
このようにするつもりでこの1月くらいだいぶ頑張っては見たのですが。
やはり、これは美しいです!

箱を開けた時のこの松脂の美しさは皆さん感動されます!
しかしこのところ、いくつかこの箱が持って歩くのに不便、との意見が来まして、それも考えなければいけない事なのか??と、、
そしてたまたま、「基」のオマケキャンペーンでこんなものを作ったのです。

これが意外と好評で、オマケと言っても

これよりは良いでしょうと、
ではこのデザインで本格的に作ってみたら、

これが、かなりの難題でした!!!
なにしろ、松脂粒子だけで作られていますので、全くと言って粘りは無いのです。
そして熱いうちに流し込みますから、冷めると収縮します。
お客様のところへ着くくらいに時間をおいても、その収縮で松脂にクラックが入ってしまうのです。
あるお客様のところへ送って、クラックがと、??運送上かな?とは思ったのですが再度作ってみて、

このくらいの大きさの時にはまあ、それほどの問題は無いのですが、軽い衝撃があってクラックが入るのですね。
そこで、木を薄くしたり、切れ込みを入れたり何とか正家国も強くしたのが、

この右の形です。
しかーーーし。
あるお客様にお試しで送って、「前の丸の形は美しいですね」といわれて、
確かにこの形にすると、

かなり高いところから落としても、この程度の破損で済むのです。
あとは普通に残りを使えます。
松脂の永遠の運命!壊れやすさからすこしはなんとかなりそうだと、、思ってはいたのですが、
やはり、実際に比べてみると、美しさは、この丸にかなわないのです

最初に天然熟成の松脂を復刻した時のあの美しさはmこの松脂ならきっとこの美しさに見合う音が出るのではない感じさせてくれたのです。
もしかしたら、まだ何名様からは持って運びにくい、とお小言が来るかもしれません、それでも、私としてはこの美しい音を感じさせるこの丸の形状で行くと決めました。
どうぞその事ご容赦くださいませ。
松脂工房光舜堂西野和宏&ほぉ・ネオ