Aloha Days

2010年、ハワイ暮らしを始めます♪
今までありがとうございました

プロデューサーズ

2006-03-29 | 映画 ハ行
ず~~~っと観たいと思ってたミュージカルが映画化されました♪
しかもブロードウェイでのオリジナル・キャスト、ネイサン・レインとマシュー・ブロデリックが主演で感激♪
ハリウッド黄金時代のミュージカルが大好きな母と試写会に行ってきたんだけど、作風はかなり違えど、隣で大笑いしてたので楽しかったんでしょう
とりあえず同じところで笑ってたんで一安心(笑)

あらすじなどはこちらで→ オフィシャル・サイト

冒頭はあまりにもドタバタ過ぎて、ずっとこのノリで続けられたらどうしようと思ってたけど、その後はきっちり面白くなってました
ブロードウェイの舞台そのままを映画化しただけあって、多少大げさなところもあったけど、それがまた面白く、風景、衣装、小道具、セットがきっちりとミュージカル(舞台)らしい作りで、50年代風に撮っていたのも良かったです
映画と言うよりも面白い芝居を観た、って後味だったかな
でも、これを舞台で見たらもっとずっと面白いだろうな、と思ったことも確かだけど・・・
やっぱりブロードウェイで観たかったよー!

ネイサン・レインは元から好きな俳優さんだったし、こういうキャラはお馴染みなので安心して見ていられました
おばあちゃん達を後ろに従えた公園のシーン、脚本家リーブキン(ウィル・ファレル)との怪しいドイツ風ダンスとか、刑務所での回想シーンとか、見せ場&笑えるところが一杯詰まっていました
セリフも気が効いたものが多くて、クスっと系笑いからぎゃはは系笑いまで、ラインアップも豊富!
特にリーブキンとの絡みのシーンは、お互いに早いセリフの応酬だったので、字幕に制限があるのって本当にもったいないなと思いました
ってかコテコテのアメリカン・ジョークを日本語に訳すのなんて難しすぎるよね・・・
そのフランツ・リーブキンを演じたウィル・ファレル、今まで観た彼のキャラの中では一番好きだったかも
ドイツ語訛りをからかわれて「YES」が「Ye~TH」になっちゃったところとか大笑い
バックにいる鳩たちの動きもアホらしくて笑えました~
そう言えばもう一つ「YESネタ」があったよね
ロジャー・バート扮するカルメン・ギアの「Ye~ssssssssssssssss・・・・・・」
どんだけ長いんだよっ! 前歯が沁みるっつーの!
このロジャー・バートも最近こういうキャラが多くてはまり役だったのかな
(ちょっとミスター・スポックみたいだったけど)
ゲイリー・ビーチとのカップリングはステレオタイプなんだけど、こういうの好きです♪
スタッフの面々もお約束通りのキャラばっかりなんだけど、笑えちゃうのはなんでかしらねぇ

マシュー・ブロデリックは最初は暴走気味でイマイチだったけど、違和感あったのは冒頭だけでした
会計事務所でのシーンは凝ってるし、豪華な舞台も出てきて魅せてくれました
それにしてもオジサンになったとは言え、いつまでも変わらないよねぇ
ユマ・サーマンのキャラ、怪しいスウェーデン人のウーラちゃんは可愛かった~
何よりも問題作の「Springtime for Hitler(ヒトラーの春)」が歌、振り付け、キャラともに最高
この舞台も見てみたいよ!(笑)
他にも細かいところで色々面白かったし、劇場公開されたらもう一度観に行っちゃうな♪
1968年版の「プロデューサーズ」も見なくちゃなぁ(こっちの方がさらにハチャメチャらしい)
ワタクシ的にはかな~りのオススメ作品だけど、映画と言うよりはミュージカルを観に行くつもりで鑑賞したほうが楽しめると思います
最初から最後まで舞台そのままの演技だし、歌満載だし、アメリカンな下ネタも満載なので(メル・ブルックスだしね)、そういうのが苦手だったらちとキツイ・・・かも?

<重要な(?)お知らせ>
映画本編が終わっても最後まで残っていましょうね、エンディング途中で帰っちゃダメですよ~
流れてる「歌」もちゃんと聴きましょうね~
左から、ネイサン・レイン、監督のスーザン・ストローマン、マシュー・ブロデリック、そして右端が製作者のメル・ブルックス御仁です(この顔を覚えておきましょう)

ブロークバック・マウンテン

2006-03-25 | 映画 ハ行
美しい映画でした
景色も、音楽も、愛し合う二人も、それによって傷つけられる家族も

ワイオミング州のブロークバック・マウンテンで、夏の間だけ放牧の仕事を任された二人のカウボーイ、イニス(ヒース・レッジャー)とジャック(ジェイク・ギレンホール)
お互いを愛してしまったことから、周りをも巻き込んで20年に渡って苦しみ続けることになる
詳しいあらすじなどはこちらで→ オフィシャル・サイト

この映画ってどうしても「同性愛の映画」って取られちゃうけど(まぁそうなんだけど)、私には立派な「恋愛映画」でした
今まで苦しい思いをしたことがある人ならきっと、胸にこみ上げるものを感じると思うな
話は全然違うけど、「Before Sunset」の時に感じたものと同じ感覚でした

ヒース・レッジャー、いいね!
寡黙な思いつめたような表情の日々から、ジャックと再会したときの笑顔がね・・・
気持ちわかるわー!
そしてラスト間際にジャックの部屋でシャツを見つけたとき・・・
もう号泣でしたー!
もし時代と生まれた場所が違っていたら、幸せになれたかもしれない二人に最後まで涙が止まらなかったよ
H・レッジャーの西部訛りもお見事でした!

ジェイク・ギレンホール、まつげが長くてうっとりしちゃったよ
お母さんはラクダなのか!?ってくらいクリクリ・・・いいなぁ
って、そんなことは置いといて!
ジャック(J・ギレンホール)は最初からイニスが気になってたよね
後で「オレだってゲイじゃない」って言ってたけど、それはイニスに嫌われたくなかったから思わず言っちゃったんじゃないかなって思ったんだけど・・・
イニスと別れてる間も温もりと愛情に飢えてたジャック、イニスの悲観的な生き方にイライラする気持ちもわかるけど、もうちょっと大人になってイニスの置かれてる状況を理解できたら、少しは違う結末になったのかな

監督はアン・リー、見事にアメリカ西部の世界を撮ったと思います
何よりも時には美しく雄大で、時には哀しく見える景色の切り取り方が素晴らしかったです
音楽もまた映像に合っていて素敵でした
担当したのはグスタボ・サンタオラヤ
「モーターサイクル・ダイアリーズ」や「スタンド・アップ」もこの人の音楽でした
そうそう、これは言っとかないと・・・・・金髪のアン・ハサウェイは嫌いだ(笑)

ここからちょいとマジメな話・・・映画感想だけ読みたい方はここでストップして下さいまし
この映画を観て思ったのが、私は今まで同性愛とか異性愛とかを特に気にせず生きてきたんだなぁということでした(私自身は「♂派」だけど)
生涯のうちに一人でも全身全霊で「愛する人」に出会えた人は幸せなのかもって思ってるから、それが同性だろうが異性だろうがあまり関係ないような気がするんだ
少なくても私には、その人が誰を愛そうがそれは個人の自由、嗜好の自由であって、その人の人格をどうこう判断する材料にはならないんだよね
でもこういう考えを持ってる人間が少ないのもよくわかっているつもり
と言うか、かなりマイナーな考えなんだと思う、残念だけど・・・
同性愛とかに限ったことじゃなくても、「自分の世界観と違う」ものを排除するのではなく、その違いを楽しめるようになれたらいいのにな、と思います
ま、あくまでもワタクシ個人の考え方なので、悪しからず


PROMISE/無極

2006-03-02 | 映画 ハ行
えーと・・・・・・うーんと・・・・・・
何だったんでしょうか、この映画は!?
チェン・カイコー監督ってこんなの作る人だったっけ?
「さらば、わが愛/覇王別姫(はおうべっき)」と「始皇帝暗殺」と「キリング・ミー・ソフトリー」しか観たことないからなんとも言えないけどさぁ

始まりからしていただけなかった
海棠(かいどう)の花が散るシーンは本来なら美しいはずだし、その後の湖のシーンや鳥かごのシーンも悪いわけじゃないのに、どうしても「チャン・イーモウみたいな作品が撮りたかったのかしら?」と思わずにいられなかった
しーかーもー!チャン・ドンゴンの出だしは何?何なの?
あのシャカシャカ走りにお粗末なCGは一体何なのーーー!?
岩壁斜め走りって、ルパンもビックリだわよー!
しかも「お姫様は実は凧だったのです」ってシーンには目が点・・・
これってドタバタコメディだったっけ?と思いながら爆笑させていただきました!
(そういう意味では面白い作品だったけど~)
担当者はただちにWETA社(「LOTR」)に研修しに行くのがよろし!


でもさぁ、あれを観たチャン・ドンゴンのファンは怒らないのかなぁ
もしショーン様があんな風に撮られてたら絶対に苦情のお手紙書いちゃうわ!
ってか劇場で泣いちゃうかも、あまりの情けなさにおよよ~って(笑)
ところで、今回初めてチャン・ドンゴンを見たんだけど、たま~にチョウ・ユウファに似てるなぁと思いました
(結構カッチョいいし♪)
他の出演者達、真田弘之、セシリア・チャン、リィウ・イエ(鬼狼)もがんばってるのはわかるんだけど、今一歩及ばず、どうしても「いいな」と思えなかった
ストーリーはありがちなのはこの作品に限ってのことじゃないから仕方ないとして、編集をどうにかしてほしかったかも
場面と場面の切り方が「はい、ここでCMです」って感じでひじょーに気になってしまいました
(なんてえらそーな感想なのかしら、笑)

ただ~し! この映画で一つだけ、たった一つだけ際立って良かったことがあるんですよ
それがこちら、ニコラス・ツェー扮する無歓です
そうそう、こういうキャラがいなくちゃね~♪ ふぉっふぉっふぉ
ニコラス・ツェーは前から可愛いと思ってたけど、実は美しかったのね~♪
いやホント、この人のお陰で最後まで鑑賞することができました、ありがたや~
しかもタダ券で鑑賞だったから余計にありがたや~(爆)

ショーン様の「フライトプラン」

2006-02-01 | 映画 ハ行
は~い、皆さ~ん
ご静粛に~
そこ、道空けてくださ~い


リッチ機長のお通りで~す


制服姿のショーン様~♪ 

おさる頭のショーン様~♪ 

ちょっとお疲れショーン様~♪

いやいや、大画面で堪能しましたがな~
「機長は見た!/上空1万mで起こった密室トリック!?俺の飛行計画を死守せよ!」
あら、タイトル違った? まぁまぁ、そんなことはいーじゃないのさ
ショーン機長ったら、たまに「???」沢山飛ばしながら、誰を信じていいのか困惑しちゃって、かわい~
でも責任第一、お客様を無事にお運びすることに一生懸命でしたね
さすがです、ステキです、リッチ機長


さてと・・・・・映画の感想ね(ネタバレありますのでご注意下さい!)
事前に情報を入れないようにしていたので、ほぼ何も知らない状態での鑑賞
なので結構ドキドキと最後まで楽しめました♪
途中までは「フォーガットン」みたいな展開になったらどうしようって思ったけど(笑)

ただちょっと「穴」がありすぎたかな
気になったのが、一番最初に飛行機に搭乗したカイル・プラット(ジョディ・フォスター)が娘と一緒だったことにフライト・アテンダントが誰も気づいていなかったこと
カイルに「あなた見てたじゃない」って言われたエリカ・クリステンセン扮するアテンダントさんが気づいていなかったって、これはちょっと無理があったかも
ごった返してる中で搭乗したのだったら見逃すこともあるだろうけど・・・
乗客が誰一人として娘を見た記憶がなかったのは、どうかなぁ、全くあり得ない話でもないのかなぁ
「絶対あり得ない!」って意見の人も多いだろうけど、案外と目の前のものを見てない人って多いし・・・
でも、もしこの「穴」を埋めるために二人が搭乗した場面を出しちゃったら、カイルの幻覚?ってプロットは崩れちゃうから、やっぱり脚本って難しいよね
犯人と共犯は見た目も行動も怪しくてすぐに目星はつくんだけど、そこからの展開が物足りなかった
カイル・プラットとその娘が「選ばれた」理由付けと言うか、犯人と繋がる伏線みたいなものがもっと欲しかったな
カイルの職業(ジェットエンジンの設計士)のせいだとは思うんだけど・・・
犯人は知恵比べがしたくてカイルを選んだんだと思ったのよ
それにしては犯人に知恵がなさ過ぎたけどね

あとはあのアラブ人たちね・・・映し方が怪しすぎだったのが残念だったよー!
それに最後はカイルにちゃんと謝って欲しかったわ
子供の教育のためにも「間違った時は謝る」ってのをしっかり見せないと!
その点、リッチ機長はちゃ~んと謝ったよね、さすがだわ~、エライわ~(笑)

でも何だかんだ言っても楽しめた作品でしたよ~
飛行機の中ってあんな風になってるんだ!ってのが面白かったし
今度飛行機乗ったらトイレの天井上げてみようかな(コラコラ)


プライドと偏見

2006-01-31 | 映画 ハ行
ジェーン・オースティン原作の映画は以前から大好きでした
「いつか晴れた日に」、「エマ」、「待ち焦がれて」など、何回も繰り返し観ちゃうほど
そしてとうとうオースティン作品の金字塔「自負(高慢)と偏見」が新たに映画化されました
これは観ないわけにはいかないでしょ~
予告編を見かけるようになったときから楽しみにしてたんだ♪

キーラ・ナイトレイ、ロザムンド・パイク、マシュー・マクファディンなどの若手に加えて、ブレンダ・ブレシン、ドナルド・サザーランド、ジュディ・デンチなどの蒼々たるメンバーの共演も楽しみでした
あらすじなどはこちらで → 公式サイト


実は以前、友達に貸してもらったコリン・ファース主演のイギリスBBC製作の「高慢と偏見」を観て、ものすごくはまっちゃったので、新キャストでの映画はどうかなと思ってたんだ
だって、こっちがあまりにもいい出来だったんだもの
コリン・ファース演じるダーシーが文句なしに素敵すぎて、エリザベス(次女)とジェーン(長女)、お人好しなビングリー氏もイメージ通りで最高だったし、ベネット夫人とリディアにはイライラさせられるし(笑)
イギリスでは当時(1995年)放映時間帯に「町から人が消える」現象を巻き起こしたってのも納得でした
DVD2枚組みで約5時間のお話だったので、時代背景や登場人物の描写も丁寧に描かれていて、じっくりと楽しむことができました
さらには、TV映画にしておくのがもったいない程の美しいカメラワークに溜息もののロケーションの数々
こっちを先に観ていたら、マーク・ダーシーをメインにして「ブリジット・ジョーンズの日記」が楽しめたかも、と思うとちょっと残念・・・

さて、映画版の話に戻って・・・
観る前から予想はしてたんだけど、はしょられてるところが多かったのは残念なところでした
2時間強にまとめ上げなきゃいけないんだし、仕方ないのは十分理解できるんだけどね
特にエリザベスとダーシーが惹かれ合う過程が物足りなかったなぁ
ベネット家の問題児、リディアのおバカ加減もあっさりだったし、なぜウィッカムと駆け落ちする羽目になったのかが語られていなかったし、そもそもウィッカムの登場が少なかったので「あんた誰だっけ?」状態になってたのではないかな・・・?
コリン・ファース版での有名なショット「池に飛び込むダーシー」もなかったし(ちぇっ、笑)
途中で何度か映るベネット家のお手伝いさんの場面をカットして、こっちのストーリーを足して欲しかったわ、ってのは勝手な言い草かな
そんな中で、ベネット氏(ドナルド・サザーランド)は光ってましたね☆
BBC版よりも威厳があって、最後もベネット氏のいいショットで終わってたし
あの場面で終わりってのは賛否両論あるかもしれないけど、私はあれはあれで良かったと思いました
ベネット夫人のブレンダ・ブレシンもさすがにこういうイライラさせる演技は上手いよね(笑)
「リトル・ヴォイス」に次いでイライラさせられました~(褒め言葉です)
長女ジェーン役のロザムンド・パイクも素敵でした!
そしてエリザベスとダーシーが再開する夜明けの場面が・・・溜息もの~
今作は風景がとても美しかったですね
ペンバリー邸(ダーシー家)もBBC版と同じお屋敷のように見えたけど、どうだったんでしょう
(追記:違うお屋敷のようです。でも原作者が参考にした場所らしいです!マダムSさん、コメントありがとうございます♪)
イギリスでロケ地ツアーしたいよぉ~

そう言えば、エンド・ロールで「Special Thanks to Emma Thompson」ってあったんだけど、監修でもしたのかな?
エマ・トンプソンは確か、同じオースティン作品の「ある晴れた日に」でアカデミーの脚本賞か何かを取ったんだよね(違ってたらゴメンナサイ)
(追記:エマ・トンプソンが受賞したのはゴールデングローブで脚本賞、アカデミーで脚色賞でした)


ベルヴィル・ランデブー

2006-01-15 | 映画 ハ行
原題「Les Triplettes de Belleville」(2002/フランス・ベルギー・カナダ)

2003年の映画賞をほぼ総なめにしたフレンチ・アニメ
観たかったくせにずっと後回しにしてて、そのうちツ○ヤの話題作コーナーから移動しちゃってすっかり忘れてました
もっと早く観ればよかったー!ジタバタ

極端にデフォルメされたキャラクターにやられた~♪ 
特におばあちゃんが!頭の先から(文字通り)つま先まで、可愛いすぎる~
冒頭からすでに凝った映像と音楽で、舞台で歌う「ベルヴィルの三つ子シンガー」の歌に合わせて、ジョセフィン・ベイカーやフレッド・アステアも出て来るんだもんな・・・たまんない

ベルヴィルから遠く離れた小さな町に住むおばあちゃんと孫のシャンピオン
両親を亡くした(と思われる)シャンピオンは極端に内気な男の子で、常に無関心&無言でおばあちゃんを心配させる
ある日、おばあちゃんは子犬のブルーノをプレゼントする
その時ちょっとだけシャンピオンが反応するの・・・それがとっても可愛かった♪
(幼いシャンピオンが「バットマン」のダニ・デ・ヴィート@ペンギン男に似てるし)
そしてついにシャンピオンが唯一大好きなもの、自転車をプレゼントしたおばあちゃん
初めて三輪車を見たときのシャンピオンの「キャ」っていう小さい声が、これまためちゃくちゃフレンチっぽくて可愛かった(誰かわかって~)

大きくなったシャンピオンは相変わらず自転車にしか興味がなく、日々おばあちゃんとの特訓に励む
ってか、おばあちゃんの方が凄い健脚です(笑)
そして晴れてツール・ド・フランスに出場したシャンピオン、なんと途中で何者かに誘拐されてしまう
ブルーノを連れて可愛い孫のシャンピオンを探しに行くおばあちゃん・・・映画「パーフェクト・ストーム」は何だったんだ!?てなくらいカッコいい!
大都会ベルヴィル(NYっぽい)で、かつての「ベルヴィルの三つ子シンガー」たちと出会い、彼女らと一緒にシャンピオン救出劇を始める、しかも唐突に
強いんだな~、おばあちゃん達

と、その前に・・・・・三つ子ばあちゃん達の力の源が「カエル」
そのカエルを捕獲する道具が笑えるー!
どっから手に入れたのかねぇ・・・まったく
この道具といい、ベルヴィルで出会う人間といい、町の様子といい、アメリカを皮肉ったように感じたのは私だけじゃないよね、きっと

とにかく最初から最後まで、そして細かいところまで「うひょ♪」の連続
「ブラックなフレンチ・コメディ」と一括りにして欲しくない、ラストはちょっとチクッとくる逸品でした
好みは分かれるかもしれないけど、こういうスタイルのアニメ、いいね~
画風だけじゃなく音楽も最高にオシャレで、まさに大人のためのアニメ
これからも作り続けて欲しいし、どんどん公開して欲しいな


ハリー・ポッターと炎のゴブレット

2005-12-09 | 映画 ハ行
え~うそぉ~!?ショックー!
シリウス・ブラックが、スネイプ先生がぁぁぁ!
まさか、まさか、まーさーかー!
それだけかよぉぉぉぉぉぉぉ~~~ん!(号泣)

スネイプ先生はまだ生身(?)だったからよかったものの・・・
シリウス、ゲーリー、マイダーリン!
嗚呼なんてこったぃ!私まで燃え尽きちゃったわよ


原作を読んだのがずいぶん前だったから、おおよその内容しか覚えてないけど、こんなに出番少なかったっけ?
ハリポタの何が楽しみって、この二人だったのにな
ついでに、ハリーとヴォルデモート卿の対決もあっさりさっぱりだったし
せっかくのレイフ・ファインズだったのになぁ(って残念なのはそれかぃ!)
でもあの厚さの原作に対して、映画は今までどおりの時間で作らなくちゃいけないんだから、仕方ないね
今回監督したマイク・ニューウェル、上手くまとめてたと思います
全体では今までの3作よりも映像(CG)が美しかったと思うし、ドラゴンの描き方が一番好きだったわ~
(えぇドラゴン好きですの、ワタシ)
エンドロールでは「出演したドラゴンには一切の害(傷)も与えていません」ってなことも書かれていて、一安心(笑)
たくさんのエピソードを原作を読んでない観客にも理解させなくちゃいけないから、色んなことをちょっとずつ盛り込んだ分、キャラクターの描写が浅くなってしまったのは残念だったけどね

なんて悲しんでたのもつかの間~
今回もまたまたウッシッシなキャラが出てきましたね♪
原作を読んだ時も「コイツは絶対カッコいいに違いない!」って思ってたけど、その通りでルンルン♪
まずはブルガリアから来たイゴール・カルカロフ校長(プレドラグ・ビエラク)
笑うと最悪だけど、黙ってればカッコいいのだ!(笑) 好み好み~♪
5巻以降、スネイプ先生との因縁の(?)関係が徐々に明らかになってくるようなので、この先もお目にかかれるよね♪

そしてそして!棚からぼた餅なキャラ、セドリック・ディゴリー役のロバート・パティンソン
「モーリス」(1987年)のヒュー・グラントを思い出しちゃいました(懐)
そもそも舞台(しかもシェークスピア)から演劇の道に入ったようなので、実力はバッチリでしょう!
お陰でまさかハリポタ見て涙を流そうとは思っても見なかったです
これから要チェックな俳優さんです!





もう一人、ウッシッシキャラじゃないけど、可愛かったので注目しちゃいました
ハリーの初恋の相手、チョウ・チャンを演じたケイティ・リュン(リュング?)
何でも4000人の中から選ばれたらしい
確かにカワイイ!ハリーが惚れるのも納得だね♪


他にもウェーズリー家の双子君、クイディッチのブルガリア代表ビクトール・クラム、そして復活しつつあるヴォルデモート卿、シリウスの謎などなど、これからが本当の見せ場を迎えるハリポタ、ますますダークに、そして更なる犠牲者続出・・・・・・次回作は2007年公開予定
そして原作第6巻(和訳)は来年発売予定、原書は発売中・・・また買っちゃうんだろうなぁ、きっと


ブラザーズ・グリム

2005-11-08 | 映画 ハ行
原題「Brothers Grimm」(2005年)
オフィシャルサイト はこちら

マット・デイモン、ヒース・レッジャー、ピーター・ストーメアにモニカ・ベルッチと来たらもう見ないわけにいかないよね~!
特にマットちゃんの詐欺師役とモニカ・ベルッチの魔女が楽しみだったんだ
最初はマットちゃんとヒース・レッジャーの役が反対だったんだってね・・・
でもお互い相手の役の方がいい!ってことでめでたく今の配役になったらしい
よかったよかった!
たまにはこういう兄貴風吹かすマットちゃんも見たいもん♪


モニカ・ベルッチ、やっぱりこういうコスプレは似合うね~、美しい!
「鏡よ鏡」ってセリフもみょ~に似合っちゃって・・・
いつか是非「白雪姫」の継母役とかやってもらいたいものだわ
過去にシガーニー・ウィーヴァーがやったのよりも(「スノウ・ホワイト」1997年)、もっと怖い感じで、いっそのことホラーっぽいのをお願いしたいわん♪
でも今回の役、出番少なかったよねぇ!?
もうちょっとドロドロと魔女振りを披露して欲しかったなぁ・・・



<この先ちょろっとネタバレありま~す、注意!>
もう一人惜しかったのがピーター・ストーメア
確かに前半は怪演ぶりが見られたし、グリム兄弟をどうにかして陥れようとするのも面白かった
ラスト間際に心変わりしたのも理解できる(ボスに裏切られたからね)
でもグリム兄(マットちゃん)が刺された後、そんなに兄が好きだったの?いつの間に?って感じでちょっと頭をひねっちゃった
あの辺りからなんだかストーメアの役が、もったいないなぁって方向に行ってしまった気がしました

それを言ったらヒース・レッジャーもレナ・ヘディも、更にはマットちゃんも「え?それだけ?」って感じだったかも・・・
始まりは「これは面白くなるぞ~♪」って予感させてくれて、モニカ・ベルッチが出てきた辺りも「よしよし!」って感じだったんだけど・・・かと言ってストーリーが悪かったわけでもないし
なんでだろ、さっき見終わったばっかりなのにあんまり印象に残ってないよ
<追記>
悔しいのでもう一度観てきます!(笑)

監督はテリー・ギリアム
「モンティ・パイソン」、「未来世紀ブラジル」、「12モンキーズ」、「ラスベガスをやっつけろ」とか、一種独特の作品を作る人だね
「モンティ・パイソン」は好きだけど、その他のはイマイチ好きじゃなかったから、ただ単にこの監督の世界観と相性が合わないだけなのかもね
でも、もしかしたらそのうち、この人の作品で好きなのが出てくるかもしれないから、やっぱり映画は見続けないとね~(笑)

Be Cool

2005-09-20 | 映画 ハ行
今回の感想、映画を見た人にしかわからない話ばっかりだけど、ご勘弁下さいませ

1995年の「ゲット・ショーティ」の続編です
でも「ゲット・ショーティ」を見てなくても映画好き、エンタメ界好き、スター好き、そしてちょっとアホらしくてひねくれた話が好きなら楽しめるんじゃないかなぁ
実際、私は前作をすっかり忘れていたけど大丈夫でした
私好みのネタ満載で、これはDVD出たら即購入です♪
あらすじなどはこちらで

いたるところに散りばめられたジョーク(ブラック含む)やキャラクター、カメオ出演してるスター達、ファッション、音楽、車、インテリアに至るまで楽しめるラインがたくさん!
そして前作以上に豪華キャストが勢ぞろい、そしてカメオ出演者たちも豪華絢爛!
<主要キャラ>
ジョン・トラボルタ、ユマ・サーマン、ハーヴェイ・カイテル、ヴィンス・ヴォーン、ザ・ロック、クリスティーナ・ミリアン、セドリック・ザ・エンターテイナー、ジェームズ・ウッズ、ダニー・デヴィート

<カメオ出演>
エアロスミスのスティーヴン・タイラーとジョー・ペリー、キッスのジーン・シモンズ、ブラック・アイド・ピーズ、アウトキャストのアンドレ3000、セルジオ・メンデス(!)、リンプ・ビスキットのフレッド・ダースト、ワイクリフ・ジーン、セス・グリーン、アンナ・ニコル・スミス(笑)、ニコール・キッドマン(クレジットなし)
誰か漏れてたらごめんなすって・・・

でもこれだけ豪華な顔ぶれにもかかわらず、ハッキリ言って映画自体は地味目だったかも・・・
一部の人達、もしくは出演者が楽しめればいいんじゃ~ん的映画って感じかな(言いすぎ?)
最後にチョロっと出てきた「サモアン・ランデヴー」って映画の方が面白そうだったよ
(誰か作ってくれないでしょうか、この映画・・・)
トラボルタも前作に比べたら全然弾けてないし
いまやハリウッドの大御所になりつつあるトラボルタだから、もうあんまりアホなことはできないのかなぁ
なんかちょいと残念・・・
でも今回のキャラ、チリ・パーマーも映画界では幅利かせてる設定だっからこのくらいでよかったのかな
ユマ・サーマンは相変わらずカワイイ♪

しかしながら笑いどころは沢山あったんですよ~
特にワタクシ的ツボキャラはやっぱりロック様でした!
今回、サモアからやって来た密かに俳優を目指すゲイのボディガード(これだけで笑える)、エリオット・ウィルヘルムをかなり熱演(楽しそうに)してました♪
ゲイってのを隠してるつもりなんだけど、たま~に腰つき&話し方に出ちゃったり、部屋のインテリアが妙にハワイのギャル風だったり(キティちゃんとかアロハ柄カーテンとか)、選ぶ服や小道具がとことんゲイっぽかったりして、いつも雇い主のラジ(ヴィンス・ヴォーン)に怒られちゃって、かわいいのなんのって!

今は映画プロデューサーとして名を馳せてるチリ・パーマー(トラボルタ)に出会ったときなんかも、「俺の一番自慢の演技見てくれよっ」とかいってあの片眉上げる決め顔しちゃったり、ラジに騙されて作ったミュージックビデオではカウボーイハットかぶって「You Ain't Woman Enough(まだまだ女気足りないわよ!)」なんてカントリーの大御所、ロレッタ・リンの曲歌っちゃってるし
ちなみにこの曲はサントラにも入ってるんで買いですな(笑)
グラミー賞(あれ?MTVだっけ?)のステージでサモアンダンス踊っちゃってかなりご満悦だったり(その両隣で踊ってるのはロック様の本当のイトコ達でプロのサモアンダンサーなんだって!)
もうツボツボツボ!ツボの嵐~♪

もとからコメディもこなせる役者になりたいって言ってたし、今回念願かなっての出演だったのかもね
よかったね、ロック様
これでアクションとコメディは演じられると証明できたし、残すはホラーとシリアスもの!?
ホラーはいけるけど、シリアスって・・・・・・どうよ
ま、どっちにしてもこのままじゃ当分俳優業に専念してWWEには戻りそうもないね

と、気づいたらロック様の話ばかりになっちゃった
でもこれこそ、この映画の特徴なのではないかなぁ・・・
スナックお供に、好みが同じ人達と盛り上がりながら見るのが最適かも、なんて思いました

ハワイ好きなら観るべし

2005-09-08 | 映画 ハ行
「ビッグ・バウンス」
The Big Bounce(2004年)
オーウェン・ウィルソン
モーガン・フリーマン
ゲイリー・シニーズ
チャーリー・シーン
サラ・フォスター他

結構豪華キャスト!ってかかなりの豪華キャストです
この他にもちょろっとカントリー界の大御所、ウィリー・ネルソン、名優ハリー・ディーン・スタントンが出てます!
ウィリー・ネルソンってばチョロチョロと映画やドラマに出てるよね~
マジメなんだかふざけてんだかわからない表情、と言うか表情がないところ(?)がまたいい味出してるんだな

ゲイリー・シニーズとチャーリー・シーンがイヤなヤツを演じてるんだけど、ピッタリはまり役で笑えます
モーガン・フリーマン、絶対にバケーション兼ねて出演してるよ~!
何をやっても上手い俳優さんは得だね
オーウェン・ウィルソンはこういう軽い役はお手の物ってところかな
・・・これって褒め言葉なのか!?(笑)

ストーリーは軽~い犯罪モノとでも言いましょうか
どんでん返し有りだけど、途中で大体の検討ついちゃうのが惜しい!
せっかくの豪華キャストなのに・・・ひじょ~にもったいない作品でした
でもね、「オーシャンズ12」みたいに撮影は楽しかったんだろうな~ってのが伺えます(笑)

実はこの映画の一番の見所は撮影地!(私には、です)
主にハワイ・オアフ島のノースショアで撮られています!
ノースの海はもちろん、ハレイワの町も出てくるし、ちらっとケリー・スレイターも出てきます
(ケリー・スレイターはハワイ出身のプロサーファー)
ハワイの景色を見るにはいい映画かも・・・
少なくとも「ブルー・クラッシュ」よりは見所が多かったもんね~

そうそう、映画の冒頭で出てくるリゾート開発反対運動をしているハワイアンのグループは本物です
彼らは実際に開発されようとしてる土地を守る運動をしています
大体において開発される土地ってのは景勝地で、昔からハワイアンの神聖な場所なことが多いんだよね
マウイ島やハワイ島の西側にあるリゾート群のほとんどが古代ハワイアンのお墓や神殿があった場所を掘り起こして作ったんだし
やっぱり誰かにとって大切な土地を奪って、掘り起こして、ホテルなんか建てちゃいけないと思うんだけどなぁ
とか言ってもこういったリゾートホテルは、実際に中に入ると溜息もので「泊まってみたいわ~」なんて思っちゃうのも現実なわけで・・・
・・・・・嗚呼、人間やるのって難しい

あら? 軽~い映画感想のはずが思わぬ方向へ・・・イカンイカン
ダメね~、ハワイのことになると熱くなってしまうわ

ピッチブラック

2005-07-10 | 映画 ハ行
「ピッチブラック」(2000年作)
ヴィン・ディーゼルの作品でございますよ
昨年公開された「クロニクルズ・オブ・リディック」の1作目ですね
色々言われてるようですが、好きなんですよ~この映画♪
この映画でヴィン兄さんを見初めました・・・嗚呼、嫁に行きたい(照)

SF作品で、たぶんB級(笑)
宇宙を航行中の民間移送船が何かの原因である星に不時着
通信も途絶え、船も破壊、わずかに残った乗客は水を求めて砂漠を彷徨う
途中、廃墟となった施設を見つけるが人の気配は皆無
そのうちここにいた住人達が22年前の日食の日に何かに殺されたことを知る
その何かが暗闇(ピッチ・ブラック)でしか活動できないことを知るのだが・・・
折りしも彼らが不時着した日は22年後の日食の日
廃墟に残された救命艇で脱出すべく、破壊された船から燃料を移そうとするが、日食が始まり暗闇に包まれる
次々と殺されていく乗客たち、最後まで生き残るのは誰なのか
無事にこの星から脱出できるのかー!?
やっぱB級?(笑)

で、ヴィン兄さんが凶悪犯のリディックって役なんだけど、凶悪犯の割にはいい人なのよ案外(笑)
で、一応ヒロイン役のはずのラダ・ミッチェル演じるフライってパイロットは全然いい人じゃないの
最初、不時着する時に船の重心が取れないからって客室を切り離して自分だけ助かろうとするし・・・
他にもヘンな人が沢山出てまふ

ツッコミどころは満載なのよ、言い出したらキリがないくらい
でもね~ 面白い!(と私は思う←弱気)
いいの、ヴィン兄さんがカッコいいからそれだけでいいのっ!

それにしても世間はヴィン兄さんを誤解してるわ~
マッチョなだけで演技力もないおハゲちゃんだと思ってるでしょー!?
違うのよ違うのよ~!(ジタバタ)
脳ある鷹は爪隠すって言うでしょ、見事に隠してるのよー!
いろいろと苦労と挫折の末、ヴィン兄さん書き下ろした脚本、しかも監督・撮影・出演とすべてこなした(他にいなかったのよ、ってのは言っちゃダメ)処女作がカンヌで上映されたのよ~
その後の作品もサンダンスとかで上映されて、それを見たスピルバーグにスカウトされて「プライベート・ラインアン」に出たんだからぁー!(ムキになってる?笑)

まぁとにかく、この「ピッチブラック」気が向いたら観てみてちょ
続編の「リディック」の感想はまた後日・・・・・でも書かないかも(ぷぷっ)

今年はヴィン兄さん、コメディ「The Pacifier」にも挑戦♪
でも・・・日本で公開されるのかしらん・・・

キンポウゲ姫

2005-07-03 | 映画 ハ行
昔観た映画でタイトルも出演者も覚えてないんだけど、すっごく面白かった記憶があってもう一度見たいなーっていう作品が何本かある
そのうちの1本に再び出会えたんだ~!嬉すぃ~♪
ケーブルTVの映画チャンネルで今月放映されてる「プリンセス・ブライド・ストーリー」(1987年)がそれ
何しろ覚えていたのがとにかく面白いってことと、字幕でお姫様の名前を「キンポウゲ姫」(英語ではButtercup)とそのまま訳していたことのみ(キンポウゲ姫が妙にツボにはまってしまったのねん)


あらすじは、病気の孫のためにおじいちゃんが中世を舞台にした「真実の愛」をテーマにした物語を読んであげる、というもの。
現実世界の孫とおじいちゃんの会話から、物語の中のファンタジー的な世界を行ったり来たりする
お姫様とカッチョいい海賊、悪い王様、魔法使い、冒険、剣の達人、親の敵討ち、怪物なんかも出てきちゃったりとかなり盛りだくさんな内容
シリアスなんだかコメディなんだかわからないようなストーリー展開も面白い!

久しぶりに再会したこの映画、実は驚きが一杯詰まっていた名作だった!
まず監督はなんとロブ・ライナーだった・・・
原作&脚本がウィリアム・ゴールドマン(「明日に向かって撃て」「ミザリー」など)
そして本を読んであげるおじいちゃんにピーター・フォーク、コロンボ刑事だよん
キンポウゲ姫にロビン・ライト(ショーン・ペンの奥様)
キンポウゲ姫を救う海賊役にはケイリー・エルウィス(「ドラキュラ」「ソウ」など)

悪い王様にクリス・サランドン(スーザン・サランドンの元ダンナ)
いんちき魔法使いにビリー・クリスタル
伝説のプロレスラー、アンドレ・ザ・ジャイアント
他にも沢山の名優さん達が出てました♪

1987年の映画だったってのも驚きだったけど、20年近く経った今見ても面白さは変わらないどころかすっごく新鮮に感じられたのにもビックリだった
最近めっきりと80年代モノを思い出す機会が多い
やっぱり音楽も映画も80年代ってみょ~に面白い時代だったのね♪
新作映画もクラシックな名作もいいけど、80年代に見た映画をまた見直したくなってきちゃったよ
今思いつく限りではモリー・リングウォルドの作品(彼女は何処へ?)「プリティー・イン・ピンク」や「ブレックファースト・クラブ」、「ウィロー」「アウトサイダー」「グーニーズ」などなど
あ~懐かしい!

あっ!そんなことよりも(こんだけ書いて「そんなこと」だったのかぃ)今夜は9時から「スターウォーズ」やるんだった!
大変大変!我が初恋の君ハン・ソロ様と再会せねばー!
ではまた後ほど~

The Forgotten

2005-06-09 | 映画 ハ行
強化月間の名にふさわしく、レディス・デー3本連続鑑賞してきました!
疲れたっ!肩こったー!おしり痛ーい!
なぜそこまでして映画を観るのだ?と自問自答してみたけど、観たいものは観たいんだからショウガナイや~ね♪
ストレス解消になるし♪(たまにストレス溜まる映画に当たっちゃうのはナイショ)
てなわけでいってみましょ~!怒涛の3連チャン映画感想、レッツらゴー!

まずは1本目 「フォーガットン
出演者、豪華です♪
ジュリアン・ムーア・・・「めぐりあう時間たち」「ハンニバル」「ブギーナイツ」など
ドミニク・ウェスト・・・「真夏の夜の夢」「シカゴ」「モナリザ・スマイル」など
ゲイリー・シニーズ・・・「フォレスト・ガンプ」「二十日鼠と人間」「アポロ13」など
他にも「ER」のグリーン先生ことアンソニー・エドワーズ、見るからに怪しいライナス・ローチ、「全米でもっとも美しい女性50人」に選ばれたこともあるアルフレ・ウッダード

正直ドミニク・ウェストとゲイリー・シニーズ目当てで観に行きましたです、はい
そしてその見方は正解だと思った次第です、はい
難を言えばゲイリー・シニーズが「やっぱり・・・」ってとこでしょうか

でも、期待してなかったんだけどジュリアン・ムーアも良かった、ジュリアン・ムーアで良かった!
やっぱり彼女はサスペンス似合うね~

ストーリー的には、結局「人間の記憶を消し去る云々」にはこの方法しか思い浮かばないのかしら、と少々肩透かしをくらった感じ
「シックスセンスを超える衝撃」ってなんでシックスセンス?全然違うじゃん・・・
それよりも「あなたの記憶、盗まれてませんか?」(笑)

予告編でもあるように、突然の大音量でビックリさせられる箇所は結構ありました
来るぞ来るぞ~と身構えてしまうので、ちと疲れる映画かも?
でもそういう意味では映画館向きな作品でしたね♪
なるべく事前情報を入れないで観に行った方がより楽しめると思います。

星☆☆☆、レディス・デー向きといった感じでしょうか

でもドミニク・ウェストが沢山観れたからいいや♪
そう言えばこの人もイギリス・シェフィールドの出身なんだよね
シェフィールドと言えばショーン・ビーン様の出身地♪
いい男量産地なのか!?引っ越さねば・・・

ホステージ

2005-06-07 | 映画 ハ行
ブルース・ウィリス製作、主演「ホステージ」

久しぶりに大画面でブルース・ウィリス見たなぁ
2000年の「アンブレイカブル」以来、観たい作品がなかったんだもん
カメオ出演ではメジャー作品に出てるけど、もしかしてそれで食いつないでる?とか意地悪なこと思っちゃったりして・・・スマンスマン
でもこの「ホステージ」、面白かったよ~・・・いろんな意味で

前評判があまり良くなかったらしいけど、事前情報ほとんど無しで観たのが良かったのかな
映画の始まり方はすごく好き!
オフィシャルサイト でちょろっと雰囲気だけ楽しめます。
あらすじもこちらで

ブルース・ウィリス演じるLAPDの交渉人、ジェフ・タリーが登場する場面、笑ってはいけません。
本人真剣なんですから・・・ぷぷぷっ
でも絶対本人も嬉しかったに違いない!
今回来日したのだって実は更なるオーダーメイド目当てだったのでは?と睨んでるんだけど・・・おっと、いけない!ネタバレになっちゃうわ(笑)
でも大したもんですね~全然わからないほどナチュラルだったもん、あはは
何のことか確かめたい方は映画館へゴー!

お話も佳境に入ったところで、「ダイハード」へのオマージュなのか?と思わせる場面が!
そうかあのおチビさんは第二のジョン・マクレーンなのね(笑)
ラストでも「ダイハード」と同じガムテープが大活躍♪
しかもいくらブルース・ウィリスが大怪我しても全然痛そうに見えないし・・・
これもやっぱり「ダイハード」の影響?
あまりにも強烈なキャラを演じると後が大変なのね

でも今回のブルースはちと違いました!ボロボロ泣いちゃうんですよ~、思いっきり何度も!
やっぱり家族モノだからでしょうか・・・
そう言えばなんとなく「オレは離婚したくなかったんだ」ってメッセージもちらほら
私の考えすぎかな・・・へへっ

もしかしてこのままホラー路線に行っちゃうのか?と思わせる場面も。
あんなんに追われたら怖いって!
ってかあの家、あそこまで抜け道だらけなら外に出れる通路もあるのでは!?

今回もまたサブキャラがいいです
人質に取られる姉弟(ミシェル・ホーンとジミー・ベネット←ちょいと鼻についたけど)、その父(「隣のヒットマン」でB・ウィリスと共演したケヴィン・ポラック)、立てこもる若者3人(ジョナサン・タッカー、マーシャル・オールマン、ベン・フォスター)
あ、そうそう、B・ウィリスの実娘ルーマーちゃんも出てます↓
お父さんそっくし・・・・・合掌(え?笑)

そしてこの作品での死んでゆくキャラたちの演技が素晴らしい
冒頭で殺されちゃう子供・・・なぜそんなに息絶える演技が上手いのさ!?
撃たれる女性警官・・・見事です!松田優作さんも草葉の陰でお喜びのことでしょう
2階から突き落とされた少年・・・とばっちり食ったのを悟った目でしたね

特筆したいのが一番の悪役マースを演じたベン・フォスター
キレた若者・・・怖いよぉぉぉー!えーん
でもこのベン・フォスター、コメディにも出てるんだよね・・・つくづく役者ってすごいね

ストーリーはこの際細かいこと言うのやめとくわ~
ツッコミどころ沢山だけど、楽しければいいのさっ!だって映画だも~ん♪

最後にひとこと、<人里離れたところに住むのはやめようね>

Beyond the Sea

2005-03-03 | 映画 ハ行
久しぶりにレディスデーに映画を見てきました♪

ケヴィン・スペイシー製作、監督、脚本、主演の「ビヨンド・ザ・シー」

50年代後半から60年代に大人気歌手だったボビー・ダーリンの生涯を描いた作品です。

ボビー・ダーリンと言うと、スタンダード歌手というイメージが強かったけど、実はデビューはポップス、ロックもやったし、その後フォークに転向したりと時代と共に様々なスタイルを取り入れた歌手だったのね。
一時はフランク・シナトラと肩を並べるほどの人気だったらしい。
詳しくはオフィシャルサイトをご覧下さい。

ボビー・ダーリンの名前は聞いたことはなくても、彼の歌はきっとどこかで聞いたことがあるはず。
私もB・ダーリンの詳しい生い立ちや業績なんかは、今回初めて知ったんだけど、彼の曲はほとんどどれも耳にしたことがあったし、代表曲の「マック・ザ・ナイフ」やタイトルにもなっている「ビヨンド・ザ・シー」は大好きな曲だ。
特に「ビヨンド~」は「ファインディング・ニモ」のエンディングに流れていたのでお馴染みの方も多いのでは・・・
元々この曲はフランスの「ラ・メール(海)」という曲。
オリジナル(フランス語)も美しいです♪

今作ではK・スペイシーが吹き替え無しで、全ての楽曲をこなしている。
上手いよー!B・ダーリンによく似ているし、ダンスも上手いし、ケヴィンやるじゃん!
さすが構想に10年以上、ボイストレーニングに4年もかけただけのことはある、と思いました!
これで面白くないわけがない!
ケヴィン本人が歌うサントラ(22曲入)も出しちゃったらしいし(欲しいー!笑)

ところで、B・ダーリンは60年に出演した映画「9月になれば」で共演した、当時16歳のサンドラ・ディーと電撃結婚する。
(画像は実物、ボビーがアカデミー賞候補になった当時のものです、S・ディー可愛い!)

サンドラ・ディーもこの時代を代表するアイドル女優。いかにもアメリカ人が大好きな「隣のお姉さん」タイプ、金髪で可愛くってちょっとセクシーにもなれる女の子、って感じの女優さん
(と言ってもあまりよく知らないんだけどね)


今作ではサンドラ役をケイト・ボスワースが演じていたんだけど、結構そっくりなところもあって可愛かったよ。
それに衣装がどれもこれも素敵で、うっとり~♪
やっぱり私、この時代(50~60年代半ば)のハリウッド好きだわ!

映画の後半は時代(70年代に突入、フォーク、ヒッピー、ベトナム反戦運動など)の流れで、どうしても自分の音楽や信念を見失っていくボビー、サンドラ・ディーとの結婚生活も破綻してしまい自暴自虐になってしまうんだけど、最後の最後、見事にラスヴェガスでの舞台を成功させる。

そしてその後、元から弱かった心臓のバイパス手術中に死亡。
わずか37歳だったらしい・・・
正に凝縮された人生を駆け抜けていった人だったんだね・・・

サンドラ・ディーも今年の2月20日にお亡くなりになったらしい。
なんでもボビー・ダーリンと別れても、彼亡き後、誰とも再婚せず、ひっそりと暮らしていたらしいです。
お2人のご冥福をお祈りします。


話は変わってちょっと嬉しかった話。
話の後半にボビーが部屋にいる場面で、ラジオからディープ・パープルの「HUSH」が流れてきました。
あ~ぁ、やっぱりこの時代に10代の青春してみたかったな~とまたしても思ってしまいました・・・