うさぎ学園 多趣味部

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そうだ、防衛省に行こう!(その2)東京裁判と刀が凄い!

2017-08-25 22:18:28 | 64号室 社会科見学
『防衛省』見学は、無料ですが事前に予約が必要です。


これから防衛省と庁舎が並ぶ中にある『市ヶ谷記念館』の中を見学します。


ここで防衛省の職員さんからの市ヶ谷記念館の説明を聞いてから、中に入ります。
『市ヶ谷記念館』は旧陸軍士官学校本部として建造され、庁舎建設に伴い移設・復元された旧1号館です。
ここでは、東京裁判が開かれた大講堂や作家の三島由紀夫が自決した部屋など、歴史の舞台を目の当たりにできるんですよ~!



ここが東京裁判が行われた『大講堂』。
一部(奥)が二階建てになっています(この写真は後で出てくる玉座から撮っています)。
東京裁判っていうのは極東国際軍事裁判のことで、第二次世界大戦で日本が降伏した後の1946年5月3日から1948年11月12日にかけて行われた、連合国が「戦争犯罪人」として指定した日本の指導者などを裁いた一審制の軍事裁判のことです。



天井の照明は、現在はオシャレな感じになっています。
当時の照明をそのまま使っているそうで、正直・・・暗いです。
そのままの照度では東京裁判には不向きだということで、連合国側から『影が出来ない照明を』と注文をつけられ・・・。
大講堂の隅々まで明るくなるような照明がぶら下げられたそうです。
確かに明るくなりましたが・・・その暑さはとてつもないものだったらしく当時のマスコミの間では『照明地獄』と言われていたそうです。



話を現代に戻して・・・この舞台、『玉座』です。
天皇陛下がここで演説をする際に使われます。
大講堂はこの玉座から見た際に2階が遠く感じないように、錯覚を利用した造りになっています。



玉座の右裏にある、天皇陛下専用の階段。
よ~く見ると階段の段の中央が少し凹んでいます。
これは天皇陛下が階段を上る際に、足の”据わり”が良くなるように、という配慮です。
あの扉から玉座の右側に出ます。



玉座の床は箱根細工なんですよ。



そして後ろの壁は・・・西陣織!!
豪華ですねえ。



大講堂にある展示物。
展示物を見るための自由時間が15分ほどあります(トイレ休憩込み)。
何というか、時間制限が自衛隊っぽいねえ。
展示物の刀が凄いんですよ。
まずは『荒木貞夫大将愛用の刀』。
愛用?・・・斬ったのか?



細工もカッコイイです。



五七の桐の模様が入った儀礼刀。
五七の桐は日本の国の紋ですよ。


『内山小五郎大将愛用の指揮刀』。



『梅津美治郎大将愛用の軍刀』。



『仕込み杖』。
本当にあるんだなあ。
カッコイイ!



『銃剣』もありました。



これが一番印象に残った『ビルマ刀』。
竹田宮恒久王(たけだのみや つねひさおう)がバンコクへ出張の際、第15軍司令官から献上された刀だそうです。



竹田宮恒久王は能久親王の第1王子(庶長子)です。



この細工・・・すげえ。



この見学ツアー、楽しいぞ!!
次回は軍服などの展示品!
お楽しみに!!


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