今日はいよいよウチの玄関の扉の取り替え工事。
(中から撮るとほんと暗い~)
(下の方なんてボロボロ)
あの黒い車はお隣の家の車。
この2m弱の狭い道を通って行かなければならない場所。狭くて車は通れない。
この、よそ様の裏の空き地が売り地になっているため、ここに建物が建っちゃうと、解体工事もままならなくなる。
2年前、義母が亡くなり、今は誰も居ない家。
えー!コンクリートのすき間から可愛い黄色い花1輪。
長年の劣化から真冬になると扉が凍ってしまい、2、3年前から開け閉めがしづらくなっていた。
昨年の冬など日中に雪かきをしていた間に扉が凍ってしまい、まったく開かずに焦った。
たまたま息子が中に居たので開けてもらえたが、今は息子はアパート暮らし。私は一人暮らしになってしまった。
ということで高い出費はつらいが、思い切って扉を取り替えることにした。
でも、8月にダンナが亡くなり、まだ4か月しか経ってないのにリフォームとかしていいのかな。
そのことが引っかかっていた。
ネットで調べると「関係ない、大丈夫」と書かれているサイトもあれば、「いや、喪中のうちは控えなければならない」と書かれていたり…
うーん…
でも、もっと寒くなってきて、扉が開かなくなったら大変なことだ。
そもそも喪中とは?
と調べたら、「1年」、「四十九日」、あるいは「自分の気持ち次第」といろいろあった。
じゃあ、「四十九日」「自分の気持ち」としよう。
四十九日は過ぎている。
自分の気持ちは、
そうね。寂しいとか悲しいとか後悔とかは今もある。
でもこの感情はきっと一生あるもの。きりがない。
それに今は、寂しいけど悲しいけど、私の人生も大事にしようという気持ちにもなっている。
それはきっと、気持ちに整理ができたということなんだろう。
だからね、古い扉よさようなら。
(中から撮るとほんと暗い~)
前から見たら、
(下の方なんてボロボロ)
玄関の扉の取り替えなんて、ただ扉を交換するだけでしょ?と簡単に考えていたがそうではないらしい。
昔と違って今の扉はサイズが大きいらしく、そのサイズに合わせて壁を壊すらしいのだ。
それに寒い地方仕様の扉は、どうしても簡単には済まないのかな。
断熱材のしっかりとした扉にしないとね。
それでもまだ気になって、昨日はダンナとダンナの両親が眠るお墓参りをして来た。
車で片道1時間半。
お墓参りをして、玄関先の工事をさせていただきますねと伝えて来た。
いいよ、ドアが開かなくなったら大変だものね。
と、きっとダンナは言っていると思う。
お墓参りのあと、空き家になっているダンナの実家を見に行った。
あの家がダンナの実家。
あの黒い車はお隣の家の車。
この2m弱の狭い道を通って行かなければならない場所。狭くて車は通れない。
裏から見ると、あの古~い家や小屋がそう。
この、よそ様の裏の空き地が売り地になっているため、ここに建物が建っちゃうと、解体工事もままならなくなる。
玄関先に行った。
2年前、義母が亡くなり、今は誰も居ない家。
玄関先のナンテンの木に、綺麗な真っ赤な実がなっていた。生き生きとして、まるでまだ誰か住んでる気さえ感じる。
あれ?
玄関前に黄色い花?
えー!コンクリートのすき間から可愛い黄色い花1輪。
なんだか泣けてしまう。
まるで義母がここに帰って来てるんじゃないかと。
この家の今後のことは、まだ持ち越しだな。