【 西野二胡の買い時 】
「私が死んだら きっと、西野二胡を欲しくて買いに来る人が殺到するよ♪」
「そんな時にならなきゃ来ない輩にゃあ、売りませんよ!」
何年も前から店主とワタクシが繰り返しする会話です。
まぁ、店主の体力を見る限り、
そんな時が来そうなのはまだまだ先ですが(笑)
「西野さんはどんどん進化するから、いつ買ったらいいかを迷う」
とお客様達によく言われます。
「いつかは西野二胡、とは思っているのだけれど。。。」 と。
確かに。。。
それが二胡以外にも当てはまるとワタクシには分かっているから、
新商品は発表時期についてもっと慎重になるべき、と主張し、
店主といつも発売前に大喧嘩します。
困ったことにアノ方、自覚症状が無いからです。
( かく言うこの文章を書いている時にも「あんまり進化、進化って書くな」
と言い出し喧嘩になりましたw )
それでも会員の方々を始めとする一定数のお客様は、
「西野さんの物は良い」 と、いつも早々と新商品を手にして下さいます。
本当にありがたい事です。
ですから、福音弓を始めとする初期モノをお持ち下さる方々には、
極力手厚くアフターケアすることを心掛け、
福音弓に関しては、ご来店時に見せていただいた時などに
順次手を入れてバージョンアップしたりしています。
今後は毛替えのご依頼時などこちらの手元に届き次第で、
今の物と平均的レベルになるように追加加工していく所存です。
話戻って、西野二胡はと言えば、
店主が二胡製作を始めてから丸9年が経ちました。
今まさに脂が乗っている感じ。
( 製作だけでなく修理依頼の中国製の二胡でも、
どこをどう加工すればどのように直ったりレベルアップしたりするかが
解るようになり、皮の張替え時に内部改造することによって
西野二胡並みのグレードアップも可能になりました )
しかし、店主は満足しない。
本人、満足することが無いのに自覚が薄い? ( あーイライラするっ! )
まぁでも、”一胡入魂!”の想いで作っていますから、
西野にとっては、「どれもが一番」の子供(胡共)達なのでしょう。
しかしそれでも、やはり多くの方々は買い時を見極めあぐねます。
とは言え、店主の作る楽器の秀逸さを認めて下さる方々は多く、
実は、なにげに西野二胡は、全然積極的に売ろうとしていないのに、
地味にしっかり売れ続けています。
本人曰く「私は今まさに成熟期なんだ」 だそうですよ。
そして本人の感触では、あと5年間くらいがピークらしい。
最近の会心の作『明王』――のレベルが「スタンダードになるようにする!」
だそうです。
しかし成熟期は今、と言いながら、
実際は、8年モノをご愛用のO先生の超初期西野二胡の時点で、
既に”最先端のやまと二胡の構造”が当時から施されていました。
だからこそ1日4、5時間以上弾くO先生はそれを弾き込んで育て、
最新の物以上の深みのある音色を引き出したのでしょう。
最新モノに心移りしそうな西野二胡ユーザーさん、
お持ちの西野二胡をO先生のごとく1万時間も弾いていますか?
貴方の買い時は、貴方が買って下さった時だったのですよ?(笑)
一方、まだお持ちではなく、
でも本気で欲しいと思っていただけている方がいらしたら、、、
まぁ、今年70になるのに人並外れた強靭な体力の爺店主が
お里帰りアフターケアをし続けられる間にお求め下さいませ(笑)
じゃないと、その後は手に入りませんよ。
光舜堂の店番でありながら、その基本スタンスは”西野作品ファン”
である事の方にウエイトが大きいワタクシほぉは、
「万が一、私より西野さんが先に逝くようなことがあれば、
商品二胡は棺桶に一緒にギュウギュウに詰めて全部焼いてしまいますよ」
と何年も前からいつも、少々過激な宣言をしています。
本当に良い物が買いたいんですといっていながら西野二胡をかわないなんて
しんじられなーい、とおもってますから、(もちろん”中国好き”や
“本場好き“な方々にとっては中国製品こそが1番でしょうが)
“本物好き”、“良い物好き”なら、ここにこんなに良い楽器があるのに
えらばないなんてしんじられませんもん!
手に入らなくなりそうになってからかいにくるなんて、
そんなひとはゆるしませんっ!(つーん)
だから、「私は残った西野二胡に一切関与しませんから、
取っておきたいなら西野家のお嬢様達に言っといてくださいね!」
って事になってますから、ワタクシに問い合わせしてきてもむだですよ。
とはいえ、お嬢様達が継いだ時には商品は一つも残っていないでしょう、
今でもご注文に製作が追いつかないくらいですから。
光舜堂、7年経ちました。
130人以上の西野二胡のユーザーさんと、
初期を支えて下さった会員さん達と、
1000本超の福音弓を買って下さったユーザーさん達、
これまでご来店下さった皆様に ただただ感謝です。
買い時は、、、まだまだ当分続きそうです(笑)
「私が死んだら きっと、西野二胡を欲しくて買いに来る人が殺到するよ♪」
「そんな時にならなきゃ来ない輩にゃあ、売りませんよ!」
何年も前から店主とワタクシが繰り返しする会話です。
まぁ、店主の体力を見る限り、
そんな時が来そうなのはまだまだ先ですが(笑)
「西野さんはどんどん進化するから、いつ買ったらいいかを迷う」
とお客様達によく言われます。
「いつかは西野二胡、とは思っているのだけれど。。。」 と。
確かに。。。
それが二胡以外にも当てはまるとワタクシには分かっているから、
新商品は発表時期についてもっと慎重になるべき、と主張し、
店主といつも発売前に大喧嘩します。
困ったことにアノ方、自覚症状が無いからです。
( かく言うこの文章を書いている時にも「あんまり進化、進化って書くな」
と言い出し喧嘩になりましたw )
それでも会員の方々を始めとする一定数のお客様は、
「西野さんの物は良い」 と、いつも早々と新商品を手にして下さいます。
本当にありがたい事です。
ですから、福音弓を始めとする初期モノをお持ち下さる方々には、
極力手厚くアフターケアすることを心掛け、
福音弓に関しては、ご来店時に見せていただいた時などに
順次手を入れてバージョンアップしたりしています。
今後は毛替えのご依頼時などこちらの手元に届き次第で、
今の物と平均的レベルになるように追加加工していく所存です。
話戻って、西野二胡はと言えば、
店主が二胡製作を始めてから丸9年が経ちました。
今まさに脂が乗っている感じ。
( 製作だけでなく修理依頼の中国製の二胡でも、
どこをどう加工すればどのように直ったりレベルアップしたりするかが
解るようになり、皮の張替え時に内部改造することによって
西野二胡並みのグレードアップも可能になりました )
しかし、店主は満足しない。
本人、満足することが無いのに自覚が薄い? ( あーイライラするっ! )
まぁでも、”一胡入魂!”の想いで作っていますから、
西野にとっては、「どれもが一番」の子供(胡共)達なのでしょう。
しかしそれでも、やはり多くの方々は買い時を見極めあぐねます。
とは言え、店主の作る楽器の秀逸さを認めて下さる方々は多く、
実は、なにげに西野二胡は、全然積極的に売ろうとしていないのに、
地味にしっかり売れ続けています。
本人曰く「私は今まさに成熟期なんだ」 だそうですよ。
そして本人の感触では、あと5年間くらいがピークらしい。
最近の会心の作『明王』――のレベルが「スタンダードになるようにする!」
だそうです。
しかし成熟期は今、と言いながら、
実際は、8年モノをご愛用のO先生の超初期西野二胡の時点で、
既に”最先端のやまと二胡の構造”が当時から施されていました。
だからこそ1日4、5時間以上弾くO先生はそれを弾き込んで育て、
最新の物以上の深みのある音色を引き出したのでしょう。
最新モノに心移りしそうな西野二胡ユーザーさん、
お持ちの西野二胡をO先生のごとく1万時間も弾いていますか?
貴方の買い時は、貴方が買って下さった時だったのですよ?(笑)
一方、まだお持ちではなく、
でも本気で欲しいと思っていただけている方がいらしたら、、、
まぁ、今年70になるのに人並外れた強靭な体力の爺店主が
お里帰りアフターケアをし続けられる間にお求め下さいませ(笑)
じゃないと、その後は手に入りませんよ。
光舜堂の店番でありながら、その基本スタンスは”西野作品ファン”
である事の方にウエイトが大きいワタクシほぉは、
「万が一、私より西野さんが先に逝くようなことがあれば、
商品二胡は棺桶に一緒にギュウギュウに詰めて全部焼いてしまいますよ」
と何年も前からいつも、少々過激な宣言をしています。
本当に良い物が買いたいんですといっていながら西野二胡をかわないなんて
しんじられなーい、とおもってますから、(もちろん”中国好き”や
“本場好き“な方々にとっては中国製品こそが1番でしょうが)
“本物好き”、“良い物好き”なら、ここにこんなに良い楽器があるのに
えらばないなんてしんじられませんもん!
手に入らなくなりそうになってからかいにくるなんて、
そんなひとはゆるしませんっ!(つーん)
だから、「私は残った西野二胡に一切関与しませんから、
取っておきたいなら西野家のお嬢様達に言っといてくださいね!」
って事になってますから、ワタクシに問い合わせしてきてもむだですよ。
とはいえ、お嬢様達が継いだ時には商品は一つも残っていないでしょう、
今でもご注文に製作が追いつかないくらいですから。
光舜堂、7年経ちました。
130人以上の西野二胡のユーザーさんと、
初期を支えて下さった会員さん達と、
1000本超の福音弓を買って下さったユーザーさん達、
これまでご来店下さった皆様に ただただ感謝です。
買い時は、、、まだまだ当分続きそうです(笑)
というかまだ7周年?というくらい
充実したものづくりや発信をしておられますよね。
これからも頼りにしております!
店主を見ていると、つくづく、
『楽器作りは総合力を必要とする』という事を感じずにはいられません。
私は、店主が二胡をいじり出す前からの西野ファン&鞄持ちですので、
店主がそれまでの人生で極めながら通って来た、様々な仕事のジャンルと
学んで来た分野の知識の深さ(それでもごく一部)、を知っていますが、
ビックリするぐらい二胡作りにそれらのキャリア全てが活かされているのです!
生い立ち含め、幼少期から登校する前に研ぎ物をしてから学校へ通っていた
家庭環境の経歴からしても英才教育ですから、光舜堂としてはまだ7年ですが、
西野二胡と楽器修理技術は、『7プラス60年の技』だと思っています。
一方私は、部下&店番らしからぬデカい態度と言動のまま
7年過ぎまして、成長どころか老化現象だけがつき進む一方。。。
老眼はともかく物忘れの酷さだけは、
いつもお客様にご迷惑をかけてしまうので何とかしたいのですが。
今後とも光舜堂をどうぞよろしくお願いいたします。m(__)m