はフランス人みたいな名前のアメリカ人、ガス・ヴァン・サント
「マイ・プライベート・アイダホ」や「グッド・ウィル・ハンティング」などを撮ってます。
「グッド・ウィル~」つながりなのか、最後にちょろっと弁護士役でマット・デイモンが出てます♪
静かな感動タイプの映画が好きな方にはオススメです☆
機会があれば是非!

そして今夜またBS2で「ガタカ」をやるのね
もちろん観ちゃうわ~!
だってだってこれもまたいい映画なんだもーん♪
イーサン・ホーク、ジュード・ロウ、ユマ・サーマン共演の近未来モノとでも言うのかな・・・
他にも「名探偵モンク」のトニー・シャローブや、まだまだご健在(失礼な)のアーネスト・ボーグナインなんかも出演してます。
こちらも私的にはオススメです☆

秋の夜長じゃないけど、初夏の夜長もなかなかいいですね
って明日起きられるのかしら・・・

サハラ

2005-06-14 | 映画 サ行
2005年上半期に公開される数多くの映画の中でも特に楽しみにしていた1本。
と言うのも、原作者のクライブ・カッスラー著「ダーク・ピット」シリーズの大ファンだから♪
カッスラーの著作を初めて読んだのは確か高校生の頃だったと思う・・・
どのシリーズを一番最初に読んだのかは覚えてないんだけど(現在17作出版)、とにかく主人公のダーク・ピットがカッコいいし、相棒のアル・ジョルディーノも強くて面白いし、お宝はザクザク出てくるし、アクション満載で、しかもいつも「ありえな~い!」って状況で危機を脱するし・・・これにはまらずにど~するの!?ってくらい読みまくっていた

なので少なからず登場人物に対する自分なりのイメージってのがあったんだけど、実はこの映画でキャストされた俳優陣とはかな~りかけ離れていたんだよね
まずダーク・ピットだけど、私の中でのダークはもう絶対に黒髪!しかもちょいとクセっ毛なの
これをマシュー・マコノヒー演じたんだけど、うーん、ピットはもっと知的なはずなんだけどなぁ
しかももうちょい黒い髪ほうが・・・でもちょっとクセっ毛のところは忠実だったのかな
背格好はイメージ通りだったからよしっ♪ってか、かなりよしっっ♪(笑)

アル・ジョルダーノ、名前からお分かりのようにラテン系
こちらは黒髪にポマードたっぷりつけ、眉毛も黒くて太く、背が低くてものすごくがっちりした屈強なラテン男のイメージだった
演じたのはスティーブ・ザーン、ありゃ、全然違う・・・
でも、アルのイメージとはまったく違ったんだけど、この映画の中ではスティーブ・ザーンが一番良かった!

このダークとアルなら是非ともシリーズ化希望だけど、作者のカッスラー氏が首を縦に振るかどうか・・・
今作でも納得いかない場面があって訴訟を起こしたとかなんとか・・・
ちなみに1980年に映画第一作目が作られたんだけど(邦題「レイズ・ザ・タイタニック」)、こちらに関してはカッスラー氏大激怒だったらしい(笑)

・・・他の登場人物、サンデッカー提督役のウィリアム・H・メイシー、イヴ・マサード役のランバート・ウィルソンもなかなか♪
欲を言えばサンデッカー提督の影が薄かったのと、原作では重要な役割のパールマターとイェーガーが出てこなかったのが残念!
ペネロペ・クルスも思ってたよりはよかった・・・かも(笑)

さて、今作はダーク・ピットシリーズ第11作目「死のサハラを脱出せよ」が映画化されたもの
なんせ原作を読んだのは遥か昔なので詳細が思い出せず、ネットで調べたあらすじを読む限り、映画はずいぶん違った内容になってたみたい(上記の登場人物も削られていたし)
ま、2時間弱にまとめなきゃいけないから仕方ないけどね・・・
なので、かえって原作の中味を忘れていてラッキーだったかも♪
しっかり楽しめちゃいました♪♪♪

反対に原作を読んでないと気づかないことも残念ながら映画には多数出てたので(私もわからない&思い出せないこと多し)、またしばらく図書館通いしてしまいそう・・・(買えよってか?笑)
特に冒頭、ダークの部屋を写す場面では、新聞や雑誌の切り抜きで過去のダークたちの功績がわかるようになっていたのね(後で「タイタニックを引き上げた、かのダーク・ピット」ってセリフはシリーズ4作目の「タイタニック号を引き上げろ」を示唆。ちなみに本物のタイタニック号はまだ沈んでます)
クラシック・カーの模型と最後にカジム将軍の車を頂いちゃうのは、ダークがクラシック・カーのコレクターだから
原作では毎回最後に、レアアイテムの車や飛行機などをもらっちゃいます
砂漠を脱出する際、ダークとアルが墜落した飛行機の部品でさっさと陸上ヨットみたいなのを作っちゃいますが、原作を読んでいるとこの2人ならこれくらいのことは朝飯前なのですね
出来ればAチームみたいに組み立ててるところもちょろっと写して欲しかったわん
あと、サンデッカー提督がCIAエージェントに「あのときのことを忘れたのか」って場面も確か原作で書かれていたはずだし・・・覚えてないけどさ

もちろん原作を読んでなくてもさらっと見れる楽しい冒険映画になっているので、是非映画館でご覧になって下さいね
これは大画面で見たほうが絶対に楽しいと思います
私の満足度は星☆☆☆☆ でした~♪

ところで、このクライブ・カッスラーって人はダーク・ピットシリーズで築いた財産で自ら小説の中に登場させている「NUMA(国立海中海洋機関)」を本当に立ち上げてしまいました
サイトはこちらです↓
NUMA
実際にこの機関では世界中で沈没船を数多く引き上げていて、その記録を本にまとめたものも発売されています。
さらにカッスラー氏、息子にダークと命名してしまいました(笑)

そして去年、カッスラー氏は息子のダーク氏と共作で、第18作目にあたる「Black Wind」を発表しました。
こちらは日本と北朝鮮が舞台になっているらしいです。

羨ましいほどに人生を謳歌してるおっさんですね♪

Shall We Dance?

2005-05-15 | 映画 サ行
GW明けの平日夜19時台のスタートと言うこともあってか、客席はガラガラ
お陰で広~い劇場独り占め気分でした♪
なんて、喜んじゃいけないよね・・・日本の映画館の未来を心配しなければ・・・
とりあえず明日から心配することにしよう

周防監督の「Shall We Dance?」は大好きな作品なので、ハリウッドでリメイクされると言う話を聞いたとき、キャストはどうなるんだ!?と一抹の不安を覚えたんだよね
そういう方、多かったのではないでしょうか・・・

で、役所さんにリチャード・ギア、竹中直人にスタンリー・トゥッチ、渡辺えり子にリサ・アン・ウォルター、と聞いて、なかなかい~んでない?とホッとしたのもつかの間、草刈民代にJLO!?
ジョーダンはヨシコさんにスミレちゃん!カブの姉貴はサリーちゃん!

あの可憐で寂しげな面影の役になんでJLO?
と、かなり納得いかないままの鑑賞となりました。
でも・・・・・あれ?そんなにヘンじゃないじゃん、JLO
確かに草刈民代さんに比べたら・・・ってのはあるけど、そもそもハリウッド版なんだから比べるのもフェアじゃないよね。
だってアメリカ人向けに作られてるんだからさ
てなわけで、別物映画として観れば全然OK♪
ただし、最後の黄色い衣装はじぇんじぇん似合わないよ~

リチャード・ギアはもう何にも申し上げることはございません!
タキシードに薔薇一輪で一生過ごしてくださいっ!
こんなんが会社にいたら、迷わずついていきます、後先考えずエレベーターに連れ込みます!
(ウサギは殺さないわよっ!って違うよソレ)



スタンリー・トゥッチもいいよ~♪
こういう弾けた役ってやっぱり似合うわ・・・今回結構マッチョな胸板も胸毛も(ウッ)も拝見できたし、満足満足(え?)

主要キャラをはずれて、脇役さんにもなかなかのメンツが揃っておりましたのよ♪
デブッちょヴァーン君のフィアンセ役にR&B歌手のマイヤ(小っちゃ!)
ディバイン探偵のアシスタント、スコッティ役に「ドラム・ライン」でディボンを演じたニック・キャノン(かーわーいーいー)、
そしてクラブでラップしてたのはジャ・ルール

話の終わり方ですが、私はこっちの方が好き。
日本版みたいに「言わなくてもわかるだろ、オレの気持ち」ってな曖昧さはなく、夫婦でハッキリ意思表示。
文化の違いとは言え、奥様に対する愛情をしっかり表してくれる(リチャード・ギアみたいな)ダンナ様、という画にホレボレ~

おまけに広くてキレイなキッチンにもホレボレ~


そしてなんと言ってもエンディングにデヴィッド・ボウイの「Let's Dance」のカバー曲が流れたではあ~りませんか!
思わず踊りだしたくなっちゃった♪

おまけ☆リチャード・ギアの勘弁してよ~的 こんな私生活

Hitch/最後の恋のはじめ方

2005-04-26 | 映画 サ行
試写会に行って来ました~!
6月4日から公開の「Hitch/最後の恋のはじめ方(邦題)」
(いちゃモンつけたい邦題だけどガマンするじょ!)
主演、ウィル・スミス、エヴァ・メンデス他

あらすじ、キャストなどはこちらの オフィシャルサイト でご覧下さいませ。
でも こっち のほうが解りやすいです。

ウィル・スミス、久しぶりのコメディ!
待ってましたよ、こーゆーキャラを!
確かにシリアスな演技もいいよ、それも好きだし・・・・・でもやっぱりW・スミスはコミカルな方が断然好きっ♪

このヒラメ顔(ゴメン!)で、すっとぼけた目つきでジョークを言うところなんて、フレッシュ・プリンス時代を思い出して、懐かしささえ感じてしまったよ
(古~!)

「バッド・ボーイズ」みたいに、今回もNY流カッコいいファッションでグー!
スタイルがバツグンだから細身のスーツは本当に似合うね!

と、相変わらず本筋とは関係ない話ばっかりだわね・・・ほほほ

さてさて、この作品はW・スミス以外のキャストもなかなかの優れものでした!

中でも話の要になっている、セレブな女性に片思い中の太っちょ弁護士、アルバート・ブレナマン役のケヴィン・ジェームスが良かった!(アメリカでは有名なコメディアン、映画初出演らしい)
普段からずっこけてばかりのアルバート、到底女性に好かれるタイプには見えないんだけど、実はとってもいいヤツ!
W・スミス扮するデート・コンサルタントのヒッチのアドバイスを受け、みるみるうちにセレブの彼女とお近付きになって行く様子は、観ていて小気味良ささえ感じてしまった♪



ヒッチといい雰囲気になるタブロイド誌の女性ライター、サラを演じるのはエヴァ・メンデス。
こういうコミカルな役もいいね~♪
私が今まで見た、彼女が出てる作品ってシリアスものばかりだったから、イメージが変わってよかったかも♪
デンゼル・ワシントン&イーサン・ホークの「トレーニング・デイ」とか、バンデラス&ジョニー・デップの「レジェンド・オブ・メキシコ」とか・・・
確かにハード系が似合うカッコいい容姿だしね(またしても世の中不公平だと感じたさっ!)

そう言えばアメリカではレブロンのモデルやってるんだよね・・・
めっちゃキレイなのよ、そのCMが(画像↑)

あとはアルバートに惚れられるセレブな女性、アレグラ役のアンバー・ヴァレッタ。
セレブ感漂っていて、それでいて要所要所コミカルな面も出せて、素敵な女優さんだと思いました♪
どっかで見たことあるんだけど・・・と思っていたら、ハリソン・フォードとミシェル・ファイファーの「ホワット・ライズ・ビニーズ」に出てたのね~殺されちゃう役で!
元モデルさんだったらしく、歩き方とか仕草がキレイでした♪
でも調べてみたら私より年下・・・・どっひゃー!見えないって!
映画では30代後半か40代にしか見えなかったじょ・・・


ストーリーは特に目新しいものではないし、エンディングも解りきったものなんだけど、それでもやっぱりハッピーエンドな映画は楽しい!
同じお金を払って(今回タダだけど)観るなら、幸せな気分になれたほうがよりお得♪
片思い中や最近恋愛してないなぁ~って方、オススメですよ~!
ってそれは私か・・・どよよ~ん
(嗚呼、自分で落としてしまった・・・)

そうだ、書き忘れた!
このサントラもい~んですよ♪

スパニッシュアパートメント

2005-03-30 | 映画 サ行
スパニッシュアパートメント(2003年作)

ずーっと気になっていた1本・・・
同時に「期待」しないで見ようと心に決めていた1本でもあるんだ・・・
でも、映画が始まってきっかり30秒で「これ好きだ!」と思った、あはは

内容は、フランス人のグザヴィエ(Xavier)がより良い就職口を得るために、ヨーロッパの各国間で行われている「欧州交換プログラム:エラスムス計画」に応募、スペイン語と経済の勉強をしに1年間のスペイン留学を決意する。
ガールフレンド(オドレイ・トトゥ)との辛い別れを経て、いざスペインに乗り込むものの、予定していた宿泊先にステイできなくなってしまい、仕方なく住むところを探すうち、同じエラスムスの学生達が男女数人でシェアしているアパートに転がり込むことになる。
様々な国の学生達との1年間の共同生活で、グザヴィエは人間としても男としても成長、そして何よりも今まで狭かった彼の視野が広がり、新たな世界観を手に入れる・・・

このアパートでの彼らの日常生活が楽しい!
ここに集う学生達の出身国がバラバラってのが主な理由で、その内訳は、フランス、イタリア、ドイツ、ベルギー、デンマーク、イギリス、そしてスペイン。
お国による考え方の違い、生活様式の違い、そして男と女、個人の性格による違い、などなどが上手く織り込まれていて、笑えるし、時にホロッとしちゃうし・・・最後まで楽しく見ることができました♪

特に笑えたのが冷蔵庫、バスルーム、ベッドルームの使い方。
もうみんないー加減!
で、1人だけイギリス人の女の子がキレイ好きで、我慢できずいつも掃除役をするはめになっちゃう・・・で、切れちゃう(笑)
そして、ドイツ人の男の子の部屋はめちゃくちゃ生理整頓されていて、同じ部屋の片側を使っているイタリア人の男の子のほうはめちゃくちゃ・・・笑

確かにこういう描き方はステレオタイプかもしれないけど、でも確実にこの「お国柄」ってのがあるんだよね・・・
そして押しなべてステレオタイプと言われているものに近いんだな・・・これが

たぶん私も学生の時に同じような経験をしたから、余計に笑えたのかも知れない。
私の場合はアメリカの片田舎だったけど、学生寮にはそれこそ世界中からの留学生がいたんだよね。

特によくつるんでいたのが、アメリカ始め、韓国、台湾、タイ、スウェーデン、オマーン、ギリシャから来た子達。
冗談抜きで「お国柄」ってのがあった・・・もちろん彼らから見たら私もしっかりステレオタイプの「日本人」ってところがあったらしい(家の中では靴を脱ぐ、散らかさない、周りの目を気にする等、笑)

その「お国柄」のせいでよく頭にくることもあったけど、楽しいことのほうがより多かったから、彼らとも仲良く過ごすことが出来たんだと思うな。
特に印象的だったのが、スウェーデン人の男の子。
いつも不思議なメロディーの鼻歌を歌ってたんだよね・・・
で、たまに「ハバハバハバ♪」って言うのよ(笑笑)

ある日、どーしても気になって「ハバハバハバ♪」って何て意味?って聞いたら、「歌詞がわからないときになんとなく言うだけ」って言われたのね・・・

あ~!なるほどね!
日本語の「ナントカカントカ~♪」とか「ラララララ~♪」と一緒かぁ!って・・・
スウェーデンでは「ハバハバハバ♪」になるのね、面白ーい!と思ったわ~

あとビックリしたのが、フランス人の女の子!
私がバスルームで歯を磨いていたら、つかつかと入ってきていきなりパンツ下ろしてトイレに座って、ちゃっと用を済ませて出て行っちゃった・・・・

おいおい!ふけよー!流せよー!一言断ってよー!(笑笑笑)

後で別のフランス人に聞いたら「よくあること」って言われた・・・
カルチャーショックだったよ(苦笑)

他にも沢山沢山たくさ~ん面白い話があったよなぁ、と学生時代の思い出が蘇ってきちゃった。
もちろんこんな経験がなくたって(笑)、この作品は十分に楽しめると思います♪
かなりオススメ!
でももう一度こんな風に学生生活したいなって思ったのと同時に、無性に「海外逃避」したくなっちゃいました