鼓事記(こじき)|プチ鼓堂 |曽和 鼓堂ブログ

自然に音を愉しんでいただける鼓堂です。

小鼓や能楽お好きでしたら‥。

野村又三郎襲名

2011年05月31日 12時56分28秒 | Weblog
名古屋にて襲名披露の大曲を打たせて頂きます。
やはり名古屋能楽堂は立派で、満員の見所はアッカン!華やかな催しであります。

大曲は翁、父ノ尉、大黒風流。翁は常の翁に、ちょっと変わるが、なかなか…。風流は儀式的な中に寸劇的な狂言が入ってる様なもの、なかなか面白い曲でございました。

翁も風流も勤めるのは大変たいへん。なんとか大過はなくとも、過は少々。

狂言の会だが、笑いばかりでなくて、あたたかい祝言と先代又三郎さんへの思い、新又三郎さんへの未来が感じられた、催しであった。

野村又三郎家との縁も知る事となり、名古屋での別会デビューを無事に飾った。
数少ない名古屋のお知り合いにも会え、たいへん満足の致すところである。

戦火にあった名古屋は復興している。いかなる災害にも、復興する日本。

脈々と続く‥伝統芸能

大丈夫な!にっぽん力!を感じた

明倫茶会

2011年05月28日 23時56分56秒 | Weblog
明倫茶会がありました。
メーリンおちゃけ会と題して、佐々木酒造の佐々木晃さん(佐々木蔵之介さんは兄)が亭主をされました。
わたくしは、お席にて小鼓を打たせて頂きました。

わたくしの出で立ちは、お酒に因み、水色の縞袴に、白襟、白い襦袢に水色の水玉柄、差し色に花兎の帯(サーモンピンク?)です。

憧れのハッピを着せて頂き、ちょっとハッピーな、わたくし。


明倫茶会の亭主にも憧れる。
お軸はあれに、お菓子はあれで、床の間にはあれ置こうなどなど。

古都を前に聚楽第に出でたる気分?

本日の〆の一杯はいかがな味であろう。

テルマエ・ロマエ

2011年05月26日 22時52分16秒 | Weblog
坊っちゃんは

今朝も一っ風呂である。

雨降りは残念ですが

心地よい潤いを与えてくれております。

お風呂好きのわたくしに出会いあり!

テルマエ・ロマエなる漫画。

読むと無性に、お風呂屋さんに行きたくなります。

ちょっと京都の銭湯巡りも考えはじめております。

広々とした、知らない方との共有空間。

まだ見ぬ、東北の温泉に憧れる。ローマの遺跡も見て見たくなります。

ゆったり、ゆったり時間に追われることのない湯治に参りたいものです。

たまたま

2011年05月26日 00時02分19秒 | Weblog
たまたま、空港の物産展に通りかかって、細やかな東北支援のつもりで、福島県のゆべし なるものを購入した。

っすると、NHKのカメラマンに追われ、マイクを向けられ、語る。
東北支援の心と共に、四国へと ゆべし の力を借りて支援の架け橋となる。

やはり、男前は絵になるのだろう。

NHKの番組に映ってたらしい‥

若干、連絡殺到?

小鼓を打たずを以て、NHKにて心囃す!

NHKの方、感謝と~

見る目あるねぇ!

なおさんぽ

2011年05月25日 00時17分25秒 | Weblog
良い天気である。

晴れやかで、爽やかな日である。
雨降りあとは、なんとも緑が良い。
静かな時間がほどよい。
人々が踏む砂利の音も、癒しの一つとなる。

空を見上げて歩くのは、幾日ぶりだろうか。
京都はやはり一人歩きも似合う街である。お公家さん気分!お口もとを押さえて歩くことにする。
ホントに色々なものがゆるりとすぎる京都。

猫を抱いて本読みするおじさん。ルンペンおじさん。
五位鷺に鯉にカメ。
お庭もあるし(人のお庭もちょっと良い)。
弁天様も身近にあれば、厳島神社もある。

ちなみにカメは平泳ぎで無くて、いぬカキで泳いでいる?


あたまいっぱいの、わたくし。
汗かかずの、なおさんぽ。

御所は近くで、遠き時代を感じさせる。


静寂のなか、揺らぎ少なき焔を胸に抱いき、自分に優しい時を過ごす。