おじんの独り言

写真付きで気まぐれに日記や趣味、感じたことなどを書いてみたい

ムカデ(百足)にも恋の季節

2015-05-21 21:19:12 | 
虫でも探そうと桜並木を廻り幹の周りを探っていたところ、15㎝程もある巨大なムカデが2匹追っかけこをしていました。
喧嘩とか闘争ではなく、雰囲気からしてこれは恋のアタックだなと判りました。
追いかけている後ろのムカデが触角で前のムカデの2本ある尻尾?(爪があることを見ると最後の足かもしれません、しかし歩くためには使用していないようです)をチョンチョンと触り撫で撫でしているからです。しかし前のムカデは気がないようで無関心で嫌がり逃げているように見えました。
しばらく観察しているととうとう前のムカデは幹の窪みに潜り頭を隠してしまいました。後ろのムカデはチョンチョン撫で撫でを繰り返していましたが無反応です。変化が無いので他の虫を探しにその場を離れ、イシガケチョウの幼虫2匹を見つけました。
30分ほどしてして戻りましたがまだ先ほどの続きをしています。そうとう御執心のようです。めったにない機会ですので観察を続けたかったのですが午後から仕事の予定がありましたので時間切れで帰ることになりました。恋の結果がどうなったか?知りたいものですが残念でした。
私の目から見るとどうやら振られたように思いますが「私の情熱で彼女の情熱を湧き立たせて見せる」となって成就しているかもしれませんね。
ムカデのことを調査する目的で検索すると「ムカデ駆除」の記事が多く出てきます。害虫扱いになっているようです。
たしかに形からしてあまり好まれる格好ではありませんが、ゴキブリなどを捕食する益虫の面もあるようです。しかし咬まれると痛いですね。
釣り餌のミミズを採る目的で側溝の落ち葉を掻き分けていた時にムカデに咬まれた経験があります。腫上がりじんじん痛く熱をもちます。でも素手で掴まなければどうということはありません。

追っかけっこをしていたムカデ 前のムカデは穴に潜ってしまいました


チョンチョン撫で撫でをしている


途中で見つけたイシガケチョウの幼虫 最近は農薬で激減しているので保護のため持ち帰り飼育することにしました。
問題なければ2匹は確実に親になれるはずです。