今日も仕事は午後から。
午前中は先日作り置きした餃子をガッツリ。うまーい。自分で作っておいてなんやけど、餃子はおいしい。白いご飯と一緒にタップリ食べた。
それから掃除等をするはずが、またまた怠慢モード突入。この頃「ほんまでっかTV」を気に入ってYoutubeで観ている。ひとつの動画が終わったらまた次、というように絶え間なく観てしまう。今日も「アカン、掃除せなー」と思いながら結局しなかった。ホコリぐらいでは死なないにしても、あまりに汚いと気が滅入る。ちなみに仕事に行く前にDに「掃除機だけかけておいて」と頼み、「わかったー」という返事を聞いたけど、夜帰宅したら当然のようにされてなかった。D得意の「あとで」「明日する」。人のことは言えないけど、Dはひどい。
さて。
本日午後シフト。インチャージやったけど、迷いなく患者さんを担当した。特にヘヴィーな患者さんもおらず、患者さんを受け持たなかったらヒマでヒマで仕方ないと思ったため。そして思ったとおり、患者さんを受け持っても病棟の掃除をする余裕があるぐらいゆっくりとしたシフトだった。良かった良かった。
ところで。
現在術後患者さんの一人に、DPUに勤務する看護師の娘さんがいる。理由は知らないけど、鼻からおでこあたりを骨折したとかで手術を受け入院中。17歳。もういい年頃のお嬢さんなんだけど、言葉を選ばずに言うと親離れ子離れがまったく進んでおらず、子供は「ママ、ママ」と泣き続け、看護師である母は「娘が~」とオロオロするばかり。「いやいや、アナタ看護師でしょう?」と正直驚いた。普段は患者さんに向かって結構厳しいこともビシバシ言うタイプの人で、本当に「えぇ!?」という感じ。ちなみに姉も父も揃って変。心配の余り、看護師のすること一挙手一投足にいちいち口を出し。昨日担当していた看護師は気の短い人で、病室では笑って過ごしていたけど、ナースステーションに戻って来たら「なんや、アレ!?」とキレにキレていた。
なんでも娘さんは術後からずっと痛みが続いており、オピオイド系の薬を投与しても全然効かないらしい。結局この母親看護師に押し切られる形で、日曜日にも関わらず担当看護師がドクターに電話をし、PCAが処方された(患者自己調節鎮痛法。限度はあるけど、強い鎮痛剤が自分の好きなときに投与できる機械)。
正直病棟のスタッフは辟易。内情を知っているので何ができるのかバレている。それでも一応越権行為なので、いろいろと口を出されていい気はしない。ちなみにこの娘さんの入院は2回目で、1回目もかなり面倒だった。もちろん本当に痛みがあるのかもしれない。けど、私たち看護師の間では「あの家族が娘ちゃんを“患者にしてる”んやで」で一致。母親が泊り込みでずーーーーっと心配そうに顔を覗き込んでいたら、娘さんも「私、患者なのね!」とドラマチックなヒロインになってしまうと思う。さらに父も姉もずっとそばにいたら「私、重病なのね!」。うーん、悪循環。
本当に本当に痛みがひかないのかもしれない。だからPCAが有効であることを願う。しかし、家族や周囲が患者さんを“作り上げる”こともあるんやぁと感じた夜だった。
「もしも自分の家族が患者やったら、多かれ少なかれあんなもんやで」という同僚もいた。そんなもんかねぇ? Dも実は悲劇のヒーローになるタイプ。熱が出たぐらいで「まもなく死にます」みたいなことになる。そういう場面を何度か見てきたけど、私は正直「うっとうしい」としか思わなかった。そんなもん治るっちゅーねん。そりゃそれなりにケアはしたけど、基本は放ったらかし。結局治すのは本人なんやしさ。私、冷たいのかしらねぇ?
そういえば、私も子供の頃、成長期による関節痛を看護師である母に半泣きで訴えたことがある。そしたら「泣いて治るわけでもなし、我慢しなさい」と言われた。今思うと鎮痛剤ぐらいくれよと思うけど、このときはこの母の言い分に子供ながらすごく納得して、それからあまり泣き言を言わなくなったと記憶している。同じようなことをDに言っている私。遺伝かしらん? Dが深刻な状態になったら、また違う自分を発見するかな? そんな機会が来ないことを願おう。冷たいままで結構。
ささ。そろそろベッドタイム。Dはすでに高いびき。私も眠い。
明日は夜勤。いい夜になるといいなぁ。
いつもご愛読ありがとうございます。
よければクリックしてくださいませ。

にほんブログ村
午前中は先日作り置きした餃子をガッツリ。うまーい。自分で作っておいてなんやけど、餃子はおいしい。白いご飯と一緒にタップリ食べた。
それから掃除等をするはずが、またまた怠慢モード突入。この頃「ほんまでっかTV」を気に入ってYoutubeで観ている。ひとつの動画が終わったらまた次、というように絶え間なく観てしまう。今日も「アカン、掃除せなー」と思いながら結局しなかった。ホコリぐらいでは死なないにしても、あまりに汚いと気が滅入る。ちなみに仕事に行く前にDに「掃除機だけかけておいて」と頼み、「わかったー」という返事を聞いたけど、夜帰宅したら当然のようにされてなかった。D得意の「あとで」「明日する」。人のことは言えないけど、Dはひどい。
さて。
本日午後シフト。インチャージやったけど、迷いなく患者さんを担当した。特にヘヴィーな患者さんもおらず、患者さんを受け持たなかったらヒマでヒマで仕方ないと思ったため。そして思ったとおり、患者さんを受け持っても病棟の掃除をする余裕があるぐらいゆっくりとしたシフトだった。良かった良かった。
ところで。
現在術後患者さんの一人に、DPUに勤務する看護師の娘さんがいる。理由は知らないけど、鼻からおでこあたりを骨折したとかで手術を受け入院中。17歳。もういい年頃のお嬢さんなんだけど、言葉を選ばずに言うと親離れ子離れがまったく進んでおらず、子供は「ママ、ママ」と泣き続け、看護師である母は「娘が~」とオロオロするばかり。「いやいや、アナタ看護師でしょう?」と正直驚いた。普段は患者さんに向かって結構厳しいこともビシバシ言うタイプの人で、本当に「えぇ!?」という感じ。ちなみに姉も父も揃って変。心配の余り、看護師のすること一挙手一投足にいちいち口を出し。昨日担当していた看護師は気の短い人で、病室では笑って過ごしていたけど、ナースステーションに戻って来たら「なんや、アレ!?」とキレにキレていた。
なんでも娘さんは術後からずっと痛みが続いており、オピオイド系の薬を投与しても全然効かないらしい。結局この母親看護師に押し切られる形で、日曜日にも関わらず担当看護師がドクターに電話をし、PCAが処方された(患者自己調節鎮痛法。限度はあるけど、強い鎮痛剤が自分の好きなときに投与できる機械)。
正直病棟のスタッフは辟易。内情を知っているので何ができるのかバレている。それでも一応越権行為なので、いろいろと口を出されていい気はしない。ちなみにこの娘さんの入院は2回目で、1回目もかなり面倒だった。もちろん本当に痛みがあるのかもしれない。けど、私たち看護師の間では「あの家族が娘ちゃんを“患者にしてる”んやで」で一致。母親が泊り込みでずーーーーっと心配そうに顔を覗き込んでいたら、娘さんも「私、患者なのね!」とドラマチックなヒロインになってしまうと思う。さらに父も姉もずっとそばにいたら「私、重病なのね!」。うーん、悪循環。
本当に本当に痛みがひかないのかもしれない。だからPCAが有効であることを願う。しかし、家族や周囲が患者さんを“作り上げる”こともあるんやぁと感じた夜だった。
「もしも自分の家族が患者やったら、多かれ少なかれあんなもんやで」という同僚もいた。そんなもんかねぇ? Dも実は悲劇のヒーローになるタイプ。熱が出たぐらいで「まもなく死にます」みたいなことになる。そういう場面を何度か見てきたけど、私は正直「うっとうしい」としか思わなかった。そんなもん治るっちゅーねん。そりゃそれなりにケアはしたけど、基本は放ったらかし。結局治すのは本人なんやしさ。私、冷たいのかしらねぇ?
そういえば、私も子供の頃、成長期による関節痛を看護師である母に半泣きで訴えたことがある。そしたら「泣いて治るわけでもなし、我慢しなさい」と言われた。今思うと鎮痛剤ぐらいくれよと思うけど、このときはこの母の言い分に子供ながらすごく納得して、それからあまり泣き言を言わなくなったと記憶している。同じようなことをDに言っている私。遺伝かしらん? Dが深刻な状態になったら、また違う自分を発見するかな? そんな機会が来ないことを願おう。冷たいままで結構。
ささ。そろそろベッドタイム。Dはすでに高いびき。私も眠い。
明日は夜勤。いい夜になるといいなぁ。
いつもご愛読ありがとうございます。
よければクリックしてくださいませ。

にほんブログ村