『ブラントン』はアメリカのバーボンウイスキーです。
エンシェント・エイジ社系列の子会社、ブラントン社で製造されるスーパープレミアムバーボンとして、1984年に発売されたのが最初です。
『ブラントン』の名は、エンシェント・エイジ社の蒸留所に55年間勤務し『ディーン・オブ・ケンタッキー(ケンタッキーの長老)』と呼ばれるほどのバーボンづくりの名人となったアルバート・ブラントンの名を取っています。
これはボトルネックにぶら下がってる小冊子。
ブラントンは樽詰めされて6~8年の厳しいチェックをパスした樽のみが、味の均一化のためにブレンドされてボトリングされます。
ウイスキーは華氏18℃まで冷却の後、16枚の特殊フィルターを通して濾過されて、その後、手作業でボトリングされます(このボトルの発売当時)。
アルコール度数46.5%、容量750ml。
このボトルキャップ、ケンタッキーダービーの騎手と競走馬です。
数種類あって、コレクションアイテムにもなっています。
ラベルは非常にシンプル。
「このバーボンウイスキーは〇年〇月〇日に〇〇倉庫のリック(蒸留所で樽を置くための縦横の支柱で造られた枠)の第〇号にあった第〇番の樽より出され、選別・濾過し、〇〇プルーフで〇〇氏に手作業でボトリングされた。」と書かれてあるだけ。
登録番号も1本1本、手書きで記入されています。
さて、個人的なインプレッションは・・・。
焦がした砂糖、高カカオチョコレートの香り。
バーボン特有のセメダイン臭は薄く、爽快なミントの香りが強い。
香りとは裏腹に甘味は薄く、辛味が強い。
ブラックチョコレート、少々のピスタチオ。
後味の中にスペアミントの香り。
ノンシュガーの苦いココアの風味が最後まで続く。
つまみにチョコレートが合わないです。
口の中でスルメのような味に変化してしまうのよ(-_-;)
しかし、チョコレート以外なら美味い!!
ナッツ類をつまみに飲むのがいいね。
バーなどで見掛けたら、是非!!
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