写画へのいざない

父のブログは2005年6月から2010年4月まで、息子のブログは2014年5月から、それぞれご覧いただけます。

椿三十郎

2007-12-26 12:00:37 | 映画観賞より



 ご存知の両スターだが、45年前と今現在、時代劇のヒロー「椿三十郎」を演じた両俳優である。

 先週の火曜日、1年以上振りと思われるが、駅横の映画館で観賞してきた。普段日の午前中、予想通り客は少ないと思っていたものの、目が慣れるに従い全体を見渡しても2~30人程度とお寒い限りであった。・・・採算が合うのだろうか、チョット心配。

 45年前と比較してもあまり意味がないが、三船敏郎は、その1年前に黒澤明と組んで「用心棒」でヒットし、且つ、既に「七人の侍」で、時代劇スターとしての位置を不動のものにしており、「用心棒」の続きものとして、作成した「椿三十郎」は当時年間第2位の配給収入を記録し大ヒットしたとか。
 片や、織田裕二は、初めての時代劇と思うが、森田芳光監督以下スタッフが優秀だったのか、中々無難にこなしていた。
 興行結果はこれからだが待ち遠しいところ。
 脚本は、黒澤のオリジナル脚本をそのまま用いたとかで、随所 比較しながら見ることで興味深かった。特に当時、三十郎の宿敵である室戸半兵衛を演じた仲代達矢との決闘シーンが話題となったが、豊川悦司が演じた室戸半兵衛も魅力があった。

 早いもので、今年最後の作品となつてしまったが、いつもご愛顧頂き感謝します。
 来年は1/2となります。今後とも宜しくお願い致します。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 男振 | トップ | 初詣 »

コメントを投稿

映画観賞より」カテゴリの最新記事