二胡工房 光舜堂

二胡を愛する全ての人へ

5月17日(日) ゆるゆる、営業も右手も脱力がイチバンです 11:00~17:00

2015-05-19 10:52:25 | ○営業日の報告日記
二胡を愛する皆様こんばんは、鞄持ち ほぉです。
外国人観光客多い万世橋にいるせいか、はたまた、外国からのお客様が続いたためか
最近『スピードラーニング』のCMが気になってしょうがない今日この頃、
皆様はいかがお過ごしでしょうか。
しかし石川遼君と違って不真面目なワタクシ、『SL』よりAmazonで偶然見つけた
『出ない順 試験に出ない英単語』の方が心惹かれます。 だって、
「ググったら?」諸葛亮は劉備にそっけなく答えた。  
なんてフザケた例文、光舜堂ブログのイロモノ担当としては放っておけません!
( 因みに、これの英文は "Why not you goole it?" Zhuge Liang said to Liu Bei dryly. )
「爆笑できるが下ネタばかり。教材として役に立つとは期待するな」とのレビューには
再びCMの石川遼君の爽やかな笑顔が頭をよぎりますが、
文章のキレを磨くにはバイブルにもなり得そうなこの参考(?)書、
なんとか経費で落とせないか思案中なのであります。

なぜこんなことを言い出したかと言うと、
今週、連続してワタクシのブログをお褒めいただいたので恐縮しているのです。
ネタが良いので面白く感じていただけるのでしょうが、作文能力はまだまだです。
しかしせめてネタの鮮度を損なわず提供するべく日々精進していく所存でございます。
今週もお付き合い下さいませ。



さて今週は、ご予約もわずかでしたのでお客様が少ないはずでした。
しかし、なんだかんだで会員さんがお友達を連れて来てくださったり、
光舜堂の立地の良さをまた証明するかのように往来の方々が次々に入っていらして、
何組もの方々が二胡を初体験していかれました。
何組も、と言うのは大抵ご夫婦やカップルでいらしたからなのですが、
ある女の子は「5分だけ触らせてください!」と
自らご来店になり、お独りだったのですが積極的でした☆
その方がまた特にお上手だったので、
「なにか楽器をやっていらっしゃるんですか?」 と尋ねると「ドラムです♪」
おおぉ!乙女ドラマーとは、カッコイイ!!
なんでしょう、スティックを握る上で、脱力、というものが解っているからなのか、
初体験とは信じられないような、とても軽やかな澄んだ音色を奏でられていました。
(もちろんじみさんによる『初心者 二胡楽事始』が良かったからでもあります!)


全アマチュア二胡弾きにとって、脱力は永遠のテーマのようなものですが、
店主は3日ほど前から脱力に更に開眼し、驚くほど音色がふくよかに変化しています。
北川先生のレッスンを始めてからというもの、これまでもかなりの成長を見せていた店主ですが、
Mikeさんの弾き方を凝視して学んだ後の成長は著しいものがあります。
何と言っても、大ヒット中の福音弓の注文数製作に追われる、ということは、
全ての完成品は演奏テスト確認し出荷しているのですから、
それだけボーイング練習をしているのと同じ事。
音色の追及を熟考しながらMikeさんや北川先生のアドバイスを思い起しつつ、
次々と何本もの弓の検品をしていますから、そりゃ上手くなりますね。
曲を弾くと相変わらずワタクシから容赦無いダメ出しを喰らっていますが、
音出しに関しては、まだほんの一瞬ですが、時折ゾワッとするほどの美音を出すこともあります。
この日は二胡弾きのお客様達からも音色が良いとお褒めの言葉をいただいておりました。
北川先生さまさまです。
ただ或るお客様に、
「西野さん、うちの先生(中国人)より良い音!」
と言われたのには、う、うーん。。。

とにかく、美音のポイントはやはり、右手の脱力、なのです。
美しい音を出すには、右手が無理無く動かせるがまま、に行けば良いそうで、
「美しい音を出せれば身体は無理していないからどこも痛くならないはず!」 
と店主は言います。
劉継紅先生も以前同じようなことをおっしゃっていたのを思い出します。
「二時間弾いて身体がどこか痛くなってくるのは、間違い」と。

「身体の動きとして手は構造上こっちにこの向きで動くから、
その身体の動きのままに弓を運ぶと美しい音が出るよ」
って店主の言い分、店主が弾くのを見ていると確かにそうですが、
実際やろうとすると、なかなか難しい。
ワタクシなんて我流ですから、数十分で痛いとこだらけになります。
( ですが上手くなると二胡医の助手として何かと不便な為、
「ほぉさんは下手なままでいて」という指令を受けているので、堂々と下手を貫きます☆ )



それにしても往来の方々のご来店が多かったです!!
普段、調整が混み、待っている人が入口付近まで何人もいるような時は
往来の方は遠慮してしまって、入らず立ち去る事が多いのですが、
ドアの外で躊躇している方々に「ちょっと弾いてみませんか?」とお声掛けすると
大抵の方が「いいんですか?!」と嬉しそうに入っていらっしゃるのです。
(でも以前、奥様が入りたがったのにご主人が嫌がり、
歩道で口喧嘩が始まっちゃった若夫婦もいましたっけ、、、苦笑)
ま、とにかく、今週はいつも以上に初体験の方々に二胡に触っていただきました。
二胡認知度アップに微力ながら役立っているような気がします。
これが二胡人口の増加にも繋がると期待したいですねー!

今週もご来店ありがとうございました!
Comment    この記事についてブログを書く
« うちの胡が、、、弾き易いと... | TOP | 若き日の肖像! »
最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Recent Entries | ○営業日の報告日記