きよちゃんの趣味悠々

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紀伊・散策②・・・「熊野三山」・・・

2006-09-14 08:07:29 | Weblog
紀伊地方散策の第二回目として「熊野三山」をUPが、「熊野三山」についての「豆知識?」をチョット・・・

「熊野三山」とは・・・紀伊半島南部の熊野にある「本宮」「新宮」「那智」の三つの聖地まとめて言う場合の総称・・・本宮は「熊野本宮大社」(主神は「家都美御子大神」:ケツミミコノオオカミ)、新宮は「熊野速玉大社」(主神は「熊野速玉大神」:クマノハヤタマノオオカミ)、那智は「熊野那智大社」(主神は「熊野夫須美大神」:クマノフスミノオオカミ)が、各々の聖地(和歌山県・本宮市、新宮市、那智勝浦町)に鎮座している。

平安時代中期の全国・主要な神社を列記した、「延喜式神名帳」に記載された「神社式内社」によると・・・本宮は「熊野坐神社」(クマノニマスジンジャ)として、新宮は「熊野速玉神社」として記載されているが、那智の名は載っていないと言う・・・それは、おそらく那智が神社ではなく「山岳宗教」の行場として認識されいたからだと考えられているようだ。    そして、本宮、新宮、那智はそれぞれ独自に「神」や「仏」を祀り、独自の「信仰形態」を持っていたと言われている・・・それが連帯関係を結び、一本化して「熊野三山」になったのは、「三山」と言う仏教的な呼び方からも解るように、仏教が大きな影響を与えたためだと言われている。

その後、本宮の主神は「阿弥陀如来」、新宮は「薬師如来」、那智は「千手観音」を「本地」とするとされ、本宮は「西方極楽浄土」、新宮は「東方浄瑠璃浄土」、那智は「南方補陀落浄土」の地であると考えられ、熊野合体が「浄土の地」としてみなされるようになってと言われています。


今回は、世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に多くの観光客が訪れているが、その「代表格」とも言える「熊野三山」(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)をUP・・・


「熊野本宮大社」①


「熊野本宮大社」②


「熊野速玉大社」①


「熊野速玉大社」②


「熊野那智大社」①


「熊野那智大社」②


「熊野三山」の中で、本宮(熊野本宮大社)は新宮や那智と比べ「重厚」な感じが・・・特に異なるのは「赤色?」を全く使っていない・・・やはり、本宮の貫禄か?・・・
それにしても「熊野三山」の歴史?変遷?には「感激」しました。

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