アップしようかしまいか・・・悩んでいたんですが、好きな人もたくさんいるからね。
多趣味でも内容を選べって言われそうですが・・・ヘビです。
爬虫類館、みたいなところがありまして・・・。
こいつは日本産の有名な「マムシ」です。猛毒のあるヘビで、噛まれると死亡する場合もあります。しかし年間約3000人が咬まれて、死者は5~10名程度なので死亡率は高くはないです。これはマムシが小型のため毒液量が少ないことや、基本的に出血毒で神経毒が少ない事、効果が局所的に留まり身体全体を冒さない事が主な理由です。・・・が!咬まれたくは無いですね。現在はほとんどの病院に血清が置かれているそうですが、近くに病院が無かったら・・・。普通は体長45~60センチですが、時には1mを超えるヤツもいます。
焼酎に漬けて滋養強壮酒にしたりもしますが・・・グロいから私は嫌です(笑)。瓶に丸ごと入って焼酎漬けにされてるものが観光地のお土産店などで売られているのを見掛けます。・・・高いのね。
実際はおとなしいヘビで、自分から積極的に人を襲うことはありません。草刈りや釣りなどで、気付かずに踏んでしまった・・・という時に咬まれる事が多いので気を付けましょう。
これも日本産のヘビ、「ヒバカリ」です。無毒のヘビなんですが、以前はは毒蛇と誤解されていて「噛まれたら命がその日ばかり」と言われていたので「日ばかり」。なんでそんな誤解を受けていたのかというと・・・敵が近付くと鎌首を上げて「シャ~!!」って威嚇するからなんです。体長は40~65センチぐらい。泳ぐのがとても上手です。
爬虫類マニアには人気種のようです。
同じく日本産「ジムグリ」。無毒です。体長は60センチ~1mで、石や木などの障害物の下によく潜り込むことから「地潜り」っていう名前が付いたようです。ネズミなどを主食にしていて、ネズミの繁殖が多い春と秋には活発に活動しますが、ネズミの繁殖が少ない夏と冬には、なんと絶食します。
爬虫類マニアに人気の種類なんですが、水槽のようなケースで飼育するには蒸れや高温に弱いため、向いていません。更に餌付きが悪い上に季節絶食をする為、飼育が非常に難しいです。
熱帯魚店で幼体が販売されているのを見た事がありますが・・・2万円ぐらいしましたよ。
こっちは「ジムグリ」の幼体。この体色が人気の秘密なのかな?地域による体色の個体差も多いので、コレクターもいるのかもしれません。
お馴染み「シマヘビ」。しましまだからシマヘビです。アオダイショウやヤマカガシと並んで、もっともポピュラーなヘビでカエルの天敵です(笑)。食性がかなりカエル側に傾いていて、ほとんど主食。毒の無いヘビですが、歯が鋭いので咬まれるとかなり痛いです。150センチにもなり、最も食用に適していると言われているヘビです。まあ、大きいからね。食糧難の時代には御馳走だったそうです。子供の頃、ウサギを外のケージで飼っていたんですが・・・怪物みたいな大きさのシマヘビがケージの上でトグロを巻いているのを見ました。ウサギは無事でしたが・・・私は泣きましたよ。
国産に限らず、ヘビについてってあんまり調べる機会も無いと思いましたので色々書いてみましたが・・・多趣味部ではヘビは飼いません(笑)。