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二胡工房 光舜堂

二胡を愛する全ての人へ

弦に付いた松脂は音の出を邪魔しますね。

2025-05-31 16:47:55 | 光舜松脂
あらゆる弓で音を出す楽器は、松脂を弓毛に塗ります。
その弓毛に付いた松脂は弦を擦るたびに弦に付着します。
そのまま置いておくと室内でも高めの温度ですと少し溶けます。
エアコンの空間などにそのまま入れば、冷えて固まります。
細かな粉であったのが弓毛にも、そして弦にも板状の個体になります。
ですから、ヴァイオリンでも二胡でもあらゆる擦弦楽器の弦は演奏が終わると弦を拭き取るように教わります。
最悪なのは弓毛についた松脂は弓毛をゴワゴワにしてしまい、綺麗な音を出しにくくします。
ですので弓毛を歯ブラシなどで擦る方もいるようです。
弦は拭き取れば何とか落ちますが、弓毛に付いた松脂はなかなか落ちません。
松脂の種類によっては弓毛にこびり付いた松脂を落とそうとすると、弓毛を傷めます。
松脂の中に含まれているオイルは弓毛にどうしてもこびり付いてしまい、本来なら細かな粒子が弦を振動させるのですが、粒子ではなく細かな塊になってしまいます。
そこで何カ月か、1年ぐらいすると弓毛を交換しなければならなくなります。
弦もですが、弓毛の傷みはこれらのことでより進行するようです。

光舜松脂に切り替えてから、弓毛の交換の頻度が減って来た方がとても多いようです。
光舜松脂は弓毛にも弦にもこびりつきませんから。
ですから楽器に付着た光舜松脂は軽く拭くだけできれいに取れます。
こんな効能も光舜松脂にはあるのですね。
更には弦は拭かなくてよい!
寧ろその方が、弦に付いた松脂がさらに細かくなり音に厚みが出てくるとのお話がありました。
このことは、光舜松脂の発売当初からのお客さんでもありFBでの友達でもあるYさんが、FBに投稿してくれています。
常識が変わります!
ありがたいことです。

松脂工房光舜堂西野和宏&ほぉ・ネオ
ベルリンのコントラバス奏者高橋徹さんのブログです。

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