![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/2a/c93ff1623f25327cef0c0886421ce617.jpg)
『イ・モンクス』はブレンデッドスコッチウイスキーです。
既に販売は終了している、今では幻のブレンデッドスコッチウイスキーです。
1980年代後半には姿を消してしまいました。
そんな、ちょっと希少なボトルです☆
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/62/af768b5b3ecab44d4411f7d585854e0e.jpg)
イ・モンクスのイはYeでTheの古語でモンクは修道僧のこと。
なので、ラベルには修道僧たちが描かれています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/6e/825292b4a0f0cb365b7bb95fc8fd494e.jpg)
バックラベル・・・無いようなものですねえ。
で、なんで修道僧なのかというと、蒸留技術を用いてウイスキーの製造の基盤を作ったのが修道院だったから。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/1b/bfd19a5a9248f45a4a12dc047861b278.jpg)
小さなバックラベルから読み取れるのは、容量760mlと輸入先名ぐらい。
しかし、この時代のイ・モンクスのミニチュアボトルのアルコール度数が43%なので、このボトルのいアルコール度数も43%と推測されます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/39/3bdc7f0d8cc5e3e06a189bae08b8c94b.jpg)
ショルダーラベルもかすれてます。
このボトルが過ごしてきた長い年月を感じるなあ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/dc/0d770d21db7a91c995089ced3d9326c9.jpg)
実はこのイ・モンクスをブレンドしたのも修道僧なんですよ。
だからこのネーミングなのだ。
キャップはスクリューキャップです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/4e/c063f86067c6607b39b44ec136ae62ee.jpg)
ブレンドに使われているモルト原酒は不明です。
ハイランドモルト・ローランドモルト・アイラモルトが使用されていることが分かってるぐらい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/fe/259ca0b5302add8d173481c9b13a2c98.jpg)
さて、個人的インプレッションは・・・。
紙・備長炭・天然ゴム・海藻・火薬の匂い。
時間が経つにつれてローズマリーが現れる。
ココア・バター・レモンピール・高カカオチョコレートの味わい。
その後に生の海藻。
後味が強烈にスパイシー。
僅かに桃のフルーティーさを感じ、火薬の匂いとスパイシーさに消されていく。
苦みと辛味が強く、刺激的で古典的な味わいのウイスキー。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/59/b1ad1618865d2e6e8681d80628ac07ae.jpg)
これ、美味しいですよ。
もう簡単には飲めないウイスキーだけれど、どこかで見付けたら是非、飲んでみてください!
【こっそり裏話】
オールドボトルは、封を切った直後より、数時間後の方がおいしいんだよ。
眠り続けてた香りが開く・・・っていうか、ね。
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