今回紹介するジッポーは、入手の経緯が特殊です。
このジッポー・・・以前、入手の経緯を説明せずに『趣味の技術 ZIPPOを磨く ZERO』で紹介しています。
ソリッドブラス(真鍮無垢)。
接着剤まみれだったものを磨きました。
このジッポー、実は革巻きでした。
なので、接着剤まみれ。
こんなレザーカバーのヤツだったんですよ(これは一例です)。
そのレザーカバーがメッチャメチャに劣化していて、破けていました。
で、その破けた部分からソリッドブラスのくすんだ金色と、文字が見えたんです。
革巻きのジッポーの中身は無地のスタンダードなクロムメッキのジッポーだと勝手に思い込んでたものだから・・・すっごいショックを受けまして・・・革、剥いちゃえ!ってなったわけです。
そして中から出てきたのがこれ!!
これ・・・革を剥いて正解だったんじゃないかな。
『HONDA F-1 WINS』って・・・今、こんなジッポーなかなか手に入らないよね~。
1985年のF-1ワールドグランプリでの優勝記念ジッポーです。
デトロイトグランプリ、ヨーロッパグランプリ、南アフリカグランプリ、オーストラリアグランプリで勝利してるのか。
Canon/Williams HONDA・・・これ、F-1マニアにはたまらんな。
中古で580円で購入しました。
まあ、見た目がほとんどゴミ状態だったからね。
ん~、この当時の革巻きジッポーって売れ残りの在庫を革巻きにしてたんじゃないかな?
もしかすると革を剥くとレアジッポーが出てくるかも!
・・・って言っても、くじ引きみたいなものですね。
フツーに無地のジッポーが出てくるかもしれないし。
やってみるのは面白いかもしれないけど、失敗も覚悟しておかないとなあ。
1985年の製品です。
ヴィンテージジッポーだな。
革巻きのままだと年代が分からないんだよねえ。
私は1/1で成功って感じでしたが・・・真似はしないほうが安全ですよ。
※ソリッドブラスのジッポーは磨いても数年経つと輝きがくすんできます。
そんな時は、もう一度磨こう!