今日の“おもてなし”スピリット

東京五輪が決定した際に話題になった“おもてなし”という言葉。英語でいうとHospitalityになるかと思う。この言葉が話題になったのを機に、日本のサービス＝おもてなしスピリットは最高やねんで!!　お客様が何をしたら喜ぶか常に考えてるねん!! 日本人と結婚したからにはアンタもちょっと見習い!!とDには口酸っぱくして言い聞かせている。
Dはめちゃくちゃ太ってもいないけど、オーバーウェイトであるのは事実。むっちりとしている。見て楽しいものではないので小さくしておいたけど、下の写真、

Dが寝ているときに彼の頭を後ろから撮影したもの。私はこの首のムチッとした段々を掴むのが好き。「あ、パグ犬がおる」といっては掴んでいる。最初は「ひどいよー」とか言っていたDも、この頃では私が首に触るとアゴをくぃっと上げて段々がモリッとなるのを手伝ってくれる。そして「ジャパニーズ“オモテナーシ”スピリッ」と嬉しそう。…まぁ、間違えてはいない。

さて。
本日、午後シフトを終えてからの午前シフト。あぁ、しんど。とはいえ、このところ朝の体重測定が少し楽しみなので前よりはシャッと起きれるようになった。ちなみに今日も横ばい。停滞期かなぁ。
今日は昨日と半分同じ顔ぶれの6名。先輩がシャワーやベッドメイクを手伝ってくれたので忙しくなく、終わってみればいいシフトだった。昨日パーティータイムを楽しんだ（?）アルツハイマーのおじいさんは、転倒の危険アリということでナースステーション目の前の病室へ移動。というわけで私は担当ではなく、正直ちょっとホッ。ここんとこ一般病棟勤務の日はずーっと担当だった。たまにはパスしてもバチはあたるまい。というわけで滞りなく終了。
ところで。
今日は午前中5人がシフトに入っていた。リーダーを務めた先輩に続く古株は私。あとは新人さんたち。全員オーストラリア人やし、いまだに英語も含めて勉強中の私よりも何かにつけて優れている場面は多々。でも、社会経験年数では見劣りするわけはなく、かつ一年間の現場経験により、私が彼らに教えることもある。自分で言うのもなんやけど、こういう場面が増えてからの方が私自身ももっと物事を覚えるようになった。今まで先輩に言われたとおりにやっていたことを、新人さんたちに教える際にやっとその意味を理解したりすることもしばしば。今頃になってやっと「なんでこうなるんやろう?」と考える余裕が出てきたように思う。実習時代に教育係から「最初の3年でたくさん覚えるようになる」と言われた。まだ1年半。調子に乗ってはいけないと気持ちを引き締めつつも、少しずつ前進しているようで嬉しい。

仕事を終えて帰宅。眠らない努力をしたけど、うっかりソファで30分ほどまどろんでしまった。明日も午前シフトやから昼寝は避けたかったのになぁ。夜ご飯はどうしてもタイのテイクアウトが食べたくて、街までブーンと車を走らせた。カモと香草タップリサラダ。うまし。明日はまたたんぱく質オンリー。寝る前にゆで卵でも作るとしよう。
明日もおそらく同じ患者さんなんやろうな。大きな変化がありませんように。