Aloha Days

2010年、ハワイ暮らしを始めます♪
今までありがとうございました

コーヒー&シガレッツ

2006-01-21 | 映画 カ行
原題「Coffee and Cigarettes」(2003年/アメリカ)

コーヒーの話題が続くけど、そもそも昨日、この映画を見て無性にコーヒーが飲みたくなっちゃったのよ
胃が悪いのにコーヒー?
だけどコーヒーはもともとは消化を助ける胃薬だったからね~(笑)

この作品はコーヒー片手に部屋での~んびり観るのがピッタリです
ダルい映画なので(特に内容もないし)、こちらもグータラしながら観ましょう、思いっきりヒマな時にね・・・
なんてことないヘンテコなエピソードが11編
ヘンテコと言っても登場人物(俳優)にピッタリの話ばっかりなので、映画俳優好きならクスッと笑えると思うな
特に私が好きだったのは「Somewhere in California(カリフォルニアのどこかで)」のイギー・ポップとトム・ウェイツ
不機嫌なトム・ウェイツの顔色を伺って気を使うイギー・ポップが最高におかしい
バックにはなぜかハワイアンが流れてて、でも監督の意図通り妙にピッタリだったような
ただイギー・ポップを知らない人には面白くないかも
たまに写るイギーのアップ、アラニス・モリセットに似てるんですけど・・・

「Cousins(いとこ同士)」のケイト・ブランシェットが凄くよかった!
一人二役でケイト自身と従姉妹のシェリーを演じてて、そのシェリー役が最高です
エスプレッソにミルクって組み合わせで頼んでもいいんだ!と目からウロコでした(笑)

「Cousins?(いとこ同士?)」のアルフレッド・モリーナとスティーブ・クーガンも面白かった
S・クーガンがあんまり好きじゃないんだけど、この役が嫌味な感じだったからちょうど良かった(笑)
アルフレッド・モリーナ、やっぱり上手いね
ショーン様の「アンナ・カレーニナ」あたりからよく見かけるようになって、「スパイダーマン2」ではタコ男みたいな悪役まで演じちゃったし
スパイク・リーじゃなかったのも笑えた

「Delirium(幻覚)」のビル・マーレイも、正にこれがビル・マーレイ!って役でにんまり
特典映像のビル・マーレイも笑るし・・・不思議だけどいい役者さんだよね

最後の「Champagne(シャンパン)」のエピソードも好きです
オチがね・・・・・好きでした

一番最初に出てきたロベルト・ベニーニと次のスティーブ・ブシェミが妙に若くて、「ん?」と思って調べたら、「Strange to meet you(変な出会い)」が86年に、その後の「Twins(双子)」は89年に撮ったものだったのね、知らなかった
「Somewhere in California(カリフォルニアのどこかで)」「Renee(ルネ」「No Problem(問題なし)は92年、残りは2003年に撮られたそうな
長いプロジェクトだったんだね~
ジム・ジャームッシュらしい不思議な時間が流れている作品で、ゆる~いゆる~い映画です
万人にオススメはしないけど、インディ系シネマが好きなら楽しめる・・・かな(弱気)
ただすっごくコーヒー飲みたくなるよ(愛煙家はきっと吸いたくなるのでは)

クジラの島の少女

2005-12-26 | 映画 カ行
原題「Whale Rider」(2002年/ニュージーランド・ドイツ)

とうとう観ちゃった・・・
目のフチが痛いよ~!目が腫れちゃうよ~!
公開当時からずーっと観たかった1本なんだけど、予告編だけでも涙が止まらなかったくらいで、本編見たらどうなっちゃうのか恐ろしくて(笑)なかなか手に取れなかったんだよね
でもハワイ好き、ポリネシア好きとしてはやっぱり観たい作品でもあって・・・
この作品に出てくるニュージーランドの先住民マオリもハワイアンと同じポリネシアの海洋民族で、ハワイ同様、ハワイキ(現在のタヒチ説あり)という島から遥か昔にカタマラン船に乗ってニュージーランドに移ってきたんだって
言葉もハワイ語によく似てるし、伝説や風習も似てるところが多い
現代社会の中で、民族の伝統が薄れつつある先住民族たちが置かれている状況もハワイとよく似ている
映画の中でもこの伝統を守り継承するために、新しいリーダー(男)の到来を待ちわびている祖父と女として生まれてきたパイケアの葛藤が描かれています

予想通り、素晴らしい作品でした! がんばって観てよかったよぉ
2003年のアカデミー賞で、史上最年少での主演女優賞にノミネートされたケイシャ・キャッスル=ヒューズ(ノミネート当時は13歳、撮影当時は11歳)、噂に違わず最高でした!
話の後半で涙ながらにスピーチする姿には号泣よ~
なんであんな「演技」が出来るのさー!目冷さなきゃ~

この作品に登場している全ての俳優さん始め、映像、音楽とみんなみんなみーんな最高!
監督はニュージーランド出身のニキ・カーロ
次回作にはシャリーズ・セロン主演の「スタンドアップ」が控えてます

ニュージーランド(以下NZ)っていい映画作るよね
調べたところ、NZが映画作りに本腰を入れ始めたのが1990年代に入ってからなんだって
・・・ついこの間なんだ!ビックリ!
わずか10年ちょっとでNZ出身の監督達は大活躍してるし、VFXの技術も凄いし、超大作の撮影地に選ばれたりと、今やNZ=映画大国ってイメージが出来上がったのではないかな
中でも一番メジャーになったのは「ロード・オブ・ザ・リングス」を撮ったピーター・ジャクソンだよね
私は「乙女の祈り」(1994年)でガツンとやられたんだ・・・この映画は重~いけどいい作品です
重いのが大丈夫な方にはオススメです、監督は最近軽くなったけど(笑)
他にもジェーン・カンピオン(「ピアノレッスン」他)やリー・タマホリ(「007/ダイ・アナザー・デイ」他)もNZ出身です

ニュージーランド、いい国なんだよな・・・なんでも美味しいし♪
また行きたくなっちゃった

キャプテン・ウルフ

2005-11-01 | 映画 カ行
「キャプテン・ウルフ」(2005年)
原題「The Pacifier」(赤ちゃんのおしゃぶり)
オフィシャルサイト

ヴィン・ディーゼル、やっぱり大好きだぁ!
大好きだよぉ~!
もうヴィン兄さん が出てるだけで満足!
シアワセです、私

この笑顔を見てよ~♪ 
こんな人が良さそうな笑顔が出来るマッチョ君が他にいて!?
しかもディズニー映画のクセに、ちゃ~んと上半身裸が拝めちゃいました
もう監督ったら(アダム・シャンクマン)、よーくわかってるじゃないの~(笑)

そりゃぁね、過去にはシュワちゃんにスタローンに・・・マッチョ俳優たちが子供相手にコメディ映画に出てそれなりにヒット飛ばしたりしてましたよ
でもね、ヴィン兄さんは違うのですっ!そこらへんの(ゴメン)マッチョスターとは一味も二味も違うのですよ!
ヴィン兄さんはね・・・・・演技が出来るのですっ!

この赤ちゃんのオムツを初めて取り替えるシーンなんて、まさに迫真の演技!
本っっ当に臭そうだったのよ!(笑)
いや、実際に臭かったのかもしれないけどね・・・わはは

そうそう!忘れちゃいけない小話!
ちょろっとだけ懐かしい映画が出てきました♪
ウーピーとパトリック・スウェイジのヤツ!笑わせていただきました

さて、正直なところ「どーせディズニーだし、子供向けだし、ヴィン兄さんだけ見てよ」なんて思ってたんだけど、他の出演者達もなかなかど~して!やってくれますよ♪
イヤミな教頭先生マーニー役にブラッド・ギャレット(「Hey!レイモンド」に出演)、さすがにコメディアン!
間の取りかたや表情がグー!
レスリング姿にはかなーり引いたけど、実は本人もあれを着てる自分に引いたらしい(笑)

そして子供たちがかわいかった!
大抵の子役には斜めに構えちゃう私なんだけど、今回は「うげ~カワイイ!」って思った子役が2人もいたよ!
長男セス役のマックス・シエリオットと次男ピーター役、ローガン&キーガン・フーヴァーの双子ちゃん!
ちょっとこの2人の(3人か!?)目元が似てて兄弟役にはピッタリだったし、本当に可愛かった!
ずーっとそのまま成長しないでいてね、って感じ
そう言えば「フル・ハウス」の時もオルセン姉妹に同じこと思ったなぁ
彼女達は美しく成長したけどね(良かった良かった♪)

ただね~、邦題がイケません・・・もうちょっと他になかったんでしょうか(涙)


コープス・ブライド

2005-10-28 | 映画 カ行
コープス・ブライド(2005年)
原題「Corpse Bride」
オフィシャルサイト はこちら

2005年の秋はティム・バートン&ダニー・エルフマンはじめ、ジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム・カーター、ディープ・ロイ、そしてクリストファー・リーの豪華な面々で飾られた季節になりましたね
(2005年前半はモーガン・フリーマン一色だったけど)
「チャーリーとチョコレート工場」から約1ヶ月ほどでの公開、そして上記の共通する俳優陣、まさに絶妙のタイミングとメンツだったと思います

上映時間は77分と短いけど、素晴らしい映像と細かい描写、ストーリーの面白さとそれぞれ個性が際立っていたキャラのお陰で見ごたえがありました
このストップモーション・アニメってのはスゴイねぇ~
なんでも1、2秒撮るのに12時間はかかるらしい
ってことは77分作るのに要する時間は・・・考えたくもないわ(頭ガンガン)
そんな手間をかけて撮られた映像は、隅々まで本当に素晴らしかった
特にスゴイ!と思ったのは人物達が着ている服の動き
例えばヴィクトリアのお母さんが階段を下りるときのドレスの裾や、エミリー(コープス・ブライド)のベールが風にそよぐ動きとか

死後の世界に出てくるキャラ達はまさにバートン的!
生きてる人間とは対照的に魅力的で生き生き描かれていましたね
特に「あちらの世界」の住人達が面白くてかわい~!
大好きな映画「ビートル・ジュース」に出てきたキャラに似てるのもちらほら♪
ワンちゃんが特に可愛かったよ
私もあの世で今まで飼ってた猫たちに会えたら嬉しいなぁ~♪
そして美しいエンディング・・・あれは泣けました(ウルウル)

ジョニー・デップって色んな声出せるよね
今回のヴィクターの声もソフトでちょっと気弱な感じがよく出てて良かったです
ヴィクトリア(声/エミリー・ワトソン)や両家の両親、他の人物全ての声も良かったですよ
エミリー役のボナム・カーター嬢の声はハスキーで大好き
そして死体(corpse)の花嫁とは言え、かなりのナイスバディでしたね
生前でもナイスバディはあの世でも変わらず、ってことなのねん(当たり前か)
ってことは・・・あぁぁぁぁ!なんてこと!痩せてから死なねば!(爆)

銀河ヒッチハイク・ガイド

2005-09-22 | 映画 カ行
世界中にコアなファンを持つらしいダグラス・アダムス(1952~2001)著「The Hitchhiker's Guide to the Galaxy」の映画化
公式サイト はこちらから
かな~り奇妙でシュールな笑いとヘンなキャラばっかり登場
都内ではなんと六本木でしか上映されてないし、全国でも9館のみの上映だそうです
ある意味、プレミア的作品なのかも・・・?
ってかこれを日本に持ってきた(決断した)配給会社さん(ブエナビスタ)、エライですっ!パチパチパチ
面白いか否か・・・・・これは見た人の感想がきっちり二分化されそうですな
そんな私はと言うと・・・・

さいっこ~~~!ヒューヒュー♪

最近では「ドッジボール」に次いで大笑いした作品でした♪
イギリスらしい自虐ネタと皮肉なジョーク、ハチャメチャな展開にアナタは果たしてついていけますかっ!ついていきましょう!
モンティ・パイソン好きな人とか、冒頭のイルカのミュージカルシーンで乗れたら後は大丈夫!(たぶん)
流れに身を任せて、「なぜ?」って言葉を忘れて、片手にピーナッツ、もう片手にはタオルを握りしめて楽しみましょう!

映像&小道具設定はかなり凝っていて、力入れてるなぁと思いましたよ
監督がミュージック・ビデオ界では有名な方なんで(ジャミロ・クワイとかレディオ・ヘッドとかetc)、音楽好きにも楽しめるんじゃないかな・・・?

あみぐるみのシーンは最高にウケタ~!
開くたびに溜息もらすドアとか、書類地獄とか、レモン汁ヘルメットとか、アホアホな笑いがよかった
それから「惑星製造工場」のシーンは楽しかったし♪
入り口がディズニーランドのアトラクションのようで笑える
しかも案内人がビル・ナイなんてサイコー!
今回のビル・ナイ、今までと比べたら普通だったなぁ
ファッションは相変わらずだったけど、あれは自分で選んでるのかしら?
ちょこっとだけど、ジョン・マルコヴィッチも出てきますよ~♪
人間的感情を持つ鬱に悩むロボット、マーヴィンの声はアラン・リックマン
全宇宙2番目のスーパーコンピューター、ディープ・ソート(Deep Thought)の声にヘレン・ミレン
トリリアン役のズーイー・デシャネルが若かりし頃のデボラ・ウィンガーを彷彿(笑い方もそっくりだったり)
他のキャラもそれぞれ最高! ついでにサンドトラックも最高!
正直な話「宇宙戦争」より後の公開でよかった・・・
(どういう意味なのかはご想像にお任せ♪)

ご近所で上映してれば是非!と、いつものようにオススメするのはためらっちゃうけど、ナンセンスがお好きなら是非!

So long So long So long、Thanks for all the fish


キャットウーマン

2005-07-27 | 映画 カ行
昨年公開、見事ゴールデンラズベリー賞で作品&主演女優賞を獲得してしまった「キャットウーマン」
どんなにラジーだったのか楽しみでもありました

でも・・・でも・・・・・でも~!
なんでラジーだったの?これでラジーなの?え~~~~!?
確かにCGはちゃちぃし、ストーリーも「化粧品かぃ!用心棒が2人だけかぃ!」って感じでパンチに欠ける&まとまりがないような感じだったし
前半がちょいと長すぎ?カットしてもいい場面も、カットして欲しくなかった場面も多かった気がした

でもさ~、面白かったよぉ~
ハリ・ベリーはかわいいし、変身前後もちゃんと演じ分けてたし、ラジー賞もらっちゃうほどヘンじゃないと思うんだけどなぁ
モンローウォーク並みのおしりフリフリもハリ・ベリーなら見ごたえもあるってもんでしょ♪
ミシェル・ファイファーのキャットウーマンもしなやかで短毛ペルシャネコって感じで好きだったけど、ハリ・ベリーはもっとワイルドキャット系でアクションはこっち方が似合ってたかな・・・
レザーはミシェル・ファイファーの方が着こなせてたかな
(相変わらずストーリーには関係ないことばかりですけど)

それにしてもベンジャミン・ブラット、相変わらずい~お体だこと♪ホレボレ
昔はヒョロヒョロに細くて、高校時代のあだ名は「カカシ君」だったらしい
トレーニングしてマッチョ君になったのね~エライエライ!

シャロン・ストーンとランバート・ウィルソンの夫婦って・・・・・怖すぎですぅ
何もしてなくても影で絶対悪いことしてる風に見えちゃうよね(ケラケラ)
好きだわ~こういうキャラ♪
しっかし、シャロン・ストーンってばいつまでもキレイだね~
「氷の微笑2」の撮影もすでに始まっているらしいし、またどんな怪演ぶりを見せてくれるのか、ある意味楽しみであります



それからアレックス・ボーシュタインが出てたのが嬉しいわ~♪
しかも最後イケメンドクター、ゲットしてるし~(笑)
彼女はアメリカのコメディ番組「マッドTV」で大人気のキャラ、ミス・スワンを演じたコメディエンヌ
2002年に「マッドTV」を去ってしまったけど、日本ではFOXで再放送してるんじゃないかな

ところで、結局あの爪型の宝石は返さなかったのね!?
・・・・・いいの?・・・・・いいのか(ぷぷっ)

コニー&カーラ

2005-06-02 | 映画 カ行
コニー&カーラ 2004年11月公開

主演・脚本・製作はニア・ヴァルダロス
私の大好きな「My big fat Greek Wedding」を世に出した人♪
今回もまた楽しい作品を作ってくれた


<ちょこっとあらすじ>
売れっ子エンターテイナーを夢見る幼なじみのコニーとカーラ。
ある日、自分達の雇い主が殺される現場を見てしまい、殺し屋に追われることになる。
2人が逃げついた場所はハリウッド。
そこで2人はゲイ・クラブのオーディションを受けるためにドラッグ・クイーン(女装趣味の♂)に成りすます。
2人の舞台は大うけ、店は大繁盛、他のドラッグ・クイーン達とも打ち解けていく。
そんななかコニーはジェフというストレートの男性を好きになってしまう。
ジェフは幼い頃に家を出てしまった兄のロバートとの絆を取り戻そうとしていた。
でもロバートもコニー達の仲間のドラッグ・クイーンだった。
ジェフに自分の正体を明かしたいコニー、売れてゆくにつれ追っ手に見つかるのではないかと心配するカーラ、ドラッグ・クイーンの兄を受け入れられないジェフ、2人を探すうちにすっかりミュージカル好きになってしまう追っ手・・・


テーマは他のドラッグ・クイーンもの(「プリシラ」や「3人のエンジェル」)と同じく「世間に左右されず、本当の自分でいられる幸せ」を描いている。
なぜかこの手の話って好きなのよ・・・きっと私も「本当の姿」を見つけたいからかしら~
なーんてね!にゃはは

マリリン・モンローの「お熱いのがお好き」の反対バージョンってな感じもするんだけど、単に女性が男性のふりをするんじゃなくて、ドラッグ・クイーンに成りすますのが面白い♪
ミュージカルの有名な曲も沢山出てくるし、衣装もステキだし、見ていて楽し~ぃ

またこのコニーとカーラのドラッグ・クイーンぶりが板についていて笑える
コニー役のニア・ヴァルダロスのライザ・ミネリなんか正統派ドラッグ・クイーンメイクって感じでひたすら感心するばかり
カーラ役のトニ・コレット(「シックス・センス」でオスメント坊やの母役)なんて本物のドラッグ・クイーン顔!女優って怖いわ・・・

脇のキャストも大物&個性派が揃っててサブキャラ好きな私には楽しい作品でした
ドラッグ・クイーン達を演じた俳優さんは全員素晴らしい~
特にクリームちゃん役のアレック・マパ・・・かわいい
ジェフ役にはデヴィッド・ドゥカブニー(Xファイルのモルダー)
本人役でデビー・レイノルズが出てくるし♪
D・レイノルズは「雨に歌えば」始め沢山のミュージカル映画に出演。
あのキャリー・フィッシャー(スターウォーズのレイア姫)のお母様で~す

気軽に見れる作品だと思います。
上記の「My big fat Greek Wedding」(邦題「マイ・ビッグ・ファット・ウェディング」)もオススメです♪

キングダム・オブ・ヘブン

2005-05-27 | 映画 カ行
映画ひとこと感想・・・・・・人間てアホだよなぁ

オーランド・ブルーム主演、リドリー・スコット監督の叙事詩大作映画。
早い話が十字軍とイスラム軍とのエルサレム争奪のお話。
でもこの壮大なお話の中心は、元一般人の青年、バリアンの成長。
この青年・バリアンが亡父の意思を継ぎ、あれよあれよの間に立派な騎士となり、エルサレムの街と民衆を守るべく、孤立無援の中、イスラム大軍との戦いに挑まなければならなくなる・・・ってなあらすじでしょうか
もちろんお約束、美女と恋に落ちちゃったりもします。
詳しくはオフィシャルサイト


ネタバレになっちゃうけど、バリアンってそもそもは自殺しちゃった妻と司祭を殺してしまった罪の意識から逃れるためにエルサレムを目指したんだよねぇ?
それなのにそのことに対する罪の意識が続かなかったように思っちゃったんだけど・・・
奥さんの形見を埋めてエルサレムのゴルゴダの丘から降りたら、吹っ切れちゃったってことだったのかしら。
シビラ(エルサレムの女王)と恋に落ちちゃったのも正直一目惚れっしょ?
まぁ、あんな美女だし(フランスの女優、エヴァ・グリーン)気持ちは解らないでもないけどさ
ちょいと早すぎないかい・・・?(余計なお世話か)

さて、今作はどちらかと言うと十字軍の、と言うより十字軍に従事している一部の人間による<神の名の下に>行われる残虐行為が目立つ作品になってるかも。
確かに歴史作品にはこのテーマは多いよね。
中世では何でもかんでも<神の名の下に>とか<全ては神のご意思>とかで片付けられてたんだろうなぁ~、って想像するとちょっとゾッとする。

「トロイ」、「ロード・オブ・ザ・リングス」、「キング・アーサー」、「アレキサンダー」、それぞれを思い出させる場面がてんこ盛り。
戦いの場面は上記の作品に比べても多いほうだと思う・・・弓矢も剣も投石器もすっかりお馴染みになってしまった。
それにしても、戦いのシーンを見ていると何千年もの間(人間誕生からだったら何万年もか)、同じこと繰り返してきてるんだよね、人間って、と思わされる。
なーんか成長しないよね、手にしてる武器と乗り物と着てるものが違うだけで、目的とか行動は同じ。
正直、そんな感想しか残らなかったかも・・・

あ、キャスト面では違いますよん♪
色々とむふふな場面がありました~(って相変わらず見所違ってるし)

なんて言っても主演がオーリーですからね・・・
成長しましたね♪彼ももう28歳ですか・・・りりしくなりました
ベッドに横たわるシーンなんかドキッとしちゃったわ~
ヒゲ面もカッチョよかったわん♪
そしてなんと言ってもオーリーはコスプレですよ、コスプレ!
「パイレーツ・オブ・カリビアン2」も楽しみですな♪
ちなみに「3」も同時撮影されてるらしいですね(ルンルン♪)

それにしてもオーリーはまれに見るラッキーな俳優さんだよね
デビューして2作目であのレゴラス役をゲット、その後わずか4年の間に「パイレーツ~」、「トロイ」、そして今作と超大型作品に引っ張りだこ・・・
これからますます楽しみな俳優さんの1人だわ♪


そしてそして、最近めっきりメンター(指導者)役でお馴染みのリアム・ニーソン。
初めてバリアンと出会う場面、そして森の中でのシーンがどうしても「スター・ウォーズ」のクワイ・ガン・ジンとかぶっちゃうし・・・
でもまさかあんなにあっさり死んじゃうとはー!
もうちょっと息子に色々教えてからの方がい~んでないの?
戦い方教えたのなんてあれ1回きりだったでしょ?
(それなのにその後妙に強いバリアン・・・元からの資質ってことにしておきませう)
確か予告編で、氷河で特訓している場面があったよなぁと思っていたので、まさかあそこで死んじゃうとは思わなかったよ。
考えてみたら、氷河で特訓してる場面は「バットマン・ビギンズ」だよね。
エルサレムの話なのに氷河が出てくるわけないじゃんねぇ・・・あー紛らわしい!

あと、仮面をつけたエルサレム王にエドワード・ノートンを持ってくるなんてゼータク!
目と声と仕草で十分魅せてくれました!

ジェレミー・アイアン、カッコいいよねー!
大好きな俳優さんの1人です。
なんか久しぶりに「良い人」役だった気が・・・
「ダイ・ハード3」が観たくなりました(えへ)

おまけに、イスラム側の俳優陣がみんないい!
特にナジール役の俳優さんが気になったんだけど、なぜか彼についての紹介がなく(日米両サイトで)、消化不良だったんだけどいつもTB頂いてるよろ川長TOMさんのサイトで触れられていたので補足させていただきます。

も1つおまけに、エドワード・ノートン演じる王ボードワン4世と共に、イスラエルに実在した指導者サラディンを演じた俳優さん、ディズニーの「アラジン」に出てくる悪い魔法使いジャファーにそっくり~!
これだけはどーしても言いたかった・・・ぷぷっ


ところで、この映画を観たのは新宿・歌舞伎町の映画館。
ちょうどいい時間に始まるのがここしかなかったのよね・・・
いや~、客層違うねっ!(笑)
雪駄脱いで前の席に足乗っけちゃってる人多し!
怪しい年の差カップル多し!
始まって30分もしないうちに帰る人多し!
話してる人多し!

まぁ歌舞伎町の映画館もある意味面白いけどね
おバカ映画の時はまた雰囲気違いそうだし(笑)
でもやっぱりちょっと遠くてもいつものシネコンに通おう、と心に決めたのでした

クローサー

2005-05-20 | 映画 カ行
こちらも試写会で鑑賞
感想は手っ取り早く・・・・・「試写会でよかった」
でも決してつまらないって意味ではないんですよ。
ただ千円以上出さなくても&大画面で見なくても&今見なくてもいいよな、と思ったんですね。

かえってこの作品は、1人でしんみりとDVD鑑賞した方がいいかも。
大勢の他人と一緒に見るような作品ではないな、と感じました。
半分会話劇みたいで、セリフが重要なポイントになってるので、DVDで巻き戻しながら見れば、登場人物の心情の移り変わりなんかをもっと理解できるのかも・・・!?

お話は単純かつ複雑。
4人の男女の愛憎劇、会話で相手を傷つけ、視線で相手を裏切り、行動で愛を繋ぎとめ、嘘で許されようとする。

うーん、基本がロマンティック路線希望の私には理解できない「愛のカタチ」だったわ
まぁ、「愛のカタチ」は千差万別、10億の人間がいたら10億通りの「カタチ」があるんだけど・・・・・私はイヤだな、こんなの
キャストは左から、クライヴ・オーウェン、ナタリー・ポートマン、ジュード・ロウ、ジュリア・ロバーツ
男性陣は2人共しっくりきてました。

ジュード・ロウはあの顔だから、2人の女性の間をフラフラしても「しょーがねぇ兄ちゃんだな、コイツは」くらいにしか思わせないのがこれまた恐ろしい・・・

クライヴ・オーウェン、あんまり好きじゃないけど、この役は良かった!
いやね、情けな~い男の役なんですよ。
でも<演技>という意味では、すっごく良かったと思います。
ゴールデングローブの助演男優賞受賞ってのはどうかな?って感じですが・・・
(あー、また余計なこと言っちゃったよ)

さて、女優陣ですが・・・どうなんでしょう
ナタリー・ポートマンがラストに街を堂々と闊歩する姿はとってもキレイでしたね♪
最後にあのシーンがあって良かったと思います。
でもストリッパーだけはやっぱり無理があるんじゃないかと・・・
だってめちゃくちゃ幼児体型なんだもん
(ストリッパー役でも脱ぎませんよ、期待しないように。笑)

ジュリア・ロバーツは・・・・・・・・ノー・コメント(涙)

この作品で一番良かったのが、映画の始まりとエンディングでかかる曲「Blower's Daughter」
ダブリン出身のアーティスト、ダミアン・ライスのアルバム「O(オー)」からの一曲。
「クローサー」のサントラは残念ながら出てないみたい・・・
そう言えば、BGM以外の曲ってあまり入ってなかった!?

コンスタンティン

2005-04-20 | 映画 カ行
観てきましたー!キアヌ最新作「コンスタンティン」

どっひゃー!カッチョえぇぇぇぇぇぇぇー!
最初から悶絶トランス状態に陥ったワタシ・・・
マトリックスに続きかなりゲッソリ気味のキアヌ、映画が公開される前はどうかな?って思いも正直あったんだけど、なんのなんの!
ゲッソリキアヌもまたイケてるわ~
今回、キアヌのクローズアップ場面が結構あって、その度にこっちの顔は緩みっぱなしよー
あんなドアップに耐えられるキアヌの美しい顔・・・
だって髪の生え際からまつ毛、鼻の頭のプツプツまで(爆)、きれ~に見えちゃうのよー!
そしてあの美しい指先!
あ゛~!はなぢ出そ~!

一応オカルトものだからドキドキする場面もそれなりに散りばめられてはいるんだけど、キアヌが出てくればそんなの忘れてもうひたすら「ぐふふ~カッチョええのぉ~」と1人ニヤニヤ・・・
もう最後までニヤニヤは止まりませんでした~


さて、キアヌの話ばかりで肝心のストーリーはどうした!?面白かったのか!?とお思いの方、鋭いですね~
あまり考えずにさらっと見ようね・・・とだけ申し上げておきましょう(笑)

今回ネタバレありますので、ご注意くださいね~
しかも語りたいこと沢山あるので長いです。

キリスト教(特にカトリック)の知識が多少なりともないと、ちょっと消化不良になっちゃうかもしれない作品だと思いました。
日本で人気が出る内容なのかちょっと疑問・・・
感想変えます!日本の方が人気でますね、これは(笑)

反対に敬虔なキリスト(カトリック)教徒には受け入れ難い作品だと思います。だからアメリカの興行成績があまりよくなかったのかな?なんて思ってしまいました。

特に天使・ガブリル、悪魔・ルシファー、その使いバルサザールの描き方がイマイチ中途半端だったので、この3人のバックグラウンドを知らないと「で、結局なんだったの?」って思っちゃうかもしれないです。

そもそも天使と悪魔は元は同じなのです。
ルシファー(Lucifer)と呼ばれている悪魔はその昔、ルシフェル(Lucifel)という天使の中でも一番上の階級を与えられた天使だったのです(そう、天使は階級制なのです)
でも神様が人間を作り、天使より優遇し始めたことに腹を立てて、反逆します。
これにより神から天使の称号である「el」を剥奪され、「Lucifer(ルシファー)」と名乗ることになりました。
で、他の堕天使たちを集め反乱軍を作り、自らを「サタン」と名乗り、その首領になったわけです。

このことから神とは因縁の関係になり、映画の最後で「自己犠牲」のお陰で天国に行きかけているコンスタンティンを生き返らせて、神に渡さないようにしたわけです。

バルサザールはルシファーの使者として描かれることが多いんだけど、元々はイエス・キリストの誕生を祝福した東方の三賢者のうちの1人。
なぜ悪魔的な名前の象徴になったのか私にはわからないので、ご存知の方、是非教えてください!

そして天使ガブリエル。「受胎告知」に描かれている大天使で、イエス・キリストの誕生を告知した天使。イスラム教ではムハメッドにコーランの啓示を与えたことになっていて、映画のガブリエルの設定は大きく異なっています。
ちなみにコンスタンティンが教会を訪れた時、暖炉の前で後ろを向いていたガブリエルの羽が黒かったのも、その後の展開へのヒントになっていました。
「天使と悪魔は紙一重」ってことを言いたかったのかな・・・なんて思ってしまいました。

このガブリエル、本来はルシフェルの次の階級の天使で、絵画に描かれる時は女性と言うよりも中性的に描かれていることが多いので、この映画でティルダ・スウィントンをキャストしたのは大正解だと思いました。

さて、物語の冒頭に出てくる「ロンギヌスの槍」
これも作品を楽しむための大きなカギになっていると思います。
この「ロンギヌスの槍」とは、十字架に貼り付けにされたイエス・キリストが息絶えたかを調べるために、ローマ軍の武将がこの槍でキリストのわき腹を刺した、とされているものです。
映画でもこの場面を描いた絵画が教会にかけられているのを観ることが出来ます。
「この槍を手にしたものは世界を制することが出来る」という言い伝えがあり、歴史上、十字軍、アーサー王、ハプスブルグ家、ナポレオン、ナチスの手に渡ったらしい、と言われています。
だから映画の冒頭ではナチス軍の旗にくるまれた形で掘り起こされたというわけです。

そしてコンスタンティンのアパートに大量に置かれていた水の容器。
あれは聖水でしたね。容器の表面に魔除けが描かれていました。

とまぁ、ヲタク話はこの辺にしておいて・・・長くてスイマセン
(※ちなみに私は無宗教でございますです)

キャストが良かったですね~

天使・ガブリエル役のティルダ・スウィントンは中でも特筆!すばらすぃ~
イザベルとアンジェラ(Angel)のダブルキャストのレイチェル・ワイズ、こちらも良かった!
R・ワイズと言うとどうしても「ハムナプトラ」が浮かんでくるけど、私はこっちの方が好きだなぁ。
イザベル役のR・ワイズはとてもキレイで線が細いと感じたし、アンジェラ役ではタフで探究心溢れるイメージを上手く演じ分けていたと思います。
ヘネシー神父役のプルイット・テイラー・ヴィンスは「海の上のピアニスト」が印象的でしたが、こっちでもクセのあるアル中の神父を演じていました。
この役者さんは元から眼球がキョロキョロ動くという身体的特徴があるんだけど、今回それがとても上手く描かれていました。
サタン役のピーター・ストーメア、やっぱりこういうアブナイ役はピッタリ!
「ファーゴ」の時も底知れぬ不気味さ漂わせていたけど、今回のサタン役もかなりキテました。
でも話し方がドクター・イーブル(オースティン・パワーズ)に似ていて笑っちゃったけど・・・あはは
ただねー、監督がいけなかったも。
フランシス・ローレンスはMTVの常連、つまりミュージック・ビデオの監督さんで、今回が映画初監督。
地獄のCGなんか、まさにミュージック・ビデオそのもので、今にメタリカの曲がかかるんじゃないかと思っちゃったわ・・・
続編があるんだったら(作って~!お願い!)、監督変えてちょ・・・
でも今思い出すと、それはそれでミュージック・ビデオ風でカッコよかったといえばカッコよかったかも(どっちなんだよっ>自分)

それからキアヌはもちろん最高!なんだけど、原作の「ヘルブレイザー」のジョン・コンスタンティンのイメージからはかけ離れちゃってると思いました。
もっと荒んでてダークじゃないと・・・もちろんキアヌを拝めただけ全てOK♪なんだけどね~(じゃぁ今までの長~い説明は何だったのさ!)
・・・キーファー・サザーランドとかピッタリだと思うんだけどな。
決して「24」観終わったばっかりだからじゃないのよ~
Googleでイメージ検索してみて~!原作のジョン・コンスタンティン、キーファーに似てるから・・・


さて、最後に見終わった感想を。
映画の中で「天使や悪魔は、人間の耳元でささやくだけ、最後に幸せになるか破滅するかの選択をするのは人間だ」といったニュアンスのセリフがあったのですが、この一言に尽きます。
全ては自分の心次第なんですよ、きっと・・・負けないわよー!
(って何に?苦笑)

あ、そうだ!大変なことを言うの忘れてたわ~!
この映画、絶対に最後まで(エンドロール終わるまで)、席を立たないでね~
最後のお楽しみが待ってるから♪
私が見たときは21人中(少なっ!)最後まで残ってたのはたったの5人・・・
優越感を感じてしまった(ふふふ)


こんな日はDVD鑑賞

2005-02-07 | 映画 カ行
今日は1日中曇り空でぱっとしない天気だったね~
こんな日はどうしてもボーっとしてしまう・・・

久しぶりに夕飯メニュー載せちゃおう。

今夜はチキン竜田焼き、もやしとピーマンのニンニク炒め、大根の煮物、シメジのお味噌汁&ご飯。
もやしとニンニクの組み合わせって大好き♪少し堅めにしゃきっと炒めたもやし・・・うま~い


夕飯後にはまたしてもDVD鑑賞。
ツ○ヤの割引クーポンがあるからつい借りちゃうのよね~

今日はやっと「キング・アーサー」見た。
定番の「アーサー王伝説」とはちょっと違った描き方だった。

作品の冒頭で<伝説のはるか昔、アーサー王のモデルとなる人物がいた>みたいなことが書いてあったから(確か)、今までのアーサー王とはずいぶん違ってたのかな。


アーサーの魔法の剣、賢者マーリン、グイネヴィアとランスロット、トリスタンの鷹等など、一味も二味も違う描き方(描かれていないことも多々)の登場人物たち、好きなキャラも納得いかないキャラもあったけど、この作品は好きだな~☆
それにいつもは「戦い物」が苦手な私だけど、この作品では戦術や戦い方なんかも面白かった。
うー、もう1回見たいぞ!

強いグイネヴィア(キーラ・ナイトレイ)が新鮮!ブルーのドレスで弓を引く姿なんか、「ロード・オブ・ザ・リングス」っぽくてカッコよかったわ~♪

クライブ・オーウェン、イメージ変わったかも、かっちょい~☆
と言うか<アーサー>がカッコいいんだよね、きっと・・・あはは
ランスロットのヨアン君もグー!(ラストは気に食わないけど)

でもカッコいいんだけど、C・オーウェンがたま~にルー大柴に見えちゃったのは私だけでしょうか・・・
ヨアン君も角度によって(下を向いた時とか)、ジョセフ・ファインズに見えちゃったし・・・ヒゲヅラだったからかなぁ
っていつもカッコいいか悪いかしか言ってない私・・・許して

メイキングで俳優達が「戦闘シーンは3週間かけて特訓したよ」って言ってたけど、先日見た「アレキサンダー」の特集番組では、主演のコリン・ファレルは3ヶ月間、共演者とエキストラさん達と一緒になってモロッコの砂漠で特訓生活をしていたんだって。
1ヶ月目と3ヶ月を終えた時点でのコリン・ファレルの顔つきが全く違っていたのがとても印象的だった。
あまり好みの俳優さんではないけれど、それでもこの役者魂はアッパレ!
ラジー賞にノミネートされちゃったけど、完成までの長い道のりや裏方スタッフの苦労を見ちゃうと、ちょっと可哀想になってきちゃった・・・
本当にそんなにヒドイ出来なのか、自分の目で確かめたくなってきたぞ!

でもラジー賞6部門にノミネートなんだからやっぱりダメなんだろうなぁ・・・
ってことは悪いのは脚本?監督?俳優?
え、もしかして全部???

地球交響曲(ガイアシンフォニー)

2004-12-14 | 映画 カ行
ちょっと前のことになるけど、地球交響曲の最新作、第5番を見た。
このドキュメンタリー映画もすでに5作目、1~4番までも素晴らしかったが、この5番は前作と比べると映像が一段と美しくなっていて、登場人物が何を語りたいかと言うポイントが絞られてきていると感じた。

この映画の説明をするのはとても難しい・・・色々な視点で見ることができるから。
見た感想もそれこそ多種多様になるんじゃないかな。

ただ一つ、共通してるんじゃないかと思うことは「地球ってきれいだな」ってことかな。
この美しい地球で大小様々な生物が共存しあって生きていることって奇跡的にすごいことなんだな、とこの映画を見ているとつくづく思ってしまう。

いつからか人間が地球を支配している、と言うような勘違いをしてしまってる。
でも実は人間は地球があってこそ生かされている存在なんだ、と言う当たり前のことなんだけど、普段はそんな当たり前のことすら自分も見落としてしまっていることを痛感させられる。

この映画に出てくる登場人物たちはそれこそ多種多様。
赤ちゃんから科学者、宇宙飛行士、動物写真家、サーファーなどなど、魅力的で、その道を信じて歩んでいる人達が出ている。
彼らの、その真摯な生き方や常に発想し続けている姿を見ていると、ただただ感動し、圧倒されてしまう。

私は毎日何をしているんだろう、どこへ向かおうとしてるんだろう・・・

いつもこの映画を見終わった後、気持ちがキレイになっているんだ・・・
なんだか自分の中のドロドロしたものが流れていった感じ。
スッキリとも違うし癒されたとも違う、言葉に上手くできない感情があふれてくるんだよね。

この映画は自主上映がほとんどなので、大きな映画館では上映されることはないんだけど、もしどこかでこの映画と出会ったら是非見て欲しい。

5番を見終わった後、監督の龍村 仁さんの了解を得て、写真を撮らせてもらった。
この素敵な笑顔が沢山の素敵な出会いを運んでくれるんだろうね・・・
この先6番、7番と、きっとまた素敵な映画を撮ってくれることと期待しています