近所の公園に、資源ゴミのストックヤードが建てられた。
小さなプレハブの物置って感じ。
新聞紙、雑誌、空き缶を、24時間いつでも入れておけるらしい。
それを福祉施設の方で定期的に持って行き、お金に換えるということになるから、お互い良いことになる。
ということで、自治会の役員で設置を決めたらしいのだ。
そうなんだ。いいんじゃない?
と思ったのだが、どうもこの辺の住民達はそう考えていない人が多いようだ。
自治会長を呼んで、質疑応答の集会を持とうじゃないかということになった。
昨日の日曜日、その集会が開かれたのだが、その数日前に近所の暗黙のボスババアが案内書を持って家を回った。
ウチにもくつろいでいた夜にピンポン鳴らしてやって来た。
「あー、わかりました。行けたら行きます」
と言ったら、
「なるべく来るように」
と強く言われた。
えー、めんどくさい…
でも、来なかったねとか後々言われたらいやだし、仕方が無いので行って来た。
30人ほど集まっていた。
その面々は、確かに口うるさい怖そうなメンバーだらけ。
自治会長さんに対して、まあ怒る怒る。
24時間いつでも開いていれば、近くに住んでいるとガチャガチャうるさいのでは?とか、子ども達に危険があるんじゃないか、とか、いろいろ次から次と批判的な意見や質問。
しかも興奮して怒鳴ったような口調で。
自治会長さんは落ち着いて丁寧に答えていて、なんだかその様子が気の毒になった。
やはりそう思って見ていたのは私だけではなく、或る人が、
「あまり批判的にならないで、やってみないとわからないと思うんですが…」
と言った。
すると誰かが、
「じゃあお宅の前に設置すれば?」
と冷たくキツい口調。
何それ、ケンカ腰。ひどいもんだな。これだからおちおち自分の意見を言えないよ。
結局反対の人達が多くて、しばらくストックヤードは使用しないことになった。
そんなねぇ、環境汚染にでもなる施設が出来るわけじゃないし、なんであんなに住民達は怒るかね。
コロナ禍のご時世が続き、知らず知らず誰もがイライラしてきているのかもしれないなあ。
久しぶりにウチの県からも感染者が出た…