『キャメロンブリッジ』はシングルグレーンスコッチウイスキーです。
シングルグレーンウイスキーは、販売されている銘柄が少ないですね。
このキャメロンブリッジの他に、よく見掛けるのはサントリーの『知多』。
他の銘柄にはなかなか出会う機会に恵まれません。
モルトウイスキーの原料は大麦。
グレーンウイスキーの原料は大麦の他に小麦やライ麦、コーンなどの穀物類です。
アルコール度数40%、容量700ml。
モルトウイスキーのように単式蒸留装置で蒸留されるのではなく、連続式蒸留装置で造られるので、比較的安価。
知多は・・・そうでもないけど。
スクリューキャップです。
グレーンウイスキーはそのままボトル詰めされて販売されることは非常に少なくて、ほとんどはブレンデッドウイスキー用に出荷されます。
ブレンデッドウイスキーの多くの部分を占めるのがグレーンウイスキー。
銘柄によって割合は違いますが・・・真偽のほどは不明ですが、安価なものは80~90%以上もグレーンウイスキーが占めている・・・なんて話も。
キャメロンブリッジ蒸留所は、世界で初めてグレーンウイスキーを造った蒸留所として有名です。
『ヘイグ』や『ブラックアンドホワイト』、有名な『ジョニーウォーカー』や『J&B』などのブレンデッドウイスキーに原酒として使用されていますよ。
さて、個人的なインプレッションは・・・。
畳、ダンボール、スチール缶、レモンの皮の匂い。
1斗缶に詰めた柑橘類のイメージ。
口に含んだ瞬間はアッサリ。
スチール缶のような匂いが強く、苦味と辛味も強い。
甘味とのバランスがあまり良くない。
レモンとミルクを混ぜて薄めたような味わいで、深みがあまり感じられず、渋味と辛味がいつまでも後味に残る。
数種類のシングルモルトウイスキーとブレンドして、オンリーワンのブレンデッドウイスキーを楽しむには最高のウイスキーです!!
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