鼓事記(こじき)|プチ鼓堂 |曽和 鼓堂ブログ

自然に音を愉しんでいただける鼓堂です。

小鼓や能楽お好きでしたら‥。

雨降り歓迎!

2017年06月24日 22時21分44秒 | Weblog
なんだか空がうっそうとしている…

なかなか良いお湿りになってきた…しめしめ

カラカラの
わたくしもそこそこ
汗をかきながらお舞台をお勤めする

晴れの心で
雨待ち

お稽古がなかなかない
からの
空梅雨かもしれません

下駄でカタカタ

町さんぽ
鼓堂さんは
ちょっと黄昏?て

下駄で湿気を踏み締めて
明日の雨降りを待っています

やっとこの
京都でのお稽古
きっといつも通り雨降りが参ります

乞おご期待!



尚さんぽ中

同じ思いの方を
激写

雨降り歓迎!
っだ二ゃ…なんてね

潤いある音色

2017年06月23日 21時57分49秒 | Weblog
悪事千里を走る

人の噂も七十五日

黙ってても、サポーターや湿布の匂いで質問いやほぼ尋問されますので
綴る

先日のお舞台の事故後
あらゆる所に支障が

やはり一瞬の力は
よじれ、ひねりをし

打ち身などはないもの
案外、筋がやられていた

だましだまし、やっているが、音にも…、なかなか芯が捉えにくく
スーパーなポン無し

散漫な心がチョンボをうむ
気持ちいい訳などはない


ふと
いややはり

小鼓の事ばかりしか
頭にないんだっと気づく

ちょっとくらいいいんじゃんが何とも気持ち悪い

痛くもない、ただ気持ち悪い

雨の降らない梅雨のような反対にウズウズしている

カラカラの心
潤わぬ鼓の音

空梅雨に悩むのは
農家の方ばかりではない


潤いある音色

早急に欲す


実は脚もひねっていた‥トホホ


名人には、程遠い

落ちて御座る

2017年06月11日 20時37分55秒 | Weblog
本日、邯鄲を勤める。
わたくし的に大好きな曲です、物語、構成、なんだかロマンがあるんです。

一炊の夢なんだか、いい響きじゃないですか


実は、わたくし人生発の空下り…

いやいや、大変お恥ずかしながら

床几(合い引き)お舞台で座っている椅子の様なものです…落ちてしまいました
糸が切れてペシャリとなってしまいました

当然、ずっこける訳で
後ろへとひっくり返しになり、自分の両足の足袋が目の前にありまして…

気がついたら、正座し、また打っていたという感じ

その一瞬に、後見をしていたトントンの両手がお尻を支えてくれて、お腹に支えられたのかバウンドし
小鼓を構えたまま
打ち続けて正座へ

大きく活躍の後見でした

少しショックを残すも無事に終曲

何があるか、わからない人生

南無三宝!

よくよく思えば
夢の様なひとときでございました

なんだか笑ける様な‥トホホな時間

げに有り難き経験でございました

望まぬ体験ですが
本日のわたくし自身の
人間の有り様でした

はぁ〜
天にも上がる心地した

披キの重さ

2017年06月10日 22時43分30秒 | Weblog
わたくし、改めて披キの重さを知る

会の主旨通り

己れの花を智る

世阿弥の言葉

披キは
ひらき
っと読む

花はなんでもかんでもは咲かない
いっぱい咲いた後も永遠には咲かない

華々しい事も求めて行かなければならない

庭の木々が
いつまでもいつまでも
あるとも限らない

手入れ鍛錬が、ちょっとでも良い花を咲かすだろう


披キは時期と縁がなくては
なかなかなくて

誰も簡単にはいかない事

シタイからするのは、案外披キではないかもしれません

花に戯れる、枝に臥しまろぶ
この世の超自然的な楽しさかもしれません

花智乃会

ものすごく
カチのあった催しであった
神戸能楽界は
また新しい花が咲いた


月は変わらず
また出ずる