鼓事記(こじき)|プチ鼓堂 |曽和 鼓堂ブログ

自然に音を愉しんでいただける鼓堂です。

小鼓や能楽お好きでしたら‥。

待ち遠し言葉

2020年05月22日 20時35分53秒 | Weblog
この日を何だか迎えて

待ち遠しい言葉がある事を
改めて感じた

強固にがんじがらめになった
心身を

ふわりと軽くさせてくれます


言葉は人々を良くも悪くもする

しみじみと思います


汚ない言葉使いにも
優しい思いがあれば
武器にはならないし

思いの無い言葉は
やっぱり伝わらない


美しくても刺はいらない


待ち遠し言葉は
今はたくさんあります


それだけに
人々には思いある言葉を
かけていきたい


待ち遠し言葉
いつか必ず来て欲しい


待ち遠し言葉
優しさがあれば尚うれしい


待ち遠し言葉
未来にしかない言葉


ステキな言葉が
待ち遠しい
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お気に入り

2020年05月19日 17時13分31秒 | Weblog
のんびり過ごす事に慣れ

早く一日が過ぎる

しかしやはり雨降りは憂鬱

細やかな散歩もやはり楽しみの一つ
だったとつくづく思う

お日出さんの恵みは
心身を温めてくれまさす

密かに毎日のお日出さんを楽しみにしております

しとしと前の雨の匂いは
甘いおやつの思い
お昼寝どうぞって

ご本の片手はゆらゆら
うつらうつらします

細やかな縁側に
少し日差しがあれば尚のこと

明日の我が身を夢心地にしてくれます

お気に入りの縁側も
毎日待っててくれてます

しかし
しかし

お気に入りは
お舞台の上です

お気に入りは
お稽古での皆様の前です


お気に入りは
贅沢な感謝の塊です
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空とのコラボ

2020年05月14日 20時54分51秒 | Weblog

本日快晴!

静かな青空

雲のない空は
暇潰しには向いてない

空を見てるうちに
ふっと
屋根も見てる

ゲゲゲの鼓堂

寺小僧

そよそよ
風に吹かれながら

見知らぬ婆さまとお話しする
たまにある

また見上げる

屋根のかわらは
面白い


空と瓦の
コラボ

見上げてみませ
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ステイしな

2020年05月13日 20時53分25秒 | Weblog
なかなか人目に触れる事もない
我が音色も


少し見て頂けると
潤いを増す

静けさを増した街に
今ある音を聞いてみる

ひどく大きな声でお話しする方も
なく
若人の活気ある音もない

大きな音のテレビの声も
ずいぶん減った様に思う

機械が出る音にも
そこそこ疲れ
好きな音楽も独り耳直輸入は
引き出しパンパン


声だそう
音しよう

なんて呼び掛けたい


夕日

カラス
呼んでる?
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のらり

2020年05月12日 11時36分27秒 | Weblog

近所の子年の守り神さん
朝には毎日読経が聞こえてきます

名前は互いに知りませんし
ちょっと呼ぶと振り向いてくれる
そんな中の彼ら?彼女らは
毎日を忙しくおられます

寝る間を惜しみ
あちらこちらへと奔走中

知る人ぞ知る
秘密の基地へ
無音の足音で参ります

カタカタと鳴らす姿の方は
お土産を持ってくるでもないので
とりあえず知らないふり

少し近うよれとは
おっしゃらない

話してみたい、わたくしに
いかがお過ごしでしょうか
っと語る眼差し

耳には勲章の様な
サクラ耳

一日一日を懸命に
尊き命を慎ましく
喜怒哀楽はそこそこに

甘えられるところは甘え
締めるところは締めたい

小さな御堂を見るたびに
手を遇わせての一願い

ほど良い野良の暮しぶり

肖りたいかは
わからない

夜の散歩や集会に
うらやましさは、まだ健在

どこぞも関所もないくせに
境を跨ぐなと
この世界にはムチャがある

のらりくらりは
まだ続く

ネコの暮しに
学び候う
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2020年05月11日 15時28分44秒 | Weblog
なぜか
どしゃ降りの雨音は安心する

ザーザーでも
サーでも

路にあたる雨水に
少しの靄が
この身の靄とも交じり
一体となって消えていきそう

確り降った後は
眩しいくらいのピーカン
晴れやかな日がきた

空いっぱいに手のひら広げて
真っ青の向こうへ手を伸ばす

届くことはないのはわかっているけど
思いをテレパシーの様に贈る

ほんの僅かの上向きは
まだまだ紅くなることのない楓をみせる

いっぱいに広がった青もみじ
燦々と光をうけて
眩しさに緑色広げて

眼の中に
キラキラ緑いれて

ちょっと顎の上がった自分に
笑みをくれる


楓にあやかる
そんな気がする
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ステイ散歩

2020年05月10日 14時04分50秒 | Weblog
少し湿り気を含んだ
アスファルト

軽やかに歩こうとする足元を
重くさせる

カラカラと爽快な音はなく
代わりに
ホ~ホケキョが聞こえる

チュンチュンも良く冴え

低空飛行の燕さえ見る

一歩一歩の歩みは今は弱いが
確実に何かを踏ん張る歩みと
なっている

湿りを増した苔が
深みどりに萌え
青く周りを濡らし
これに在るぞと見える

話すこと無しの歩みは
四隅を見て歩いている

遠くの家族の声は
いささか励みになる
叱られる子達に不憫にもなる
首輪のついたワンちゃんには
うらやましささえ感じる

連れられる良さ
ルンルンのしっぽ
弾みます歩み

遠巻きに見ても
遠くの下を向いている

見上げれば
日々に祟った首筋が
なかなか上を向こうとするのを
嫌がる
チクチクさえしてくる

歩みを止め
鎮座まします身体は

正座をし
腕をくみ
頭の中でぐるぐると
あちらこちらを探索し

ステイなんとかで

散歩している
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チャックと月

2020年05月08日 15時09分48秒 | Weblog
静けさの中の陽射しに
つかの間の散歩
お家でのひんやりした素足も
下駄の上の足裏はあったかい

鳥の囀ずり
お焼香の匂い
照された葉の薫り
大きく羽ばたくカラス

朝から口にチャックしたかの様な
だんまりの、わたくし
マスクの中は半開きのチャックの様な口
何やらおしゃりたそうだが
相手も会話もありますまい

遊具の子たち声に
今を感じ
スーツ姿の方に
浮き世を見
何だか羨ましさをも感じる

わたくしの姿には浮世離れしか
見られてないだろうか


サナギ同様のほぼ毎日

背中のチャックをむりむりっとあけて
さほどキレイでもなくなった
羽を垣間見せ

夏でもない
この長い夏休みに

ピシャッと羽を広げたい
羽ばたくことはなくとも
広げることになれば
誰かの目にとまり
存在あるものを自負できようか

密の匂いは直ぐそばに
ただまだマスクにより
吸い口が整ってないだけ

静けさが救いである
チャックは開け閉めしてなんぼである

この姿には開け閉めするチャックは無いが
マスクの中チャックは開け閉めを
臨んでいるかもしれない


昨夜見ぬ月に
今夜は何か話してみようか

月に話せば向こうに届く気がする
マスクをしながらで良い
羽ばたきたい
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曽和鼓堂六歳

2020年04月27日 14時20分20秒 | Weblog
本日、鼓堂になりまして六年目
まるまる五年経ちました

やはり思い出すのは五年前の本日
なかなか頑張ってた一日で目出度き日でしたね
平日の月曜日にも関わらず
たくさんのお客様に見守って頂きました催しでございました

混沌とした日々
尚思い出すのは、じい様の事
もうそんなにも忙しくないじい様
日々の暮らしをたわいもなく過ごしていた

モーニングお調べ
日向ぼっこ消毒
マッサージチェアお昼寝
おうすオヤツ
わたくしの報告待ち
労いのお言葉
明日の出動確認

鼓の事ばかりでなくて
日々の過ごし方も知らず知らずお稽古してもらっていたと感じる

こんな日がくるとはっと誰もが思っていると思う
わたくし的にはお舞台が無い
たまに一つあるかないか
お稽古無し遠方行けず
なかなかトホホである
なんせお休みらしい事した事がない

でもでも、そこで登場!?晩年じい様
姿は確り焼き付いている
学びの根本であり
この日々の道しるべである

とりあえず佇まいから真似て
咳払いなどせずに門番の如く
おります
ご馳走を毎食楽しみにし
好きだった映画を居眠りついでに見?
起きてます的、鼓をポンポンと二つ三つ
あとは大好きな
晩酌のビールをひたすらに待つ

なんてね…

久しぶりにじい様を多く語ってしまいます

お舞台から帰ると良く笑点を見てた
もちろんビール待ちの体勢
ランチョンマットに
バッチしお箸セッティング

その笑点
スタイルを替えてやっていた
座布団高め横並びなし
ハの字で大喜利

歴史ある定番の並び方もさすがに替えてやってはる

わたくしども能楽師囃子方もお舞台のスタイルを替えて
少し間隔を多めに開けてのスタイルをしなければならないかもしれません(お舞台ないけれど…)

格式もイベントを少しでも行う為には、何らしかの変更を余儀なくされるのでしょうか

色々思案の中
物事を慎重に
和ものの素晴らしさを提供できる事を追求していきたいです

現在になかなか染まれぬ自分ですが
振り返る事で感謝を述べられる人間でいたい

日頃の恵まれた日常に
いつまでも感謝していたい

そんな囃子方でいたい
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叱る

2020年02月13日 19時15分54秒 | Weblog
コロナウイルスにびびる事なく
羽田空港にいる

万全とは言えない環境に見えない敵に立ち向かう悲しい人間たち

マスクを外しながら飲み物のんで
マスクしながらパソコンパタパタ

羽田空港から中国の方乗せたタクシーさん発症
なんて全然気にしてない現場

マスクに目元だけキメキメのCAさん風のスタッフ
ラウンジを台布巾でふきふき

こんなんではあきまへんわ

自分は関係ないと思って旅から旅に出るしかない

最近偲ぶ会に出た
皆様お別れに思い思いの事をおっしゃってた

でもちょっと共通しておっしゃってた事があった

よく叱られたと

叱る方
最近見ない
鏡の自分もあんまり最近叱らない
馬鹿らしいから…

一所懸命に思いを伝える手段だと思っています。いや、いたかな。

叱られた事をグッとこない方は
やはりダメだと、わたくしは思います。

社会、業界、舞台
謝る事
叱る事

薄っぺらな世界
ラウンジでもモラルなし

そらアカンはコロナにやられるわ

叱る事は今は望まないが
叱られる事は今も望む

ニコニコの業界は良いが
叱られないモラルのある業界

声高らかな楽屋の笑い

誰かが叱るそんな善き日はくるのだろうか
なんでも良い、そんなのは必ずダメになる

小馬鹿にされても良い
叱る人間
懐かしの方

鏡の中の自分は
それで良いですか?

っと
ラウンジのCA さん風のスタッフは
マスクをして見てる気がする

わたくしに叱られない様に…
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