鼓事記(こじき)|プチ鼓堂 |曽和 鼓堂ブログ

自然に音を愉しんでいただける鼓堂です。

小鼓や能楽お好きでしたら‥。

大文字

2007年08月16日 23時24分12秒 | Weblog
本日、久しぶりのお舞台です。大文字能と題した催し。お客様いっぱいで御座いました。京都にとって大文字は一大イベントです。車を御所のガレージに停めておりますが、帰る時にバスがわんさか入って来ます。わたくしは大文字はお家で見るものと思っておりましたが、こんなに沢山の方が大文字を見に来られるとは知りませんでした。情緒は満天ですが、あまりに身近にあるものであんまり感心が無かったのは事実です。お盆だから京都には沢山おいででしょう。でも大文字をみる為に起こし方もたくさんおいでなんでしょうね。お暑い京都に有難いです。
来年もお暑い京都に来て頂きたいです。大文字だけで無くて、囃子堂もです。
皆さまご無理を申しますが、囃子堂に来て頂き、その後、大文字をご覧下さい。お待ち致しております。

平和を考える

2007年08月16日 00時03分01秒 | Weblog
本日、お熱いですね。全国どこもでしょう。いつもこの日が近づくと平和への語らいがテレビからよく聞こえてくる。毎夏に、いや八月になると急に平和だ戦後だと騒ぎたてる。もちろんダメとは思わない。一応、理由もわかってるつもりだ。こんなに急に平和、平和と言わなくて良いと思う。へぇ~っと思われるかもしれないが。たまに合格祈願、安全祈願に神社に行くでしょう。そのついででもいいからちょっと平和も祈願すれば良い。町内のお地蔵さんでも良い。ちょっと毎日、無事に平和でおれる事を有難く感じればなぁと思う。我が家はおじいちゃんが戦争より帰って来て今に至る。戦争の事は多分、世間さんの孫より多く聞いてると思います。もちろん戦地の事、戦後の舞台の事も。ソレだけに今が有難いと思う。
舞台がある事は平和を意味する事である。でもソコはわたくしの戦いの場である。戦える場所があるのが平和なのである。良くわかるかわからないかはわかりませんがわたくしはそう理解する。
しかし、何時まで戦後と言うのであろうか?もう戦後・後で良いのではないだろうか?まさか次の戦争が来るまでと言う訳にはいかないし、ソレは困る。
わたくしなりに平和を考える一日である。コレからもずっと‥。