Koba の庭~春夏秋冬

庭や鉢植えの樹木や草花を中心に、家庭菜園も楽しみ、四季の彩を写真で紹介します。

鉢植えの「 節分草 」

2024-03-07 | 山野草

節分草  」はキンポウゲ科の多年草、
日本原産で、関東以西の本州に分布します。
地下に塊茎(径1cm前後の暗褐色球状)を持ち、
初夏には地上部が枯れるスプリング・エフェメラル(春の妖精)です。
 

 
 
2月中旬、白い蕾を葉に包んで、立ち上がってきました。
 

 
その4日後、1茎1花で、5輪揃って開花です。
小鉢植えなので、草丈は数cmです。
 

 
翌日の花、 花径は2cm前後、
白い花弁に見えるのはガク片(普通5枚)です。

 

 
本来の花弁は5~10個、先端が2裂し、黄色の蜜腺になっています。
葯が青いオシベが多数、中心に紫のメシベが2~5個です。
  

 

 
3月上旬、花後には果実(袋果)が稔り、今日の姿です。
中に褐色の種子(径2mmほどの)が出来ます。

 

 

 
 
以前に小鉢に蒔いた種子からの実生株です。

羽状の切れ込んだ葉が 節分草 、(丸い葉は原種シクラメン・コウムの実生葉)
 

 

コメント
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